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ナモナキラクエン の商品レビュー

3.5

58件のお客様レビュー

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2012/10/05

男女4人兄弟。それぞれに母親が違う。 でも、バラバラという感じではなく仲良し。 父親の雰囲気、住まい(ちょっと人里離れた感じ)、関わりのある人との付き合い方がそうさせるのか!? 父親が急になくなり、それぞれの母親に会いに行く事に。 そして、徐々に父母、きょうだいとの関係性がわかっ...

男女4人兄弟。それぞれに母親が違う。 でも、バラバラという感じではなく仲良し。 父親の雰囲気、住まい(ちょっと人里離れた感じ)、関わりのある人との付き合い方がそうさせるのか!? 父親が急になくなり、それぞれの母親に会いに行く事に。 そして、徐々に父母、きょうだいとの関係性がわかっていく。 家族ってなんだろうと考えさせられる1冊。

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2012/09/27

母親がそれぞれ違う4人の兄妹の物語。 父親が亡くなって、それぞれの母親に会いに行き、母親が違うことの意味を知ります。 そして辿り着いた楽園とは? 久々に一晩で一気読みしました。 小路幸也さんの作品って初めて読みしたが、言い回しとか雰囲気とかすごい好きかも。

Posted byブクログ

2012/09/27

「楽園の話を聞いてくれないか」 そんな言葉を残して急逝してしまった父親。 大学生の山(サン)、高校生の紫(ユカリ)、 中学生の水(スイ)、小学生の明(メイ)の4人の兄妹たちは それぞれ別の母を持つが、みんな父と離婚して今は別の場所に。 サンを中心に父親の親友たちの協力を得て、遺...

「楽園の話を聞いてくれないか」 そんな言葉を残して急逝してしまった父親。 大学生の山(サン)、高校生の紫(ユカリ)、 中学生の水(スイ)、小学生の明(メイ)の4人の兄妹たちは それぞれ別の母を持つが、みんな父と離婚して今は別の場所に。 サンを中心に父親の親友たちの協力を得て、遺志通りに父を送った彼らは その後、遺言にあった「ラクエン」の意味を求め、それぞれの母親に 会いに行くことにする。 そして、彼らが辿り着いた真実とは。楽園とは。 うーん、なかなか面白かったけど、ラストでサンが知った真実について 俺はちゃんと読み取れたんだろうか!?ちょっと不安。 はっきり語られないんですよ。読んでたら流れで分かるよねって感じで。 まぁ、でも、最初から4人って決めとかないとつけられない名前だよなー。 やっぱそういうことなんかなぁ。 正直言うと、最近は少し小路さんの描く主人公にちょっと飽きています。 なんだかね、キムタクみたいなんですよ。 どの作品でも似たような人になってる気がする。 短編集『うたうひと』でちゃんとキャラを描き分けられてるんだから できないことないと思うんだけどなー。わざとなのかなー。 個人的にはもっと違うキャラの、この作品のキャラはこんなヤツだったよな ってそれぞれではっきりと言い分けられるような人物を望む。

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2012/09/25

楽園かぁ・・・と深く考える。ちょっと、衝撃的でした。。。でも、やっぱり、たくさんの心温かい人たちが出てくる小路さんの小説世界は、どんなに落ち込んだ気分のときにもスッと入っていける・・・私の楽園かもしれません。

Posted byブクログ

2012/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4人とも母親が違う兄弟の父親が死んで、母親が違う事の意味を知る。 母親が子供を置いて家を出る所に違和感があった。 でも、父親の愛で包まれた家は4人の子供を家族にしてくれている。

Posted byブクログ

2012/09/19

「背中を向けて守っていく」という言葉に世の長男が共感する本。 自分がだれに守られているか、その人がいなくなってしまったら、自分がだれを守っていくか、大人になるためにはそれらをきちんと理解しないといけません。

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2012/09/17

それぞれの母親が異なる兄弟4人。父親の死をきっかけに、古いイギリス車に乗ってそれぞれの母親に会いにいく。 兄弟の心を支える恋人、父親の友人達。これを人間模様って言うのかな。支え合いながら名も無き楽園を築いていきます。 最後の展開も見ものです。ちょっとこわばった気持ちがほぐれてい...

それぞれの母親が異なる兄弟4人。父親の死をきっかけに、古いイギリス車に乗ってそれぞれの母親に会いにいく。 兄弟の心を支える恋人、父親の友人達。これを人間模様って言うのかな。支え合いながら名も無き楽園を築いていきます。 最後の展開も見ものです。ちょっとこわばった気持ちがほぐれていきます。 お父さんの名台詞は、子供に対して自分を捨てて出て行った母親を「恨むことだけはするな。自分の心を低くするからやめろ。生きるってことは前に進むことだ。恨みは前に進むエネルギーを奪う。やめとけ。」

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2012/09/16

四人の兄妹は急死した父の手紙を受け取り、 それぞれの母親を訪ねる旅をする。 山紫水と来たとこで頁が残り少なかったのが気になったが 案の定明ちゃんとエピローグが駆け足過ぎて呆気なかった。 【図書館・初読・9/16読了】

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