生きるぼくら の商品レビュー
美味しいお米で作ったおにぎり食べたいー!となる1冊 酷いいじめにあって引きこもりだった「人生」が、母に捨てられてから頼った蓼科の祖母と、そこでの生活で成長していくお話。 お米が美味しそうで美味しそうで…。 長野の、広大な敷地に広がる畑や田んぼの風景が目に浮かぶようだった。本...
美味しいお米で作ったおにぎり食べたいー!となる1冊 酷いいじめにあって引きこもりだった「人生」が、母に捨てられてから頼った蓼科の祖母と、そこでの生活で成長していくお話。 お米が美味しそうで美味しそうで…。 長野の、広大な敷地に広がる畑や田んぼの風景が目に浮かぶようだった。本の表紙になっている絵の元となった御射鹿池に、初夏になったら行きたくなった!
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桜はまだ満開じゃ無いですがw ってな事で原田マハの『生きるぼくら』 24歳になっても引き篭もりをしている人生君が母親にも見放され、ほんとに1人ぼっちになってしまった。 母が置き残した年賀状の中に離婚した父親方の祖母からの年賀状1枚があり、何となく其処へ行く為に部屋から飛び出...
桜はまだ満開じゃ無いですがw ってな事で原田マハの『生きるぼくら』 24歳になっても引き篭もりをしている人生君が母親にも見放され、ほんとに1人ぼっちになってしまった。 母が置き残した年賀状の中に離婚した父親方の祖母からの年賀状1枚があり、何となく其処へ行く為に部屋から飛び出した人生君は……。 . そこで待ち受けてた人々との心温まるお話w 昔、家でも米作ってたなぁ。 新米のオニギリ食べたくなった♪ 2016年18冊目
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引きこもり4年。突然、同居していた母が家出した。 残された年賀状を頼りに、祖母に会いにいく。 がむしゃらに、少しずつ進もうともがく彼らを応援したくなる。 支えられる人、支える人、それぞれの人生に人間味あふれていて、穏やかな気持ちになれる本だった。
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梅干し、おにぎり、母、おばあちゃん、すべてが自分の人生を指すようで、、暖かく、懐かしく、大好きな家族の時間を思い出しました。人生(という名の主人公)は引きこもりから段々と地に足を着けて、根を張って成長し始める。自然に囲まれ、認知症のおばあちゃんと共に。生きるぼくら、というタイトルにふさわしい、弱いナヨナヨな苗が強くたくましく育っていくかのようなお話でした。心温まる、爽快感もあるお話でした
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人生のどん底から這い上がる時、やはり誰かの支えが必要になる。それは一番身近な家族なんだと思う。米作り、認知症のおばあちゃんの介護。全ての出来事には必ず人とのつながりがある。 結局、人は1人では生きていけないんだ!
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大好きな原田先生の小説。 出だしが引きこもりから始まるので読み始めるまでに時間がかかったけど、読み始めたら一気に夜中まで読んでしまったw 内容的には、引きこもりも認知症もいつ降りかかってきてもおかしくない。 一人ぼっちになった孫たちがおばあちゃんを慕い、田舎の温かさに触れながら変わっていく。 贅沢を言えば、最後孫同士ハッピーエンドまで描いて欲しかったけど、想像力でハッピーエンドにもっていけるな 気付き 立ち止まる経験をしても差し伸べられた手を掴み、目の前のことを精一杯誠実にすれば道は開ける。たくさんの人たちが助けてくれる。 人生って素晴らしい。
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お前が何を言う!って感じだが、原田マハっぽくない作品。 ただ、米作りのことはわからないが、とてもほっこりした気持ちになった。仕事ストレスから解放してくれた一冊。
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悪くないんだけど、そんなによくもないかな…。なんか、想像できる内容だった。認知症、引きこもり、離婚等々、 色々な家族の形態があること、父の優しい嘘が、いいね。という感じ。
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うーーんなんだろう。 稲作を通じて若者たちが成長する物語。「良い話」ではあるんだけど、あ、ここで泣かせようとしているな?というのが見え見えだったり、そんな簡単にいくかよ…という展開だったり、所々で単純なんだよなぁ。同著者の「スイートホーム」を読んだ時にも似たような気持ちになった。...
うーーんなんだろう。 稲作を通じて若者たちが成長する物語。「良い話」ではあるんだけど、あ、ここで泣かせようとしているな?というのが見え見えだったり、そんな簡単にいくかよ…という展開だったり、所々で単純なんだよなぁ。同著者の「スイートホーム」を読んだ時にも似たような気持ちになった。中学生くらいの時に読んでたら素直に受け止められたかもしれない。面白くない訳じゃないけど私には合わなかった。
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原田マハさんの作品は いつも舞台が目に浮かぶ。 美術系の作品は その作品の息づかいが聞こえる。 その中で、この作品は 信州の山々と田んぼに匂いがするようだった。 米作りや 祖母を含めたさまざまな人々との出逢いを通じて 成長していく人生くんの姿を描いた どこまでもあたたかな物語...
原田マハさんの作品は いつも舞台が目に浮かぶ。 美術系の作品は その作品の息づかいが聞こえる。 その中で、この作品は 信州の山々と田んぼに匂いがするようだった。 米作りや 祖母を含めたさまざまな人々との出逢いを通じて 成長していく人生くんの姿を描いた どこまでもあたたかな物語は 故郷へのノスタルジーや母への想いも相まって 静かな感動と生きる美しさを届けてくれた。
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