ロスト・シンボル(下) の商品レビュー
登場人物が誰も彼もひたすらしゃべりまくる。しかも小難しい。それが好きなんですが。結論的にはラブ&ピース!(?) 聖書のほんとの読み方を回りくどく伝え、今の世界のありかたに疑問を呈す。多神教が身近なわたしには、この本の中で示される解釈はむしろわかりやすかったです。時々、翻訳...
登場人物が誰も彼もひたすらしゃべりまくる。しかも小難しい。それが好きなんですが。結論的にはラブ&ピース!(?) 聖書のほんとの読み方を回りくどく伝え、今の世界のありかたに疑問を呈す。多神教が身近なわたしには、この本の中で示される解釈はむしろわかりやすかったです。時々、翻訳の日本語が不自然なのが気になりました...
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上・中・下巻を一気に読みました。このエンターメント性はすごいです。 フリーエイソンや暗号も日本人には理解不能な文化的なギャップはあります。また、マラークの復讐心がどこから来ているのか、また、寄付金だけで高い位置まで上がることができるのもどうかと思うが、なぜそれにこだわるのか?父親...
上・中・下巻を一気に読みました。このエンターメント性はすごいです。 フリーエイソンや暗号も日本人には理解不能な文化的なギャップはあります。また、マラークの復讐心がどこから来ているのか、また、寄付金だけで高い位置まで上がることができるのもどうかと思うが、なぜそれにこだわるのか?父親を見返したかっただけなのか? もっと軽くラングドンとキャサリンのラブストーリーが展開するかと思い気や今回は、その辺は押さえ気味に。 キャサリンの研究で魂の重さを量っていたのも興味深かった。
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このシリーズとは相性が良くなくて・・・。 もちろん、ダヴィンチ・コードは面白く読んで関連本まで買い込んだけど、 「なぜそこまで複雑にするの」とか 「動機が分からんようになっちゃった」とか 全体通しての小説としての出来はなんだかなあ、というイメージ。 単行本で買った「天使と悪魔」...
このシリーズとは相性が良くなくて・・・。 もちろん、ダヴィンチ・コードは面白く読んで関連本まで買い込んだけど、 「なぜそこまで複雑にするの」とか 「動機が分からんようになっちゃった」とか 全体通しての小説としての出来はなんだかなあ、というイメージ。 単行本で買った「天使と悪魔」は途中で投げ出してしまったし。 (映画は観ました。映画のほうは監督の手腕と音楽の力で気に入っていますが、それでもどこか「なんかなあ」という気持ちが残ります) 本書もうまいこと上中下三巻、ひっぱられましたが、正直ここまで頑張って守るべべき物、秘密だったのかという疑問が残ってしまいます。頭が悪いせいかな。 エンターテイメントとしては映画の「ナショナル・トレジャー」のほうが勝っていたと思うけど、読者の期待はそこじゃないものなあ。 あ、ダン・ブラウンさんを全否定ではないですよ。デセプションなんとかは面白く読みましたから。
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面白かったけれど、ミステリとしては途中で犯人像が読めちゃって意外性がなかった感。天使と悪魔、ダ・ヴィンチ・コードの方がお話としては面白かったと思う。フリーメイソンとかマヤ暦については関の都市伝説と同じようなことが記されていた。そして、ところどころに散らばるキーワードは、だいぶ前に...
面白かったけれど、ミステリとしては途中で犯人像が読めちゃって意外性がなかった感。天使と悪魔、ダ・ヴィンチ・コードの方がお話としては面白かったと思う。フリーメイソンとかマヤ暦については関の都市伝説と同じようなことが記されていた。そして、ところどころに散らばるキーワードは、だいぶ前に読んだ「聖なる予言」の内容を思い出させた。
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「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」が面白かったので、期待して読んだが、前作に比べるとあまり乗れなかったです。 絵解き、暗号、美術史、ファインアートの数々、宗教などなど自分な好きな要素盛りだくさん、それらに関する知識トリビアは面白いんだけど、物語が…説得力にかけるというか、フリー...
「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」が面白かったので、期待して読んだが、前作に比べるとあまり乗れなかったです。 絵解き、暗号、美術史、ファインアートの数々、宗教などなど自分な好きな要素盛りだくさん、それらに関する知識トリビアは面白いんだけど、物語が…説得力にかけるというか、フリーメイソンに関する知識ほぼないので、共感できないのか、何で古の知識がアレなら、そんなに手の込んだ仕掛で護ろうとするのかとか、特に犯人の犯行動機はありかとは思うけど、自分改造などいわばダークサイドの行為の数々にのめり込んでいく心情が読み取れませんでした。 勉強になるし、いろいろ突っ込みながら読めます。 映画も観てるので、ラングドン教授はトム・ハンクスになっちゃうな。映画では犯人の体の描写が楽しみです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回の題材は、フリーメイソンの「古の神秘」。相変わらず、教授シリーズはテンポも良く楽しい。しかし、ちょっとだけ残念な点があった。それは、敵(?)方が相対する秘密結社・組織(前作のシオン修道会等々)でなかったこと。個人的な怨恨みたいなかんじで話が進んでしまったことがとっても残念だった。また、犯人も早々にばれてしまい、正体もうすうす感じ取ってしまえるのが残念。 中身の題材として、古の神秘の正体が「ことば」であったり、謎解きが面白かった。魔法陣の件はすっごく面白く、作成者はすごいと感心してしまった。「メンコリア」の魔法陣にもただただ驚かされるばかりであった。ただ、ちょっと純粋知性科学の記述が少ないのが物足りなかった。人の思考・魂に重さがあるという面白い実験結果が出たにもかかわらず、そういう話は絡んでこなかったのもちょっと残念。
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