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風の海 迷宮の岸 の商品レビュー

4.4

358件のお客様レビュー

  1. 5つ

    159

  2. 4つ

    123

  3. 3つ

    34

  4. 2つ

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2014/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

十二国記シリーズ第2巻。前半は単調に感じた。一巻だと謎に包まれている神秘的な場所という印象だったから黄海が舞台だったのは意外。実際に蓬蘆宮に住んでいる女仙たちはそんなに浮世離れしているという感じでもない印象だった。  泰麒が泰王を選ぶところから先が気になって一気に読んだ。最後に「魔性の子」につながるのかと思ったけど一巻と同じく新しい王朝ができるところで終った。三巻以降もこの流れなのか、それとも違う展開になるのか。

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2014/01/31

十二国記シリーズ第2巻 昔から好きなシリーズなのですが、新潮文庫から新装版が出たのでまた読み返してみました。 特にこの「風の海 迷宮の岸」は一番のお気に入りの物語です。「魔性の子」に続くお話としても楽しむことができます。

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2014/02/01

月の影影の海よりも面白いと感じたなあ、ハラハラするところでは気づくとばばばとページをめくっている感じで引き込まれました!!本当に独自の世界が素晴らしいなとおもいます! 泰麒かわいい!! 素直で優しくて思いやりがあって…こんな子供はいないなあ…!

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2014/01/13

魔性の子で描かれた、高里の物語。 泰麒が王を選んでから即位式までの葛藤にどきどきしたけど、最終的に良い形でおさまって安心した。このあと、また蓬莱に行ってしまうのかな?そう思うと複雑…

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2017/03/31

泰麒かわいいよ泰麒。 泰麒にショタ萌えして、景麒のツンデレっぷりに萌える。とか書いたらなんかものすごく低俗な感じに… どんどん読めてしまう、迫力あるファンタジーでした。また十二国記買おう。 20170330読了。

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2013/12/10

いや~、面白いです。 先に魔性の子を読んでいるので高里の空白の一年が垣間見れて。 六太もでてるし(笑)、次は月の影影の海、景麒・・・。 この景麒なのかなぁ、う~ん楽しみ。

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2013/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「魔性の子」の高里が神隠しにあっていた期間=故国十二国に帰っていた時期のお話。 第一巻の陽子の物語では触れられていなかった麒麟の出生と王を選ぶまでのお話で、設定説明のための巻という印象。 十二国と蓬莱(日本)の決定的な違いである”子供が木に宿る”ことの説明や麒麟の生態についてなど細かな説明があり疑問に思っていた部分がすべて解決しました。十二国の設定の緻密さとファンタジーだけど説得力があるリアリティに驚きます。 泰麒が傲濫と対峙する場面が緊張感があって面白かったです。

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2013/10/31

新潮社版 十二国記 エピソード2 エピソード0 『魔性の子』 で主役だった高里要の神隠し時代のお話です。 中盤辺りまでほのぼのな展開ですが、幼く無邪気な子供が大人の期待に応えようとする様や、その使命の重圧、罪の意識に捕らわれていく心理描写が見事です。 これ読んだ後にもう一度...

新潮社版 十二国記 エピソード2 エピソード0 『魔性の子』 で主役だった高里要の神隠し時代のお話です。 中盤辺りまでほのぼのな展開ですが、幼く無邪気な子供が大人の期待に応えようとする様や、その使命の重圧、罪の意識に捕らわれていく心理描写が見事です。 これ読んだ後にもう一度 『魔性の子』 を読み直したくなります。

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2013/10/10

番外編「魔性の子」の続編・・というか、更に前の出来事。高里少年が10歳の時、神隠しに遭ったという空白期間が描かれている。 泰王践祚で物語は終わるが、その後の戴国(泰麒は日本へまた戻ってしまうので)が物凄く気になる!

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2013/10/05

戴国麒麟・泰麒の物語。 「魔性の子」と対をなす本章は、神隠しにあった高里要が、本来の生まれ故郷に戻り、王を選ぶまでが描かれる。 それにしても、本来祝福されて生まれ育つはずだった、泰麒は全くもって苦難の道をゆくことになってしまった。 あちらの世界においても、家族や友人に馴染めず自...

戴国麒麟・泰麒の物語。 「魔性の子」と対をなす本章は、神隠しにあった高里要が、本来の生まれ故郷に戻り、王を選ぶまでが描かれる。 それにしても、本来祝福されて生まれ育つはずだった、泰麒は全くもって苦難の道をゆくことになってしまった。 あちらの世界においても、家族や友人に馴染めず自省の念に駆られ、こちらの世界に戻っても、麒麟という存在が理解できず悩む。 しかし、その悩みもがく姿はまさに人そのものです。だからこそ、共感を覚えたり、逆にもどかしく感じたりもします。驍宗は、素晴らしい人物であると思うが、出来上がり過ぎて共感はしにくい。 泰王を選び、泰に下った2人。人知れず後悔の念に苛まれる泰麒に、一芝居うつシーンは面白かった。 即位の儀では、罪悪感なく務めを果たせる幸福をようやく得ることができた泰麒、感慨深いものがあります。

Posted byブクログ