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神様のカルテ(3) の商品レビュー

4.3

396件のお客様レビュー

  1. 5つ

    165

  2. 4つ

    139

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2018/02/17

さわやかな風が吹いた。働く医師の使命感にあふれたあたたかい話だった。 古狐先生の思わぬ登場には涙がこぼれた。

Posted byブクログ

2017/12/16
  • ネタバレ

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一止の語りと信州の情景がとても合う。「神様のカルテ」「神様のカルテ2」に続き、手にした「神様のカルテ3」。誤診をしてしまった一止の焦り、もがき。それをさりげなく受け止め支えるハルの姿が美しい。ほのかなキスも素敵。夫婦でありながら、愛冷めることない情に感動。一止をとりまく人物もそれぞれに味がある。病院を舞台にしてはいるけれど、単なる医療小説ではなく、命や友情、師弟関係、夫婦愛、あらゆる要素がつまった作品。今回も感動しました。

Posted byブクログ

2017/07/22

「医者をなめてるんじゃない?自己満足で患者のそばにいるなんて、信じられない偽善者よ」。美しい信州の情景。命を預かる仕事の重み。切磋琢磨する仲間。温かい夫婦の絆。青年医師・栗原一止に訪れた、最大の転機。 「BOOKデータベース内容紹介」より 清涼な風を感じる. 医師の良心、患者の...

「医者をなめてるんじゃない?自己満足で患者のそばにいるなんて、信じられない偽善者よ」。美しい信州の情景。命を預かる仕事の重み。切磋琢磨する仲間。温かい夫婦の絆。青年医師・栗原一止に訪れた、最大の転機。 「BOOKデータベース内容紹介」より 清涼な風を感じる. 医師の良心、患者の気持ち、日進月歩の技術.医師としてどうあるべきか、問い続けながら医療に従事する先生たちに、感動し、同僚たちとの軽妙な会話に心なごむ一冊.

Posted byブクログ

2017/07/06
  • ネタバレ

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続けるか…。 何があろうと、どんなに全身から血の気の引くような失敗をしようと、どんな立場になろうと、続ける、か…。

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2017/07/02

医者にとって大事なことは、続けることだ。 栗原一止は、信州にある「24時間365日対応」の本庄病院で働く内科医である。新しい内科医として本庄病院にやってきた小幡先生は、内科部長である板垣(大狸)先生の元教え子であり、経験も腕も確かで研究熱心。一止も学ぶべき点の多い医師だ。 ...

医者にとって大事なことは、続けることだ。 栗原一止は、信州にある「24時間365日対応」の本庄病院で働く内科医である。新しい内科医として本庄病院にやってきた小幡先生は、内科部長である板垣(大狸)先生の元教え子であり、経験も腕も確かで研究熱心。一止も学ぶべき点の多い医師だ。 しかし彼女は治ろうとする意思を持たない患者については、急患であっても受診しないのだった。抗議する一止に、小幡先生は「あの板垣先生が一目置いているっていうから、どんな人かって楽しみにしてたけど、ちょっとフットワークが軽くて、ちょっと内視鏡がうまいだけの、どこにでもいる偽善者タイプの医者じゃない」と言い放つ。彼女の覚悟を知った一止は、自分の医師としてのスキルに疑問を持ち始める。そして、より良い医者となるために、本庄病院を離れる決意をするのだった 。 夏目漱石が本で書いた一文が度々用いられる本シリーズだが、毎回どの言葉も勇気と元気が出てくる。 前向きになれる。 1巻、2巻が嵐の櫻井くん主役で映画化された背景があるからか、3巻では紅白で歌う嵐が描かれている! そんな著者の粋な計らいに、物語全体から滲み出ている人への優しさを感じた。

Posted byブクログ

2017/05/27

表紙も良いし終わり方も未来に続いてる感が良かった~~~!!!最後の方の古狸先生のお腹の音が鳴ってないことに気づいたとかも良いし最後のシーンも良かった~~

Posted byブクログ

2017/04/07
  • ネタバレ

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 古狐先生が亡くなった後に、古狸先生の昔の研修医である小幡先生という女医さんが入ってくる。  医者からお酒を止められても、意志が弱くて飲んでしまう患者の診療は「時間の無駄」と言い切り、しっかり最新の文献を読んで、論文を書いている。 しかし、本気で病気を治そうとしていう患者には徹底的に易しい。  すごく極端過ぎて、本庄病院内でのいざこざも巻き起こす。  しかし、その原因が自分の御主人に対する誤診であり、膵臓がんを発見出来なくて、半年放置したために死なせてしまったという後悔から来ているとわかった時には、辛さを共感出来ました。  そして、とにかく医者は最新の知識を身に付けていないと、患者に対して真剣じゃないという、言葉にインパクトを受けて、栗原先生は大学の医局に入って、最新医療を学ぶ決意をする。  多分、「神様のカルテ0」に描かれているだろう、医局での出会いや、栗原先生の今後が楽しみです

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2017/02/12

リハビリのような気持ちで読み進め、良い先生に出会って癒される。神様のカルテシリーズは、毎回そんな巡り合わせ。

Posted byブクログ

2017/02/03
  • ネタバレ

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あれもこれも、色々な出来事が1冊の間に発生し、しかもキャラクターも立っている。 両立させる作者の技術の高さを感じさせます。 シリーズを通してですが、今作は特に、ハルさんがふわっと包み込むような安定の癒し存在になっていた印象がありました。 医療の問題は、答えが無い中で栗原さんが自分の信じる道を進みだしたという ことで、続編があればまた見てみたいと思う。

Posted byブクログ

2016/11/22

地域医療に心血を注ぐ栗原先生と手強い同僚、先輩たち。 大変な仕事だとは思うけれどみんなが同じ気持ちでいる職場で、本当に人に恵まれているから羨ましい。 これも引きの栗原だからなのかな。 島内さんとお孫さんが印象に残った。

Posted byブクログ