神様のカルテ(3) の商品レビュー

夏川草介【著】

2016/11/16

新たな道へ一歩踏み出す物語。
中々に癖があるが人一倍信念の強い先生が加わり賑やかになるかと思いきや、病棟を去る方々も。
それがまた予想外の人物で驚いたと同時にもうこのメンバーの会話を見れないのかと寂しくも感じました。

2016/10/27

今作から、新たに小幡先生が登場し、小幡先生も信念を持った医師で救急において心強いと感じる。一止も様々な症例を治療し、大学との研究等の関連で更に成長したと感じる。榛名との関係も良好で何より。一止に寄り添い、支えあって生きていくのが伝わっていて良い。高齢の患者に対し、癌と診断し、手術に踏み切るのか、そして違う病気だと明らかになり、どのように患者に伝えるのか、医師から患者への発信も感じられる。医学と哲学が大いに関わっているのに、感嘆。哲学、強い意志を持つのが医療にとって大事なことでもあると感じる。

2016/09/22

良かったけど「２」ほどではなかったか。
「２」よりよくなかったから「本屋大賞」のノミネート（10冊）からもハズレたのかな？
まぁ2012年度は当たり年（大賞が三浦しをんの「舟を編む」）だったからなぁ。
ちょっと残念。
あれから4年、続きは出ないのかな？

2016/04/19

焦ってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んでいくのが大事です。

名言です！

多くを語らずとも、互いを理解しあい、認め合える仲なのは、日本的美学で、読んでいて気持ちが良い。

2016/02/25

2016/2/24
久しぶにこのシリーズ読みました。
2までは買って読んでたんですけどね。
夏川さんの言い回し、表現、なんだか懐かしくてよかったです。
いつも以上に、イチさんとハルの信頼を寄せてあっている場面が多くてとてもほっこりしました（＾＿＾）
ただ、2で妊娠してたのは気のせいでしょうか、、あれは映画だけだったのかな？もういちど確認しなければ、、

2016/02/19

2016.02．本庄病院内科に実力者の小幡先生がやってきた．小幡先生は，夫の膵癌が見落とされて亡くなったという過去を持つ．そんな中，膵癌疑いで島内耕三老人が入院してくる．一止は検査の結果で手術が必要と診断し，同級生の次郎が執刀して難しい大手術を成功させた．ところが，術後に膵癌ではなくAIPという膵炎であったことが分かった．一止は，自分の実力のなさを痛感し，大学病院へ移ることを決意する．一止が翌日から大学病院に移るという日に御嶽荘に新たな住人が来た．その人は，1年半前に傷心の上に出て行った浪人の学士殿であった．

2016/02/18

読み始めだけで安心してしまう。なんちゅうこっちゃ。冬の炬燵のような語り口。とろけしまいそうに作品に入り込んでしまう。優しさが滲み出てくる作品。癒しです。

2015/10/10

「命」というとてつもなく大きなテーマを扱っているにも関わらず、やさしい文体のおかげで、温かい一冊に仕上がっています。

2015/09/06

このシリーズは、安心して読める、あたたかいお話。 映画は見ていないけれど、 脳内はすっかり役者さんで変換されており 小幡先生が「嵐」をみて喜ぶところでは、 妙にニヤニヤしてしまった。 イチもハルも、その周りの人たちも皆、心根がやさしくて、 泣かされます。宴で、杯を3つおく大狸先生が素敵。 皆に愛されているイチさんも素敵。 人材を育てることって長い長い時が必要なんだなぁと思う。

2015/09/05

２巻が見つからないので先に３巻を手に取ってしまうくらいには気に入っている。たぶん。やさしい、やさしすぎる物語。評価されるのもただしい。文庫買っちゃおうかな〜。