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ダイナー の商品レビュー

3.8

304件のお客様レビュー

  1. 5つ

    81

  2. 4つ

    105

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    7

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2013/06/04

強く怖い女の殺し屋紹介  ミステリーというより超非現実レストランを舞台にしたユニークな殺し屋たちの群像かな。グロいけど、なかなかに読ませる作品だと思う。  一気に最後まで読んでしまった。読ませるなぁ。使い捨ての殺し屋もなかなか味がある。楽しめた。

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2013/06/01

初めて平山先生の作品を読んだが想像と違ってそんなにグロくなかった。ただ一つ思ったのは終わりがすごく気になった。 ボンベロのバーガー食べたい。

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2013/05/31

ジューシーなパテが挟まった、湯気の立つハンバーガーがこれでもかと主張する、美味しそうな表紙に騙されてはいけません!汚い言葉遣いやグロ描写に嫌悪感を示すひとにはおすすめできない、本物の殺し屋たちと殺し屋の集う食堂(ダイナー)の話。私の場合は冒頭から引き込まれて、数時間で読破。ストー...

ジューシーなパテが挟まった、湯気の立つハンバーガーがこれでもかと主張する、美味しそうな表紙に騙されてはいけません!汚い言葉遣いやグロ描写に嫌悪感を示すひとにはおすすめできない、本物の殺し屋たちと殺し屋の集う食堂(ダイナー)の話。私の場合は冒頭から引き込まれて、数時間で読破。ストーリーも登場人物も魅力あるものだったけれど、グロ描写もこれだけあるとちと胸やけが。漫画化するそうですが、飛び散ったあれや腐りかけたそれをどこまでリアルに描くのだろう。

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2013/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

たまには長編小説でも、と思っていたら目に入った一冊。 帯の「文句なしの傑作だ!」という文句と湯気の立つハンバーガーの表紙が目立っていた。 読み始めてすぐに、何だこのアメリカンエンタメの安っぽい焼き直しみたいなのは!と思ったが徐々に引き込まれた。 いつでも生きるか死ぬかの瀬戸際で何だかんだ生き残るカナコ。 次々にキャンティーンを訪れる殺し屋たち。 要所要所で出てくるボンベロの美味しそうな料理。 イケメン・スキンがカナコを救ってくれると思ったのにあっさり死んでしまうし、展開が全然予想できなくて面白かった。 物語終盤で登場する九がとてもいいキャラで、終盤で出てくるのがもったいないくらい。カナコが「あなた、あそこは倉庫じゃないのよ」と言うところでは思わず笑った。 ボンベロのカナコに対する態度の軟化が急激すぎる気もしたが、 それだけ菊千代が大事ってことだろう。 なかなか面白かったし読後感も良かった。

Posted byブクログ

2013/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

血と暴力と死に塗れた物語。頭の中で想像することを拒否したくなるような描写が冒頭から続く。それなのに怖いもの見たさに近い感覚で先へ先へと読まされてしまった。 食欲を減退させるような描写も多いのに、話の中に出てくる肉汁したたるハンバーガーはどれも美味しそうで、かぶりつきたくなる。 後半に入ってからは、血なまぐささだけではない別のテイストも入ってきて、小憎らしい。こんなの、カナコとボンベロと菊千代を応援せずにはいられないじゃないか。 余韻を残すラストもよかった。あぁ、ごちそうさまでした。

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2013/05/07

グロテスクなシーンの直後なのに読んでいてお腹が空く作品は初めて!キャラクターも個性的で次はどんな殺し屋が出て来るのだろうと気になって一日で読み終えてしまいました ボンベロのハンバーガー、一度食べてみたいものです

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2013/05/05

どんどん引き込まれる。ふと我に返ると、平和な自分の世界に安堵する。描写がとにかくリアル。それはボンベロの作る料理であったり、目の前で人が殺したり、殺されたり…。色や臭いや肌の感触が、手に取るようにわかる。怖いし切ない。けれど、あたたかい物語だと思う。

Posted byブクログ

2013/05/02

☆解説☆ ほんの出来心から携帯闇サイトのバイトに手を出したオオバカナコは、凄惨な拷問に遭遇したあげく、会員制のダイナーに使い捨てのウェイトレスとして売られてしまう。そこはプロの殺し屋達が束の間の憩いを求めて集う食堂だった…ある日突然落ちた、奈落でのお話。 ☆感想☆ 設定は斬新で...

☆解説☆ ほんの出来心から携帯闇サイトのバイトに手を出したオオバカナコは、凄惨な拷問に遭遇したあげく、会員制のダイナーに使い捨てのウェイトレスとして売られてしまう。そこはプロの殺し屋達が束の間の憩いを求めて集う食堂だった…ある日突然落ちた、奈落でのお話。 ☆感想☆ 設定は斬新であり、またキャラも一人ひとりが立っていて、次はどうなるのか?と先を読ませる力があるように思う。特にキッドの描写、背景には引き込まれた。しかし、結局何が言いたいのかは謎。個人的には好みではない。 ◎2013.5.1〜5.2

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2013/04/28

文字を読んでるだけなのに、映像を見るより辛いことってあるんだ…と本気で思った作品です。描写が凄いリアル。グロテスク。とにかく凄い。 あまりのリアルさにページを捲ることがなかなかできず(特に前半)、たった一冊読破するのに1週間以上かかりました。前半は本当にしんどかった…。 しかし...

文字を読んでるだけなのに、映像を見るより辛いことってあるんだ…と本気で思った作品です。描写が凄いリアル。グロテスク。とにかく凄い。 あまりのリアルさにページを捲ることがなかなかできず(特に前半)、たった一冊読破するのに1週間以上かかりました。前半は本当にしんどかった…。 しかし話が進むほどに読んでしまうという不思議な作品でもあります。 と言うか、めげずに読み終えて良かった!です。 最後あんなに泣きそうに(良い意味で)なるなんて、読み始めた時は予想しなかったなぁ。 グロテスクな描写の反面、ボンベロの料理も凄いリアル!読んでてお腹が空いてきます。文字の表現力が圧巻。 途中から出てくる菊千代が、いつの間にかとても可愛く思えてくるのもポイントです。

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2013/04/28

低俗な内容だが、展開が早いので読んでいて飽きない。ヤクザのいる新宿の雑居ビルあたりが設定場所となっているのに、何故か登場人物は主人公を除いて全部メキシコあたりにいる名前ばかり。これも読者を引きつけている理由の一つだろう。 これを機に平山夢明の本を読んでみたい。

Posted byブクログ