神様のカルテ(3) の商品レビュー

夏川草介【著】

2013/09/20

待望の3作目も図書館で半年待ち。
医者でありながらこれだけの文章が書けるなんて、マルチな才能が羨ましい！
会話はトンチの効いたものや、ウィットに富んだものが多く、頭がきれる人なんだとヒシヒシと感じる。

前作よりも練られたストーリーだという印象。
良かったです！

2013.9.19読了

2013/09/16

好きな本の1つ
３巻もほっこり心あたたまる話でした。
そしてやっぱり涙あり。
生き方を考えさせられます。
新しい道を歩み出した一止、どうなるのか楽しみ。

2013/09/15

いい医者にとって大切なのは患者と向き合う事。だけどそれだけでは足りない。
患者と親身になって処置を施してきた栗原医師。しかし新任の小幡医師から最新の医療技術を、医師としての役割見せられ戸惑い、今の自分に悩んでいく。患者、医療、仲間たちを思いながら栗原医師は何を選ぶのか。医者視点でえがかれた、人との関わりや医療の現実のお話。それぞれの思いが丁寧に書かれた素敵な話でした。

2013/09/12

24時間、365日営業の看板を掲げる信州の病院で、日夜働き続ける一止の奮闘を描いた物語、第三弾にして、集大成の趣でした。
第二作目の経験を経て、今回の経験と出会いを経て、一止が自然と決断していったひとつの物事。それは重大なエポックメイキングでありながら、当然な流れとなって、すとんと胸に収まってきたのでした。
それにはことごとく正論で胸にすくセリフをはいてくれる女医の存在がまず大きく、彼女によって導かれていく一止の将来は、きっとすばらしい医者になってくれることだろうと確信させてもくれます。だって彼女が見込んだのなら･･･という説得力がありました。重荷を背負いつつも、どこまでも前を向いた、カッコいいキャラクタでした。
話のニュアンス的には、巷でいわれているのように3部作の完結編という感じですが･･･確かにそれにはうなずける展開ではありますが、これで終わりというのはやっぱりさみしいかなと。
本業のある作者のことですから、難しいとは思いますが･･･個性あるキャラクタのお話で番外編でも読んでみたいな、と思いました。
そして相変わらず信州の景色の描写がすばらしい。その時々の心象風景とあいまって、美しい自然をするりと思い浮かべることができました。

2013/09/11

随分前に買ってたのを今更読了。
久しぶりで登場人物をかなり忘れていた…。

ハルは相変わらず出来た奥さんだ。
あんな風には到底なれん。

島内さんの手術が一止に与えた衝撃。

変化の激しいこの時代、“仕事を続けていくこと”は医者に限らず“進化すること”と同義だと思う。

４も出たら読みたいと思う。

2013/09/09

人間は矛盾や葛藤を抱えて生きていかなければならない、辛い生き物だと思います。
その中で、どんな生き方をするか、選択をし続けなければなりません。
それは医師だけでなく、どんな職業の人も同じではないかと、私は思います。

一生懸命がんばっていこうと思える作品です。

2013/09/08

またしても読みながら泣いてしまった･･･。特に最後の方は、単純に「温かくて良い話だ～」という感動だけではなく、切なさや苦さを含めて心が揺り動かされたというか。
シリーズで追ってきたからこそ、深みのある感動を味わえました。この作品と出会えたことに感謝します。

医者として新たなステージに入ったイチさん。将来は是非とも大物になって欲しいですね。

2013/09/08

長かったけど、今回の3巻が一番良かった。
新しくやってきた女医の小幡先生は、一件嫌な人かと思いきや、志高く間違ったことは何一つ言っていない。
栗原先生の自分はこのままでいいのか…と葛藤する場面はすごく共感できました。

2013/09/06

第三弾。
やっと順番がまわってきて読めました。
前作、前々作を読んでからかなりたってしまったので
ところどころ物語の背景を忘れてしまってたけど、
やはり面白いですね。
今回は小幡先生という新たなタイプのお医者さんがでてきて
イチさんに衝撃を与える、という
読み応えがある内容でした。

このシリーズはおもしろいので
購入しようと思います。

2013/09/05

身近に生身のお医者さんがいないので、あまり実感はないのだけど、お医者さんも人間だもの、いろんな人がいるんだろうなぁ。

いつかお世話になることがあれば、本庄病院の先生たちのような人だといいな。（お世話にならないに越したことはないんだけど）