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生きるぼくら
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2012/09/14 |
| JAN | 9784198634711 |
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生きるぼくら
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商品レビュー
4
259件のお客様レビュー
斜に構えた私にはいい人たちが少しくすぐったく思えるが、あったかい話でよかった。 周囲の人たちとの関わりを通じて成長する2人が微笑ましい。 自分も今の環境から飛び出して、全然違う生活とかしてみようか。そしたら見えるものもあるかもしれない、とか思ったり。 最近たまたま認知症の人が出...
斜に構えた私にはいい人たちが少しくすぐったく思えるが、あったかい話でよかった。 周囲の人たちとの関わりを通じて成長する2人が微笑ましい。 自分も今の環境から飛び出して、全然違う生活とかしてみようか。そしたら見えるものもあるかもしれない、とか思ったり。 最近たまたま認知症の人が出てくる人の話を多く読んでる気がするけど、自分の親がそうなったら本当に耐えられない気がしてしまう。いずれは来ると思って覚悟したほうがいいんだろうな。その前にちゃんと健康でいてもらえるよう声かけたいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
p147 御射鹿池 東山魁夷 緑響く p242 皆、それぞれに言っていた。人間、長く生きていれば、必ずなにかある。そんなとき、家族の支えがいちばん必要になる。元気なときには気づかないけど、支える方も、支えられる方も、病気になればお互いのありがたさを身に染みる。そして、失ってみると、その存在の大きさがしみじみわかるものなのだと。
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こういう物語を、人生の応援歌というのだろうか。お米をめぐる、とっておきの再生の物語である。 主人公は、二十四歳の麻生人生(あそう・じんせい)。引きこもり状態にあった彼が、再び社会へと踏み出していくまでの過程が描かれている。もっとも、ここで少し立ち止まって書名を見てほしい。『生き...
こういう物語を、人生の応援歌というのだろうか。お米をめぐる、とっておきの再生の物語である。 主人公は、二十四歳の麻生人生(あそう・じんせい)。引きこもり状態にあった彼が、再び社会へと踏み出していくまでの過程が描かれている。もっとも、ここで少し立ち止まって書名を見てほしい。『生きるぼくら』——そう、「ぼくら」と複数形なのである。蘇生するのは人生ひとりではない。 父の再婚相手の連れ子であるつぼみも、対人恐怖症を抱えている。そして二人を見守る祖母マーサは、認知症を患いながらも孤独のなかにいる人物だ。物語のなかで、彼ら三人はそれぞれの閉塞から少しずつ抜け出していく。 では、彼らはどのようにして自分らしさを取り戻していくのか。その鍵となるのが、米作りである。田んぼで土に触れ、季節の移ろいの中で作物を育てる。単純なようでいて、そこには人を立ち直らせる力があるらしい。 もっとも、本作が米作りを主題にしているのには理由がある。もともと日本農業新聞に連載された作品であり、若者がコメ作りを通して人生を変えていく姿を描くことが企図されていたのだという。 だが、読んでみるとそれは単なる農業小説ではない。田んぼの水面に空が映るように、人の人生もまた、他者との関わりのなかで少しずつ姿を変えていく。本書はそんなことを静かに教えてくれる、やさしい物語なのである。
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