神様のカルテ(3) の商品レビュー
三作目である。もう、最初からシリーズのムードに入っていけるので、大きなプラスアルファの楽しさなのである。今回、患者が死なないことも、好感を持ちます。死を持ってドラマを演出するのはどうも苦手なもので。 今回も各登場人物の良い人ぶりが過剰に展開されます。イイひとばかり。本書を読み進め...
三作目である。もう、最初からシリーズのムードに入っていけるので、大きなプラスアルファの楽しさなのである。今回、患者が死なないことも、好感を持ちます。死を持ってドラマを演出するのはどうも苦手なもので。 今回も各登場人物の良い人ぶりが過剰に展開されます。イイひとばかり。本書を読み進め、この他者に対する心遣い、思いやりの行動の数々に心地よさを感じるか、しらじらしく感じてしまうかが面白いと感じる・嗜好に合うかどうかの分かれ道でしょう。ボクは読みながら、いい気分になるクチです。 映画のキャストのイメージが離れず、今となっては邪魔かも…巨漢の砂山センセがど~しても現れないです。
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本当に素晴らしい作品。 風景と人情が美しい!! 信州愛にあふれていて、地元を誇りに思う。 りんごの銘柄も味も長野県民なら分かります(^m^ )
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1も2も読んでいるが、屋久杉くんの事をすっかり忘れていた私… キャラ読みも出来るライトな作品ではあるが 風景描写や、心理描写も独特な文体で美しく描かれているし 何より、作者自身が医者であるため、医療現場の問題をリアルに、更に読み手にわかりやすく伝えてくれているのが良い。 ...
1も2も読んでいるが、屋久杉くんの事をすっかり忘れていた私… キャラ読みも出来るライトな作品ではあるが 風景描写や、心理描写も独特な文体で美しく描かれているし 何より、作者自身が医者であるため、医療現場の問題をリアルに、更に読み手にわかりやすく伝えてくれているのが良い。 そして、一止とハルの関係は心が温まります。 まだまだ続くであろう本作の最終話が、病気になったハルを一止が診る、お涙頂戴的ストーリーにならない事を祈る。
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神様のカルテ 3 夏川 草介著 神様のカルテ3を図書館から借りて読みました。 1と2と同様、読んでいて優しい気持ちになれました。 続編が出ることを期待してしまいます。 行き詰まった時に前向きになれそうな巻です。また読み返したいと思います。 「あせってはいけません。ただ、牛のように、図々しく進んでいくのが大事です 」 「たとえ華々しい夢や希望がなくとも、行動した、それだけで意味がある 」 「人生を続けて行くのに、必要なものが二つある。知っているか? … 前に向かって歩く足と、一服したときに飲むうまいコーヒーだ。 」
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3作目のこれが一番面白かった。 特に小幡先生が来てからの展開がよかった。 相変わらず善人ばかりが登場するが、それもまたよし、かな? 最後の大狸先生との酒席の話はやられた。
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1,2で人の死をテーマに泣かせてきたが、今回は正面から医療にメスを。 これはこれでよかったが、純粋に泣かせてほしい・・かな。
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図書館にて。 長々と予約して、やっと手に入った本。 読み始めてまず、栗原一止独特の言い回しに「そうそう!」と膝を打ちたくなる久しぶりの再会だった。 変人と呼ばれるゆえんだけれど、情緒のある優しい言葉だと思う。 今回も一筋縄ではいかない問題がいろいろ起きる。 今回は特に患者とし...
図書館にて。 長々と予約して、やっと手に入った本。 読み始めてまず、栗原一止独特の言い回しに「そうそう!」と膝を打ちたくなる久しぶりの再会だった。 変人と呼ばれるゆえんだけれど、情緒のある優しい言葉だと思う。 今回も一筋縄ではいかない問題がいろいろ起きる。 今回は特に患者としてお世話になるこちら側にも問題を投げかけていると思う。 小幡先生との考え方の違いは、現実に起きているジレンマだろう。 どちらが正しいとも間違っているともいえない。 一止もラスト近くで言っていたが、現状に流されずきちんと考えることが大切なことだと思う。 できること、すべきこと、したいこと。考えさせられた。 去年から私も2度ほど入院、手術をして病院やお医者様には大変お世話になった。 主治医は私に自分の働く病院を「戦場」と言っていた。 そのくらいの覚悟でいろいろなものを犠牲にして向き合ってくださる先生たちがいらっしゃるのだから、患者である私たちも治そうとする姿勢が大切なのだと、この本を読んで改めて実感した。 登場人物たちの洒脱な会話も大好きだ。 日本酒がたくさん出てくるところも! 特に「天法」は私と夫にとって思い出のお酒で、もう生産されなくなっているというエピソードもその思い出の一つだったので、登場してくれてとても嬉しかった。 毎回、読み返すたびに泣いてしまうけれど手放したくなくて、毎回後ろ髪を引かれる思いで図書館に返す1冊。 次の4巻目もあると信じてゆっくり待つとしよう。
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やさしさで泣けてしまう。 そしてとってもやさしい気持ちになれる。 絆って、、、 ぶつかって壊れそうになって修復して、 前より強くなっていくんだな。 一止とハル。 一止と東西。 一止と大狸先生。 一止と小幡先生。 一止と辰也と次郎。 一止と外村さん。 一止と患者さん。 一止と男爵...
やさしさで泣けてしまう。 そしてとってもやさしい気持ちになれる。 絆って、、、 ぶつかって壊れそうになって修復して、 前より強くなっていくんだな。 一止とハル。 一止と東西。 一止と大狸先生。 一止と小幡先生。 一止と辰也と次郎。 一止と外村さん。 一止と患者さん。 一止と男爵。 一止とマスター。 どの関係もお互いを思いやる心があたたかい。 嫉妬してしまうくらいに。
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金魚すくいのおじさんの話から、東西さんのお話し。新しく来た女医さんの話合からついに大学病院に戻る決意をするところまで。 なかなか読み応えのある1冊だったけど、続編は大学病院を舞台にするのかしら?外伝的なものでもいいかも? それにしても東西さんが薄幸すぎて涙が出そう。映画では池脇...
金魚すくいのおじさんの話から、東西さんのお話し。新しく来た女医さんの話合からついに大学病院に戻る決意をするところまで。 なかなか読み応えのある1冊だったけど、続編は大学病院を舞台にするのかしら?外伝的なものでもいいかも? それにしても東西さんが薄幸すぎて涙が出そう。映画では池脇ちゃんらしいからなおさら涙がでそう。 それにしても主人公はもうちょっとちゃんと対応してあげるべきではないか?
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相変わらず、とても面白く最後まであっという間に読み終えてしまいました。 人生色々。見た目にはわからない、人が抱えているものは。 でも、そこにはその人の人生がある。 神様のカルテに出てくる登場人物には、そんなことを思わせてくれる。 (もちろん、世の中に生きてる人みんなそうかもしれな...
相変わらず、とても面白く最後まであっという間に読み終えてしまいました。 人生色々。見た目にはわからない、人が抱えているものは。 でも、そこにはその人の人生がある。 神様のカルテに出てくる登場人物には、そんなことを思わせてくれる。 (もちろん、世の中に生きてる人みんなそうかもしれないですけど・・) 3の最後は新たな展開になり、4があるんだろうな~と思わせてくれました! ぜひぜひ、一止先生のその後をみてみたいです^^
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