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殺しの双曲線 新装版 の商品レビュー

3.9

98件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2021/07/22

ある意味トリックはわかっているものの、2つのストーリーの関連や先の検討がつかず、久々に予測のつかないミステリーを楽しめた。 ただ、犯人が出てきた時に、怪しさ満点で一瞬でわかってしまったので、もう少しどうにかならなかったのかと悔やまれる。

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2021/07/16

ミステリーは難しそうで、今まであまり読まなかったのですが、そろそろ読んでみようカナと選んだのがこの本です。 読書に興味がなかった頃、十津川警部シリーズは読んだことがあったので、西村京太郎さんの作品を読もうとおすすめを調べたところ、『殺しの双曲線』に至りました。 ミステリー、面白...

ミステリーは難しそうで、今まであまり読まなかったのですが、そろそろ読んでみようカナと選んだのがこの本です。 読書に興味がなかった頃、十津川警部シリーズは読んだことがあったので、西村京太郎さんの作品を読もうとおすすめを調べたところ、『殺しの双曲線』に至りました。 ミステリー、面白い!すっごく面白い! 引き込まれました・・・ 本来ならわたしの頭ならこんがらがってきそうな内容なのに、読みやすくてサクサク読めました。 予想もつかないトリックが明かされていく後半は、没頭し、面白くて仕方がないという感じでした。 宮城県の山奥にある、雪の中の山荘で起こる連続殺人と、東京で起こる連続強盗事件とが、同時に描かれていて、この2つの事件は繋がっているんだろう?いつ結び付くのだろう?どうやって?ってワクワクしながら読み進めていて、繋がった時にはちょとした興奮を覚えました。 これから、ミステリーも読んでみようと思います。 久しぶりに十津川警部シリーズも読みたいです。

Posted byブクログ

2021/07/01

20年以上ぶりに読んだ。クリスティの作品のオマージュとなっている西村さんの意欲作で、「これが自分が好きだった西村京太郎作品だなあ」という懐かしさを覚えた。 最初にある程度のネタ出しがあるため犯人候補は絞られ、ある程度予想できる範囲内で終わるし、犯行動機等に無理があるが、それでもス...

20年以上ぶりに読んだ。クリスティの作品のオマージュとなっている西村さんの意欲作で、「これが自分が好きだった西村京太郎作品だなあ」という懐かしさを覚えた。 最初にある程度のネタ出しがあるため犯人候補は絞られ、ある程度予想できる範囲内で終わるし、犯行動機等に無理があるが、それでもストーリーとして十二分に楽しめた。

Posted byブクログ

2021/06/23

たしかに。双子をうまく使ったトリックだった。でも、犯人の動機が。 殺された全員、なんで自分が殺されたか、わからないよ!とにかく卑怯で、最悪だった。

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2021/05/26

ストーリーそのものは優れていると思うところがある一方、時代背景が古いので今では通じないないなあと感じるものもある。

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2021/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

西村京太郎と言えば2時間サスペンスでおなじみの作家というイメージがあった。なので本格ミステリーになるのかとおもい読んでみた。正直半分ぐらいでなんとなくこんな風になるのかなというようなものがあり、「双子」と言う物をどのように取り入れていくのかが分からなかった。しかし解決編に向けての真相は一個一個の積み上げでありとても読み応えがあると感じた。そして最後のシーンは掲示から犯人への強烈で皮肉なとどめの差し方が、2時間サスペンスでの西村作品の考え方に沿っていたことがとても印象的な一作である。

Posted byブクログ

2021/01/30

文章が合ってとても読みやすかったのですが、最後はちょっとモヤる終わり方でした。物語の最中は夢中で読んだのですがオチに力が足りない感じで少し残念です。

Posted byブクログ

2021/01/30

時代背景は当然古いんだけど書き方が古臭く無いのですらすらと読める。 その上一見何の関係もなさそうな事件が同時進行で進んでいき、この二つがどう絡んでいくのか続きが気になってどんどん読み進めてしまう。

Posted byブクログ

2020/12/09

「この小説のトリックは双生児であることを利用したものです」となんと表紙に書いてあるのよ。さらに裏には「そして誰もいなくなった」のオマージュって書いてあるのよ。となると犯人は推理できたのだけど、推理できた=かなり本家に忠実ということ。おびき寄せられて東北の山荘に閉じ込められた男女。...

「この小説のトリックは双生児であることを利用したものです」となんと表紙に書いてあるのよ。さらに裏には「そして誰もいなくなった」のオマージュって書いてあるのよ。となると犯人は推理できたのだけど、推理できた=かなり本家に忠実ということ。おびき寄せられて東北の山荘に閉じ込められた男女。続々と続く殺人。一方で東京では双子による連続強盗事件。それがリンクする時、事件の全容が見える。とにかく古い作風で、電車に30円で乗れるっていつの時代よ!?でもラスト良いなあ。京太郎=十津川警部という固定概念を改める。面白かった。

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2020/11/13

しっかり騙された、途中で「そういうトリックね」と気付くのに、それもまた遊ばれている途中だった。悲しいことに彼女の死が唯一の救い。

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