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ロスト・シンボル(下) の商品レビュー

3.7

126件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2017/02/18

『二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。』が思い浮かんだ。

Posted byブクログ

2017/01/08

家族の物語。ハッピーエンドとは言い難いけど、ラストはあたたかい終わり方。一貫して、かたちのない、だけど確かなものを探し求める物語。

Posted byブクログ

2019/10/01

事件が一段落した後のエピローグ部分が冗長。このシリーズ、謎解きとアクションが絡んだスピーディーな展開がキモなのに、全てが終わった後に延々と説明されても読書の緊張感は保てない。

Posted byブクログ

2016/08/14

時間は川である……そして書物は船である。多くの書物がこの流れをくだっていくものの、むなしく難破して砂に埋もれ、忘れ去られる。ごくわずかな書物だけが時間の試練に耐え抜き、生き抜いて次の時代に恵みを伝えていく。

Posted byブクログ

2016/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【ネタバレ】フリーメイソンの最高位、三十三位階に受け継がれる古の知恵のカギをめぐり、ラングドンが巻き込まれる事件劇。舞台はワシントン。物語全体としては、純粋知性科学・フリーメイソン、科学/宗教のスケールの大きなテーマを扱う一方で、問題は家族の愛憎に収斂していくありがちであるが素晴らしいプロット。世界を一変させる古の知恵とは、聖書のことであり、聖書に隠された象徴を読み解くことで、科学などの多くの知が得られる。そして、その聖書はワシントンの十字架(国会議事堂・テンプル会堂・ジェファソン記念館・リンカーン記念館)の中心部の丸中黒に位置する記念塔の地下に隠されている。ソシュール言語学では、記号をシニフィアン(意味するもの)とシニフィエ(意味されるもの)に分けた。この物語では、世界は多くのシニフィアンであふれているが、そのシニフィエを読み解く=見方を変える(パラダイム・シフト)ことで、より世界を知ることができると伝えている。聖書で表面的に示されているシニフィアンを読み解き、背後にあるシニフィエ(人類の究極の真理)を理解することで、近代科学は成長してきた。ニュートンなどの偉大なる科学者の研究が宗教と不可分であった史実は、身心二元論に始まる宗教と科学の二項対立を統合していく。かつて、柳宗悦の論考に、宗教とは山の登り方であり、つまるところ宗教は同じ頂を異なるアプローチで目指しているにすぎないというものがあった。この物語も、人間精神の覚醒という頂を設定し、そこへの異なるアプローチとして宗教を解釈している。このような回答は下巻についてだが、上・中巻の謎解き(暗号解読)もとても面白い。これを機に聖書や人間の無意識について学んでみたいと思った次第である。聖書の宇宙と人間の身体が連動しているのは、阿部謹也の論説にもあったが、中世ヨーロッパの考え方のようである。

Posted byブクログ

2015/07/09

2015/7/8読了。 この下巻… 前半はハラハラ。 え?どうなっちゃうの?うわっ!と、思わず先を読みたくなる。 でも後半は… もうお腹いっぱい。 「古の神秘」はもういいかな、という感じ。 きっと私には「資格」がないのだろう。 「事件」がひと段落してからの、その辺りの解説と...

2015/7/8読了。 この下巻… 前半はハラハラ。 え?どうなっちゃうの?うわっ!と、思わず先を読みたくなる。 でも後半は… もうお腹いっぱい。 「古の神秘」はもういいかな、という感じ。 きっと私には「資格」がないのだろう。 「事件」がひと段落してからの、その辺りの解説というか、落とし所を探る話が長すぎて、 それまでのスリルに溢れた展開が、どこかに飛んでいってしまった。 最後に読者を飽きさせては駄目だろう。 Washington D.C.という街の持つ、あのの独特な雰囲気の理由が少し分かった気がするのは、収穫だったけれど。 ダン・ブラウンの作品は大好きで、ほとんど読んできたけれど、本当に残念な気がする。

Posted byブクログ

2015/06/16

事態は国家の危機にまで飛んでます。 何も知らないラングドン視点で話が進み、読者もラングドンと同じようにパニック状態から少しずつ知っていける。 助けが入ったりもするが、誰が味方で誰が敵なのか、目的がなんなのかも全くわからない状態で話が進むので、後半で混乱する。 そして、話のスピード...

事態は国家の危機にまで飛んでます。 何も知らないラングドン視点で話が進み、読者もラングドンと同じようにパニック状態から少しずつ知っていける。 助けが入ったりもするが、誰が味方で誰が敵なのか、目的がなんなのかも全くわからない状態で話が進むので、後半で混乱する。 そして、話のスピードが速い。 速いうえに、かなり心理的に追い詰められるので、早く先を読みたくて途中で止まらなくなる。 ワシントンの有名な観光地が舞台で、そこにたくさんの謎が隠されていて、本当にそうなのか実際に見てみたくなった。 宗教と科学と、そして人間ドラマが展開さていく。 記号や象徴の謎解きも面白いし、サスペンス要素もたくさんある。 残虐なシーンも出てきて、歴史、サスペンス、パニック、アドベンチャー全てが詰まった一冊。

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2015/06/15

2015.06.15 ロバート・ラングドンシリーズ3作目 舞台はワシントンDC フリーメイソン 純粋知性科学 刺青の男 CIA 古の神秘 このシリーズはちょっと飽食気味

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2015/03/18

2015.03.18 読了 次々と明らかになっていくフリーメイソンの護る古の神秘の全貌や、犯人の真の目的や正体に夢中になり、読む手が止まりませんでした。ただフリーメイソンに関しては興味はあったが知識は全くない状態で読んだので、哲学、科学、宗教などいろいろな角度からの解釈が入...

2015.03.18 読了 次々と明らかになっていくフリーメイソンの護る古の神秘の全貌や、犯人の真の目的や正体に夢中になり、読む手が止まりませんでした。ただフリーメイソンに関しては興味はあったが知識は全くない状態で読んだので、哲学、科学、宗教などいろいろな角度からの解釈が入り混じって理解するのに苦労しました。そういう意味ではラストに若干失速してしまったのですが、危機に陥りながらの謎解きや、それぞれの目的がラストに向けて絡み合うスピード感のある物語には相変わらず引き込まれます。個人的には前2作の方が面白いと思う。

Posted byブクログ

2015/01/27

疾走感と次どうなる!?と気になる展開がまちうけてるのはさすが。 ただ、途中で犯人に関することに予想がついてしまったのが残念です。 わかった時も、そうでしょうねっなってしまった。 謎うんぬんよりもこの事件がどうなるかが気になってたので犯人捕まえてみんな無事なあたりで残りを読むのが惰...

疾走感と次どうなる!?と気になる展開がまちうけてるのはさすが。 ただ、途中で犯人に関することに予想がついてしまったのが残念です。 わかった時も、そうでしょうねっなってしまった。 謎うんぬんよりもこの事件がどうなるかが気になってたので犯人捕まえてみんな無事なあたりで残りを読むのが惰性になってしまった。 まぁ、これは個人の問題だけど。

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