ソロモンの偽証(第1部) の商品レビュー

宮部みゆき【著】

2012/08/30

一人の少年の死によって悪意があぶり出される。
しかしその悪意の渦巻く中にも
きらりとヒカルものが見え隠れしている。
己の中の悪意と闘い
飲まれていくもの、
それをねじ伏せようとあがくもの。

2012/08/28

一人の中学生の死を発端として日常の悪意を描き出し、７４０ページを飽きさせずに読ませる筆力はあいかわらず。まだ先の展開が見えないが、第II部早く読みたい

2012/08/28

久しぶりの宮部みゆきのミステリ。
３部作の大１部。内容はちょっと伏せておくとして、７００頁以上の本を一気読みさせる力量は流石。
でも、この作品って、連載に１０年費やしたものなのでこのペースで物語が進んでいけばいいのだが、途中でダレテしまわないか心配。でも、２部以降の展開がとても楽しみ。

2012/08/26

宮部さんの作品は登場人物が多すぎて訳が分からなくなるので、メモって自分の中で整理がつき、いつもこうすりゃ良かったと思ってたら、カバー裏に人物相関図なるものが！
ブックカバーしてもらったから、気がつかんかった(T . T)

2012/08/24

現代モノ、この分厚さ、そして三部作！と期待せずにはいられない新作。元々この時期に刊行される予定だったんだろうけれど、なんともタイムリー過ぎて、うわぁ、て感じ。まだ第一部で、大分話が進んだ感じがあるので残り２冊でどう展開するのかすごく楽しみ。

2012/08/24

第3部が出るまで我慢しようと思っていたが、ほんの少し読み始めたら止まらなくなってしまった。続きが出るのが1ヶ月先なのがもどかしい。それまでにもう一度読み返そう。

携帯電話が出てこないのだ、というのが第一印象だった。舞台が1990年だから、携帯電話は普及していないのだ。かわりにポケベルが登場するが、中学生はまだポケベルを持っていない時代である。
そのことが妙に懐かしさを醸し出している気がした。

宮部みゆきの小説に登場する少年少女たちはみな大人びている。年齢相応に幼い者もいるが、中心になる子たちはみな非常に聡明で真摯である。その聡明さは己の醜さにも立ち向かうから、時として胸を刺すような痛みを読んでいる私につきつけてくる。

この事件編は本当に序章に過ぎない。ようやく手札が揃ったというところで、これから物語は大きく動いていくのだろう。
早く続きが読みたい。

宮部みゆきの作品を読むたびに思う。彼女と同時代に生きていられてよかったと。彼女の作品を読むことは、私にとっての最高の幸せなのだ。

2012/09/05

久々の宮部みゆき女史の本！
しかも長編！
でもまだ第1部？
どうしよう。
全部出てから一気に読んだ方が絶対楽しい。。。よね。

2012/08/22

待ちに待った宮部さんの新刊！
しかも現代ミステリーということで期待大。
読み終わって思ったのは、長い！そして登場人物多い！でもおもしろい！
三部作の一部目ということで、まだまだ謎だらけ。早く続きが読みたいです。
現代ミステリーと言いつつも、舞台は90年代。でもそれが宮部さんらしくて心地いいです。
いじめや自殺は今まさに問題となっていることで、色々と思うことがありました。