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一億総ツッコミ時代 の商品レビュー

3.7

104件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

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2017/10/24

自分から何かを発信することはできているのか?他人の発信物にいちゃもんつけるだけになっていないか?メタな視線だけ持って批評だけしてないか?ベタとわかっても自分本位で何かに打ち込めているのか? そんな内容を ツッコミなんて誰でもできる,それは楽だけど面白くないしみんなもっとボケよう ...

自分から何かを発信することはできているのか?他人の発信物にいちゃもんつけるだけになっていないか?メタな視線だけ持って批評だけしてないか?ベタとわかっても自分本位で何かに打ち込めているのか? そんな内容を ツッコミなんて誰でもできる,それは楽だけど面白くないしみんなもっとボケよう とお笑い芸人の筆者らしく読者に訴えている

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2017/04/10

p23 世の中を楽しくするはずのバラエティ番組。その空気が日本中に蔓延してしまい、今度はお笑いを強要されるような世の中にもなっている。だから、逆に息苦しくなってしまっている。 p34 自分はツッコまれないように、つまりボケをやらないように気をつけながら、ツッコミを入れるわけです...

p23 世の中を楽しくするはずのバラエティ番組。その空気が日本中に蔓延してしまい、今度はお笑いを強要されるような世の中にもなっている。だから、逆に息苦しくなってしまっている。 p34 自分はツッコまれないように、つまりボケをやらないように気をつけながら、ツッコミを入れるわけです。ツッコミだけを入れていれば、安全な場所から他人を攻撃できます。 p35 ボケる人は多くありません。ボケはそれなりの勇気と技術が必要だからです。でもツッコミならばかんたんにできる。とてもカジュアルに使うことができるのです。

Posted byブクログ

2017/03/11

3年ぶり位に読んだ。ツッコミ過多な風潮は変わらないけれど、少しずつ、ベタに生きている人が増えているような気がしている。ツッコミだけしてないで面白いことしようよ、という主張は常に心に留めておきたい。

Posted byブクログ

2017/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017/01/05 ボケよう! ツッコミとは言うが、監視と批判の世界になってしまった 寛容さはどこへ

Posted byブクログ

2016/12/25

マキタスポーツこと槙田雄司による、現代日本を分析する一冊。 現代は突っ込み過多社会であるという著者の分析は的を射ており、それにより結果として多くの人は自分の首を絞めているというのも納得。 そして、ツッコミ→ボケ、メタ→ベタへの転向を進めるのも理解できた。

Posted byブクログ

2016/02/07

先日読んだ若林正恭「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」で紹介され、興味を持った一冊。初めての槙田雄司=マキタスポーツ。 ネットで気に入らない発言を罵倒し、嫌いな芸能人のブログを炎上させる・・・ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミを加え、自分は何もしないけれど...

先日読んだ若林正恭「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」で紹介され、興味を持った一冊。初めての槙田雄司=マキタスポーツ。 ネットで気に入らない発言を罵倒し、嫌いな芸能人のブログを炎上させる・・・ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミを加え、自分は何もしないけれど他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難を繰りかえす・・・ 一般人が評論家、マスコミ面した風潮に警鐘を鳴らし、新たな提言をした内容です。書いてある事はもっともで、大変興味深く面白いのですが・・・新書としては少し軽い感じ?もう少し深い、或いは尖った内容を期待していたので、若干の肩透かし感が・・・

Posted byブクログ

2016/01/13

ボケ:神輿を担ぐ=自分でやる。ツッコミ:神輿に乗っている人を写メる=周りで見ているだけ、時には野次を飛ばす。そんな意味合いでの一億総ツッコミ時代というタイトルだと思っています。著者がお笑い芸人のため、オリンピックはボケ、西洋文化はツッコミ文化など、あまり考えない視点からボケとツッ...

ボケ:神輿を担ぐ=自分でやる。ツッコミ:神輿に乗っている人を写メる=周りで見ているだけ、時には野次を飛ばす。そんな意味合いでの一億総ツッコミ時代というタイトルだと思っています。著者がお笑い芸人のため、オリンピックはボケ、西洋文化はツッコミ文化など、あまり考えない視点からボケとツッコミが論じられているのは面白いです。ただ、基本的にはツッコミ(批判、揚げ足取り)ばかり入れていないで、自分からボケてみよう(行動する)という主張に終始していて200ページも使うほどの内容ではないように感じました。

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2015/07/02

一億総ツッコミ時代  (星海社新書) 2012/9/26 著:槙田 雄司 著者は、芸名牧田スポーツ。芸人、ミュージシャン、コラムニスト、俳優。 芸人としては、音楽的造詣をもとにした音曲ネタである「作詞作曲ものまね」を得意とし、各方面にて活躍中。 「お笑い」は常に世の中と添い寝...

一億総ツッコミ時代  (星海社新書) 2012/9/26 著:槙田 雄司 著者は、芸名牧田スポーツ。芸人、ミュージシャン、コラムニスト、俳優。 芸人としては、音楽的造詣をもとにした音曲ネタである「作詞作曲ものまね」を得意とし、各方面にて活躍中。 「お笑い」は常に世の中と添い寝をしている。その「お笑い」が世の中を反映していくなかで、供給が過ぎた結果、ある現象が起きている。それは、皆が「ツッコミ」になってしまったことである。みんなが同じ行動をして一方的に進んでいるのは、「ツッコミ」があまりにも勢力を拡大してしまったからであり、著者はそれを「一億総ツッコミ時代」と名付けた。 その時代を生き抜く方法として ①「ツッコミ志向」から「ボケ志向」になること ②「メタ」から「ベタ」への転向 上記を根底として本書は以下の6章にわたりその時代についてぶった切っている。 ①バラエティ番組化した日本 ②「ツッコミ高ボケ低」の気圧配置が生む閉塞感 ③ツッコミが支配した空気にどう対処すべきか ④現代社会はボケ不足 ⑤メタでソーシャルなセルフブランディングに疲れた人々 ⑥民主主義より資本主義より「面白さ至上主義」 おもしろい。あっという間に読み終えた。 著書名がインパクトがある作品の多くは題名負けしたり、テーマには少ししか触れずに違った方向へ進むものが多いものの、本書はそれとは違い、始まり方終わりまで著者の一億総ツッコミ時代に対してツッコミまくった秀逸な作品。 著者のツッコミは攻撃ではない。提言でもあり、俯瞰してみているだけではなく、自らその中にいたことを認めそして次のステージへと進んでいく過程について生み出された考えを紹介している。 1億総ツッコミ時代というだけあって私もその1億に入っているのであろう。それを受け止めつつ、著者がいう次のステージへ向かう方法についても意識して行動してみようと思う。 軽い気持ちで読んだものの今年読んだ本の中でベスト3には食い込んできた作品。

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2015/06/22

ツッコミ過多なのは同意できるな。でも、一辺倒にボケに回るのではなくて、ツッコミにもボケにもなれるユーティリティープレイヤーになることが大事なんじゃないだろうか。。

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2015/04/19

「一億総ツッコミ時代」とは言い得て妙。まさにその通りだと思います。しかし肝心のではどうすればよいのか?という部分がふわっとしていてよく分からない。痒い原因は分かったけどその部分に手が届かない、そんな読後感でした。

Posted byブクログ