神様のカルテ(3) の商品レビュー

夏川草介【著】

2013/07/23

イチさんの話し方って、好き。医師なのに文学が好きなのは、嬉しい。もっと、たくさんイチさんの言葉を、聞きたい。
シリーズなのに、マンネリにならず、この世界に浸っている時間が楽しかった。イチさんとハルさん、最高のカップル。そして、最高の信州の自然と、最高のお酒、コーヒー。最高の友人同僚。
地域医療の現場から一歩踏み出すイチさん。大きくなって、帰ってきてください。

2013/07/14

とてもよかった。2より好き。
いろいろとピュアすぎるけど、全くイライラしなく、逆に自分もこんな風に相手を思いやる心を持たないとな、と思わされる。
文章もとってもキレイ。
4が出てくれることを願ってます。

2013/07/14

今回もなかなか面白い。主人公に投げ掛けた言葉で励ましたと思っていたら後々、主人公も励まされていた。
主人公が大学生の屋久杉くんに向けた印象的な言葉は、
「人生を続けて行くのに、必要なものが二つある。知っているか？
前に向かって歩く足と、一服したときに飲むうまいコーヒーだ。」

2013/07/08

生きてくってのは　たいへんのれんぞく。

ただ　
一緒に笑える誰かが
いるといないとでは
いろいろ違ってくんだなぁ。

2013/07/07

シリーズ３作目で、主人公は相変わらずかと思ったら、大きく変化がある
医学は万能ではなくて、治らない疾患も多いし、診断すら難しいものもある
日進月歩だからこそ、限界を知る必要がある
それを患者としても、知る必要がある

2013/07/04

二年ぶりの神様のカルテシリーズ三巻。栗原一止は、昨年度末、信濃大学医局からの誘いを断り、本庄病院残留を決めた。ところが、初夏には恩師である古狐先生をガンで失ってしまう。夏に新しい内科医として本庄病院にやってきた小幡女医は、内科部長である大狸先生の元教え子であり、経験も腕も確かで研究熱心な先輩。一止も学ぶべき点の多い医師だったのだが、彼女は治ろうとする意思を持たない患者は急患であっても受診せず追い返す、彼女の真意は？そして夫を信ずる榛名、温かい夫婦の絆。『医者にとって大事なことは、続けることだ。』。

シリーズ最高の作品ですね。是非、1.2作目を読んでこの作品を、読んでもらいたいです。読まないと一止の友人・登場人物の関係がつかめません。「24時間365日対応」の本庄病院で働く一止は、睡眠を削り、休日も急患連絡の為連絡携帯を持たされ、医師不足による激務で忙殺される日々。それを、小幡女医の鋭い指摘に打ち萎れる。「医者をなめてるんじゃない?自己満足で患者のそばにいるなんて、信じられない偽善者よ」

一止は、自分の医師としてのスキルに疑問を持ち始める……救命医師・栗原一止に訪れた、最大の転機。最終話第５話『宴』、泣きながら読みました（ ; ; ）。最高傑作で掉尾を飾り、完結の気配かなぁ。スキルアップして「24時間365日対応」の本庄病院に戻ってきて欲しい。

2013/06/30

相変わらず、ええ話。
テーマが重いのに、読み手の気持ちを暗くさせないのは、流石です。
そして今回は、ついに一止が大きな決断をしますね。
今後どうなっていくのか、次巻が楽しみです。

2013/07/06

シリーズ3作目ですが、安定感のあるあたたかい作品です。
内容は医療現場でのいのちに向き合う厳しい話を取り上げてたりするんだけれど、なぜか優しい気持ちになれる作品です。
一止も人生の帰路にたち、大きな決断をし、前に進んで行くのですね。
わたしもあせらず、牛のように図々しく、ただ進んで行こう！

2013/06/26

今までで一番よかった！
早く続きが読みたい。

漱石好きの語り口調は、毎回とまどうけど、慣れれば味わいがあるね。

2013/06/26

単純に判断がつかない事は沢山あって
理不尽なこともあるし
体力や気力が足りなくなったり
迷子になる事もみんなあるんだろうけど
一緒に歩んでくれる人がいるっていいなって　思う。

主人公と奥さんの関係も
友人２人の関係もいいな～って思うし

大狸先生に狐先生
３０年も一緒に戦ってきた関係もうらやましいです。

それぞれの人がしっかり歩みつつ、繋がっている関係☆
見ていて読んでいて心地よいです＾＾