風の海 迷宮の岸 の商品レビュー
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子どもの頃の泰麒がかわいい。自分の気持ちに気づくって、実は難しい。 王と泰麒の二人はどうなってしまったのか、シリーズの新作がでてほしい・・・。
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一気によんでしまった。架空の世界のはずなのにものすごく確固たるものを感じる。ひとつの世界を創造したようなものか。すごい。ひたすら感嘆しつつ、しかも面白いのだからいうこともない。 もう一回、魔性の子を読まなければ!
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エピソード0「魔性の子」の泰麒の話。 その「神隠し」にあっていた10歳の頃の。 魔性の子から読んだので、なにがなんだか全く!!!だったのが、風の海~を読んで納得つながった。 魔性の子を読んでいた時点では、とにかく怖いと言うか・・・イミフだった汕子のこととか。が、わかって。 で...
エピソード0「魔性の子」の泰麒の話。 その「神隠し」にあっていた10歳の頃の。 魔性の子から読んだので、なにがなんだか全く!!!だったのが、風の海~を読んで納得つながった。 魔性の子を読んでいた時点では、とにかく怖いと言うか・・・イミフだった汕子のこととか。が、わかって。 で、陽子と会う前の景麒も出てくるので、少し十二国の世界が分かり始めてくる感じ
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十二国記・エピソード2。 エピソード0の『魔性の子』とつながる、戴国の麒麟・泰麒の話。 これも前作に続き、アニメで見てるので内容を知っているお話。でもアニメでは‘音’だけで漢字が判らなかったものも結構あったので、こういう字だったんだと判ったものが多い。 アニメを見てるときにも思...
十二国記・エピソード2。 エピソード0の『魔性の子』とつながる、戴国の麒麟・泰麒の話。 これも前作に続き、アニメで見てるので内容を知っているお話。でもアニメでは‘音’だけで漢字が判らなかったものも結構あったので、こういう字だったんだと判ったものが多い。 アニメを見てるときにも思ったのだけど、泰麒は10歳よりも幼く感じる。身近に10歳の男の子の知り合いなんていないから比べようはないんだけど(汗) それにしても、この後どうして、『月の影~』で聞くような状態になってしまうのか、アニメでやっていない‘つづき’を早く読みたい。
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シリーズで一番好きな泰麒の巻。この間を読むことで、『魔性の子』のホラーの意味が分かってしまう。『風の海 迷宮の岸』を読んだ後に『魔性の子』を読むと、ホラーではなく、泰麒を守りたいと思う白汕子と傲濫の気持ちがわかってしまい切なくなってしまう。 ストーリー的には、家に居場所がなく家だと与えられた蓬山でも何もできない泰麒が苦しむ様子が悲しい。育ててくれ、愛情を与えてくれる女仙になにしてあげられない・転変もすることができない・王気もわからないといったことに悩んでいく泰麒にとっても共感できてしまう。さらに、その泰麒を慰め・教えてあげる景麒がとってもいいお兄ちゃんであり、そのような人が自分にもいれば良いのに、と思った。また、景麒の素性・個性がなかなか出てこなかった『月の影 影の海』と違い、景麒の性格の描写等がいっぱい出て来てうれしくも思った。 そして、王を選んでもその選択を後悔してしまう泰麒も愛おしい。その誤解を解こうとする麒麟の同類愛(笑)もほほえましい。しかし、この後のストーリーを知っているので、この泰麒・驍宗というペアがまた離れ離れになってしまうことを想うと更にさびしい。 余談だが、小野不由美先生の十二国記最新刊が、泰麒の話であってほしいと思っているが・・・
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10歳の(日本で普通の子供として育てられた)少年にとって、 中々酷な環境の変化である。 泰麒の性格もあって、周辺の人物の愛情が ひしひしと伝わってくる一方、 蓬山の中で女仙たちに育てられているだけで 指令ももてない、転変もできないという閉塞感も 途中まで泰麒を通して感じてしまう。 驍宗の登場をトリガーとして泰麒は 大きな成果を出すけれども、 いまいちすっきりした感じが出ない。 (魔性の子を先に読んでるからか?) この作品単品では手放しで感動できなかった。 続編に期待。
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新装版を購入したので再読です。 ハラハラドキドキするところと、 ほんわか、ほっとするところと、 交互に訪れて、ぐんぐん読み進めることができます。 饕餮と対峙するところは 動きらしい動きというものはほとんどないのに 本当にスリリングです。 王を選ぶ際の、泰麒の心の痛みに こちら...
新装版を購入したので再読です。 ハラハラドキドキするところと、 ほんわか、ほっとするところと、 交互に訪れて、ぐんぐん読み進めることができます。 饕餮と対峙するところは 動きらしい動きというものはほとんどないのに 本当にスリリングです。 王を選ぶ際の、泰麒の心の痛みに こちらもつらく、かなしく、どうしようもない思いにとらわれます。 いやー、面白いです。
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いうまでもなく最高です。 ただ、この話はまだまだこれからが問題になってきますからこれからにとっても楽しみです。
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