殺しの双曲線 新装版 の商品レビュー
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「メイントリックは 双生児であることを利用したものです」 最初にこの一文がある アガサクリスティ「そして誰もいなくなった」 のオマージュ的小説 オマージュなので 全員殺されるのかな と思ったけれど..そうだった 最初の方はトリックや犯人は 全然わからなかったけれど.. 終盤..色々なヒントで 双子トリックも割とあっていて.. 犯人も当たったので.. 「やった!」という気持ちになった 面白かった‼︎
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なんだか時代ものの、翻訳ものを読んでいるような気持ちになった。 最初に双生児が関係していることを明かして、フェアだけど、ずーっと気持ち悪かった。ニヤニヤ笑う犯人が気持ち悪かった。 何も思い当たらなくても、被害者にとっては大きなこと。自分の身に降りかかった不幸をぶつけたら、最後に背...
なんだか時代ものの、翻訳ものを読んでいるような気持ちになった。 最初に双生児が関係していることを明かして、フェアだけど、ずーっと気持ち悪かった。ニヤニヤ笑う犯人が気持ち悪かった。 何も思い当たらなくても、被害者にとっては大きなこと。自分の身に降りかかった不幸をぶつけたら、最後に背負いきれないものを聴かされて。でもそれは完全に自分の責任。
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初版刊行から50年経ってふるさとの実業之日本社から愛蔵版が出るとのことで、そのまえにひっさしぶりの再読。いややっぱり面白いよね、と今更ながら。 鉄道ミステリいがいの西村小説を読んだことのない人にぜひともお勧めしたく。 「この推理小説のメイントリックは、双生児であることを利用したものです」という作者からのフェアなトリック明示から始まる本格ミステリを堪能してみてみて。 登場人物のしゃべり方と、今ならNGなあれこれに50年前を思いつつ。
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アガサクリスティの名作をオマージュした作品。 冒頭の読者への挑戦がかっこいい! 個人が特定できないという一点で無罪を押すことができるんだ、と驚き。警察が犯人の組んだ仕掛けを崩せず、最後は不幸な事故を持ち出し感情を揺さぶるというのはうーん、、でした。理論を崩す探偵ではなく、目的が犯人逮捕なのでそうことなのだろうと納得はしました。 一見関係のない事件が平行を辿る展開に、先が見えずドキドキして面白かったです。
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1971! でも時代を感じさせないめちゃくちゃ面白い話だった。警察がやられっぱなし過ぎたけど最後がいい。最初の説明もフェアで素晴らしい。お陰で犯人わかっちゃったけど。
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殺しの双曲線 (講談社文庫) 著作者:西村京太郎 発行者:講談社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree...
殺しの双曲線 (講談社文庫) 著作者:西村京太郎 発行者:講談社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree.com/ 秀迷なトリックに痺れる正統派ミステリー。
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そして誰もいなくなったのオマージュ作品にハズレ無し!!ですねー 50年以上も前の作品ですが、計算し尽くされたお話しで凄く面白かったです(*^^*) 最初のページにトリックまで書いてある凄い作品です 作者にとっても自信の作品なんでしょうねー 全く関係無さそうな事件が重なり、そこ...
そして誰もいなくなったのオマージュ作品にハズレ無し!!ですねー 50年以上も前の作品ですが、計算し尽くされたお話しで凄く面白かったです(*^^*) 最初のページにトリックまで書いてある凄い作品です 作者にとっても自信の作品なんでしょうねー 全く関係無さそうな事件が重なり、そこからどんどん事件解決に向けて進みます トリックまで書いてあってもヒエーって感じでした^^; そして誰もいなくなったのオマージュ作品。全部読まなきゃ!ですねー
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電車旅行おじさんと思っていたら、まさに本格!星5つです。強盗事件と殺人事件が交差しながら物語が進んでいくのですが、かなり読み進めても着地が見えてこない。先が気になって仕方なかったです。殺人事件の犯人もよくわからない、「メイントリックは双生児であることを利用した」と明言しているとこ...
電車旅行おじさんと思っていたら、まさに本格!星5つです。強盗事件と殺人事件が交差しながら物語が進んでいくのですが、かなり読み進めても着地が見えてこない。先が気になって仕方なかったです。殺人事件の犯人もよくわからない、「メイントリックは双生児であることを利用した」と明言しているところもよく分からぬまま終盤へ。え?もうページ数ないよ?と思いながら終了。真犯人の動機も「?」と思う人がいると思うんだけど、これでいいと思う。(なぜかは詳しく書きませんが) てかそもそもこのトリックは現代でもある程度通用するんですかね?気になりました。(初版は1971で約50年前
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最初に「双子を使ったトリックです」と宣言してから始まる物語。都内で起こる強盗事件と、雪山で起こる殺人事件。どのように交差していくのか、予想できず面白かった。そして、見事に誘導されたなぁと。1971年の作品だが読みやすく、他の作品も読んでみたいと思った。
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都内で起きる連続強盗事件。東北の雪に閉ざされたホテルに無料で招待された6人の若い男女。強盗事件は双子の犯行とわかっていながら、兄弟どちらが実行犯か、警察は立証できない。一方、陸の孤島と化したホテルでは密室殺人事件が起きる。そして再び…。あざなえる縄のごとくに並行する二つの物語は、どこでどう結びつくのか。 双子の連続強盗事件と東北の雪に閉ざされたホテルでの連続殺人事件。この2つは全く関係ないようで、結びついたときにうわぁぁってなった。すごい。全く関係ない話だと思ったし、まぁ、関係あると言ってもどちらかの事件が過去の話だったりするんかなとか思ったりもした。 だけど、2つの事件は現在進行形で起こっているもの。雪山に閉ざされた男女7人は、次々に人が殺されて疑心暗鬼になっていく。しかも、その中の1人が都内でタクシー運転手を殺害し逃亡中の犯人だしでもう最悪な状態。 都内で起こってる連続強盗事件も双子のどちらかが犯人だとは分かっているが、双子のどちらが強盗を働いたのか分からない。のらりくらりとかわして、刑事さんたちの追及もニヤニヤしなら話を聞いてる始末。正直、読んでてイライラした。刑事さんたちが怒るわけも分かるから早く捕まえてくれーってなった。 ホテルの殺人事件の犯人も双子の強盗の黒幕も誰なのか分からない状態で刑事さんたちの解決編に向かっていく。そこからは早くてなるほどと思っていた。最後にどうやって犯人を自供に追い込むのかも気になった。まぁ、最後の自供はなんだか情に訴える作戦ってかんじで終わったけど。そこが少し残念だったかなぁ。 西村京太郎作品てサスペンスでみると十津川警部のシリーズしか知らなかったから面白かった。これからも少し探して読んでみようかな。 2023.1.9 読了
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