ナモナキラクエン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
山紫水明と名付けられた4人兄弟の父が死んだ。4人は異母兄弟で母親はそれぞれ1年くらいで父とは離婚している。 その父の遺言を見てそれぞれの母を訪ねる。 物語の最初の方で結末は想像できて、その通りだったが、読後感は悪くはない。 ただ、それほど心に響くこともなかった。この設定なら、こうなるだろうという感じ。
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長男・山(サン)に「楽園の話を、聞いてくれないか」と微笑み、亡くなってしまった父。 雑誌の編集者だった父は、海辺の家で隠居生活をし、四回結婚&離婚で、山のほかに、紫(ユカリ)・水(スイ)・明(メイ)の母親が全部違う異母兄妹をもうけていた。 父のいない初めての夏休み。 兄妹たち...
長男・山(サン)に「楽園の話を、聞いてくれないか」と微笑み、亡くなってしまった父。 雑誌の編集者だった父は、海辺の家で隠居生活をし、四回結婚&離婚で、山のほかに、紫(ユカリ)・水(スイ)・明(メイ)の母親が全部違う異母兄妹をもうけていた。 父のいない初めての夏休み。 兄妹たちは自分たちで宿題を決める。 それは、それぞれ自分を捨てた母親に拒絶されることを覚悟で、父が死んだことを伝えに出かけるということ。 夏休みの終わり。 山は父の真実を知り。 父の言う楽園の意味を知る。 15
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最後の最後にようやくタイトルの意味にたどり着きました。父の思いは重くて深いけど、文字にするとしたらやっぱりカタカナが似合うかもしれない。 この作者は本当に人が好きなんだろうなぁ。 強くて、しなやかな人になりたいな。
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海の近くの一軒屋に、父親と暮らす、山紫水明(サン・ユカリ・スイ・メイ)の4人は、母親が全部違う異母兄弟。ある日突然父親が亡くなり、遺言にあったそれぞれの母親に会いに行く。母親たちが去っていった理由が明らかになる。 家族に悲しい思いがある人ばかりだけど、でもとってもイイ人に出会っ...
海の近くの一軒屋に、父親と暮らす、山紫水明(サン・ユカリ・スイ・メイ)の4人は、母親が全部違う異母兄弟。ある日突然父親が亡くなり、遺言にあったそれぞれの母親に会いに行く。母親たちが去っていった理由が明らかになる。 家族に悲しい思いがある人ばかりだけど、でもとってもイイ人に出会ってる。ラクエンあるよ。 父さんは、絵、ファッション、ピアノ、サーフィンと多趣味多才。「一時代を築いた伝説の雑誌」の元編集者。そして4人の子どもたちを育てる父親、かっこいい!
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破天荒な!?父親の突然の死。残された四人の異母兄弟がそれぞれの母親に会いに行く…この作者らしくみんな好い人ぎ~でもそれがいいね~ ...
破天荒な!?父親の突然の死。残された四人の異母兄弟がそれぞれの母親に会いに行く…この作者らしくみんな好い人ぎ~でもそれがいいね~ 2013.1.31
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4人の異母兄弟が父親の死をきっかけに母親に会いに行く話。 登場人物の会話が婉曲で読み手が想像してねって感じで読解力のない自分には辛い…。
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初めて読む作家さんでした。癒し系の作品。出てくる人がみんないい人過ぎてリアリティが無かったけど、一日の終わりに一章読むのが楽しかった。いい時間を過ごせました。
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子供達がみんないい子に育って周りにも恵まれてよかったなぁと思います。でも最後結局よくわかりませんでした。また読み直したいと思います。
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(No.12-90) 『主人公の大学生は向井山、ムカイが名字で名前はサンと読む。続けて読むとムカイサン。妹・紫(ユカリ)、弟・水(スイ)、一番下の妹は明(メイ)。4人合わせて山紫水明と名付けたのは父だ。しかも4人とも母が違う。父は4回結婚して、全員と離婚した。 とんでもない父...
(No.12-90) 『主人公の大学生は向井山、ムカイが名字で名前はサンと読む。続けて読むとムカイサン。妹・紫(ユカリ)、弟・水(スイ)、一番下の妹は明(メイ)。4人合わせて山紫水明と名付けたのは父だ。しかも4人とも母が違う。父は4回結婚して、全員と離婚した。 とんでもない父だが、個性的な愛情をたっぷり注いで育ててくれたので、サンは父をたいした男だと思っていた。そして皆が夏休みに入ったある日、まだ56歳の父があっさり死んでしまった。 父は遺言を残していて、親しくしていた友人に全てを頼ってあとのことを済ませることが出来た。 その遺言の中に、4人の母親の情報もあった。会いに行くかどうかは自分たちの判断でやれと。 きょうだいで話し合い、会いに行くことに。サンとユカリの母にはそれぞれの付き合っている相手と二人で。スイの母にはサンと二人で。メイの母には4人全員で。 子供を置いて出て行ってしまった母たちは、会いに行った自分たちを受け入れてくれるだろうか。』 子供が4人で山紫水明?結婚と離婚を4回もして、それぞれ一人ずつ子供を残して、全員と円満離婚らしい。そんな設定、あまりに不自然でしょう。最初のうち、いかにも作ったお話だわって思っていたのです。 このお父さん、少々変わっているけれどすごく良い人みたいなの。それなのになぜ妻が出て行っちゃうのか不思議でした。しかも子供はお父さんが引き取る形で。 お母さんと会ったときの体験や、他の子供のときの事を聞く、サンの彼女のはるかが鋭い感性の持ち主で。感じたことをサンに言うの。サンも(読んでる私も)それに刺激されて、もしかしてと段々分かり始めて・・・。 そうか、そうだったんだね。あからさまな文章にしてはいないけれど、ちゃんと真実が分かる書き方になってた。 この家を楽園にしたかったと書き残したお父さん。 お父さん、あなたは素晴らしい人です。楽園はここにちゃんと出来たと思う。 真実が分かって感動しました。 題名についてはやや不満。何でカタカナなのかな。普通に「名も無き楽園」の方が私は好きなんだけどな。 何気なく手に取った本ですが、読んで良かったなと思いました。
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「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言って、父さんは死んでしまった。 残された山(サン)、紫(ユカリ)、水(スイ)、明(メイ)は、それぞれ母親が違う兄妹弟が、母親をさがす旅にでる。なるほど。 水は最初オンナノコかとおもったよ。 キャラがみんないい子だったなあ…
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