デッドマン の商品レビュー
好きか好きじゃないかは別として、一気に読めたので、面白かったのだと思います! そういう状況のくせになんか軽いなぁ、展開がスルッとしてるなぁと思ったけど、まぁ最終的にそういうことかと。 はちゃめちゃなSFチックとか、うまいこと逃げ道探して収束させるのかと思いきや、一応なんとか納得...
好きか好きじゃないかは別として、一気に読めたので、面白かったのだと思います! そういう状況のくせになんか軽いなぁ、展開がスルッとしてるなぁと思ったけど、まぁ最終的にそういうことかと。 はちゃめちゃなSFチックとか、うまいこと逃げ道探して収束させるのかと思いきや、一応なんとか納得いく形で風呂敷を畳めたような気がします。
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島田荘司先生の「占星術殺人事件」をリスペクトした作品。 身体の一部を持ち去る6件の猟奇殺人事件が起き、持ち去ったパーツを結合させ一人の人間を創り出す。魔術かSFか。スピード感もあって設定が面白くて一気読み。ロボトミーなどまだまだ手探りであっただろう昔の医療。改めてその悲惨さと...
島田荘司先生の「占星術殺人事件」をリスペクトした作品。 身体の一部を持ち去る6件の猟奇殺人事件が起き、持ち去ったパーツを結合させ一人の人間を創り出す。魔術かSFか。スピード感もあって設定が面白くて一気読み。ロボトミーなどまだまだ手探りであっただろう昔の医療。改めてその悲惨さと恐ろしさを思うのだけれど、最後はただただ切なかった。面白かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
不思議な雰囲気の作品。 最後には悲しさ、やりきれなさが残りました。 最初から最後まで、登場人物の記憶喪失(錯誤?)もあってか、出てくる遺体の状況は凄惨なはずなのに、おどろおどろしさは感じない。必要以上に好奇心を手当たり次第に刺激されることもなく、気持ちの良い読書体験。 主人公とともにだんだんと気づいていけて、最後に一緒に答え合わせをしていくのが気持ちよかった。
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登場人物と展開が漫画みたいだな、という感想です。 タイトルの正体がわかるまでが一番面白かった印象です。
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頭部だけなくなった死体と胴体だけなくなった死体と右足左足右手左手だけそれぞれなくなった死体。計6死体が次々と発見される連続殺人が発生。 それぞれの死体を組み合わせて生き返らせたデットマンという男と、事件の謎を追う刑事たちのパートが交互でテンポ良く読み進められて面白かった。 昔、...
頭部だけなくなった死体と胴体だけなくなった死体と右足左足右手左手だけそれぞれなくなった死体。計6死体が次々と発見される連続殺人が発生。 それぞれの死体を組み合わせて生き返らせたデットマンという男と、事件の謎を追う刑事たちのパートが交互でテンポ良く読み進められて面白かった。 昔、本当にあったという精神外科手術の話は恐ろしかった。
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SFかと思ってたが、すっかり騙された。しかも気持ち良い騙され方。これが初作とは思えない位完成度が高かった。こういうのに出会えるとは読者冥利に尽きない。
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新人さんだと思って油断していたらびっくり!ぐぐっとつかまれページをめくるのが楽しくて仕方ありませんでした。ちょうど「占星術殺人事件」を読んでそれほど時間がたっていなかったのでそれをリスペクトして書かれているのはすぐわかりました。題名の意味するところ。そうしなければならなかった理由...
新人さんだと思って油断していたらびっくり!ぐぐっとつかまれページをめくるのが楽しくて仕方ありませんでした。ちょうど「占星術殺人事件」を読んでそれほど時間がたっていなかったのでそれをリスペクトして書かれているのはすぐわかりました。題名の意味するところ。そうしなければならなかった理由。巧妙に隠されているもの。ある程度想像できてしまう部分やちょっとご都合主義と思えた所はありましたがそれでもよく考えて作りこんであると思います。キャラも生きていて、しっかり楽しめました。これからが楽しみですね。
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いやーこの作品も面白かった。とてもデビュー作とは思えない。奇想天外なネタだ。首を切られた頭部だけで生きているはずがないのに、思わずいや生きているのだろうか?とその後の展開を期待してしまうほど話の展開が面白い。
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第32回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 01 日記 02 勃発 03 帳場 04 結成 05 覚醒 06 連鎖 07 蘇生 08 膠着 09 少女 10 推理 11 接触 12 自立 13 過去 14 執念 15 宣告 16 説得 17 凶器 ...
第32回横溝正史ミステリ大賞受賞作。 01 日記 02 勃発 03 帳場 04 結成 05 覚醒 06 連鎖 07 蘇生 08 膠着 09 少女 10 推理 11 接触 12 自立 13 過去 14 執念 15 宣告 16 説得 17 凶器 18 対決 捜査本部長代行を拝命した捜査一課の警部補・鏑木は、後輩の姫野、同期の正木、科学捜査研究所の澤田と共に、6人連続殺人事件に挑む。 事件は体の一部がそれぞれ持ち去られ、持ち去られた身体をつなぎ合わせた人間・デッドマンからの接触で大きな展開を迎える。 デッドマンからの情報にある過去の裁判記録と被害者同士の接点、そしてデッドマンが話す少女と女医との関係は? 想像を絶する事件の深さに読者は震撼する。
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第32回横溝正史大賞受賞作。 頭を持ち去られたり、腕を持ちされれたりの殺人事件が発生。被害者たちに共通点は見当たらない。 一方、軽井沢らしきところ。高坂紫苑という名の医者のもとで入院しているらしい若者。18歳の娘に会い、その殺人事件を知る。自分の体は持ちされれたパーツを使用して、作られたものなのでは? アゾートといえば、ロボトミーといえば、島荘だ。いいねぇ。溺れる人魚は泣けるんだわ。 面白半分に手術するって、とうよ?いくら昭和でもねぇ。とか思ったりするが。悪者が大変悪者。でも、殺しちゃいけない、刑事だもん。 島荘好きだから、なんかこの小説嬉しいわ。
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