殺しの双曲線 新装版 の商品レビュー
始めにトリックが開示されていたのにも関わらず騙された!名作オマージュに+αの要素で最後まで興趣が尽きない。一つの大胆なトリックはもう一つ新たなトリックを生み出すんだなと身を持って実感した。「そして〜」を読んでいる方にはとりあえずおすすめしたい作品。
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西村ミステリーの中でも一番本格寄りなのが本書であろう。名作として名高いし、噂にたがわぬ出来栄えだった。各所で言われているが冒頭に双子トリックである、と明言されておきながら騙される、という点も良いのだが、個人的には2つの事件がどのように交差していくのかが全く見えてこない点に素晴らし...
西村ミステリーの中でも一番本格寄りなのが本書であろう。名作として名高いし、噂にたがわぬ出来栄えだった。各所で言われているが冒頭に双子トリックである、と明言されておきながら騙される、という点も良いのだが、個人的には2つの事件がどのように交差していくのかが全く見えてこない点に素晴らしさを覚える。さらに双子を活かすことで生まれる幅が物語に厚みをもたらしている。キャラのモブ感には若干不満を覚えるもののミステリ的な完成度は高い。
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双子トリック 双子を使ったミステリートリックは数多あるが それでも面白い 面白いが、インパクトには欠ける インパクトには欠けるが、やはり面白い! 西村先生はこういうのを多く書いて欲しいです。
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作品の冒頭に『メイントリックは双生児であることを利用したものです』と書かれている。 双生児というキーワードに注意しながら読み進めるも、最後までボヤけて見える犯人像に綺麗に踊らされてしまった。 フェアな展開、様々な伏線、そして終わり方、全てが全て良さしかない。
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大御所 初読了 著者曰く自著ベスト3に入る作品らしい ■この推理小説のメイントリックは、双生児であることを利用したものです。 と冒頭に読者へ挑戦状突きつけ、「そして誰もいなくなった」をオマージュと題打って騙される読後感! 読んでよかった トリック(HOW)よりも動機(WHY)...
大御所 初読了 著者曰く自著ベスト3に入る作品らしい ■この推理小説のメイントリックは、双生児であることを利用したものです。 と冒頭に読者へ挑戦状突きつけ、「そして誰もいなくなった」をオマージュと題打って騙される読後感! 読んでよかった トリック(HOW)よりも動機(WHY)を終始探す話 私にはどストライク 自身の食わず嫌い(読書嫌い)が成長したと感じる
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少しの違和感はあれど全く古臭くない、むしろ「そして誰もいたくなった」が好きなら色んな角度から楽しめるわくわく作品。逆に誰もいなくなったを知らない人は新鮮かつ驚きながら読み進めれると思う。願わくば誰もいなくなった、の記憶を消し去ってからこちらを読んでみたい…。 ハッピーエンド…とは...
少しの違和感はあれど全く古臭くない、むしろ「そして誰もいたくなった」が好きなら色んな角度から楽しめるわくわく作品。逆に誰もいなくなったを知らない人は新鮮かつ驚きながら読み進めれると思う。願わくば誰もいなくなった、の記憶を消し去ってからこちらを読んでみたい…。 ハッピーエンド…とは言えないな。そして気付かぬうちに人を傷つけているかもしれない私たち。ネットや人との関わりが希薄になっている今こそ多くの人に読んでほしい。他人の振り見て我が振りなおそうぞ。(感想がミステリのものではなくなった。失礼。)
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クリスティーの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品であり、双子であることを巧みに利用した本格ミステリーで、素晴らしかったです。 雪に囲まれた山荘で巻き起こる連続殺人の真相とトリックには、結構驚きましたね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初西村京太郎作品! なんと1979年に刊行されたお話らしいが、一昔前の作品だから読みづらいといったことが全くなくスラスラ読める(漢字の送り仮名の表記が今と違うとか婚前交渉=ふしだらとか多少の前時代的な要素はあるものの) 双生児トリックは、よくあるのが「片方が実行で片方がアリバイ作り」等で色んなミステリで目にして来たけど、これはそれらの双生児トリックとはまたひと味違った。 自分達の犯行だとバレても良いけどどっちがやったかわからない以上捕まらないってことを最大限に利用して堂々としていて、双子であることをそう使うとは…!!って感心したしめちゃくちゃ面白かった! (どうでもいいけど女性キャラの台詞の「〜だワ」の語尾カタカナが読んでてめちゃくちゃ気になってしまった…そこカタカナにすることに何の意味が込められてるのか…^^;)
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西村京太郎作品は、ハマったら抜け出せなくなると思って敬遠してたんだけど 知人からこれは間違いないと勧められて 手を出してしまった… 最初から双子のトリックだとネタバレしてるところが遊び心があっていいな、と思ったけど 読了後に、この冒頭のネタバレが、もっと深い意味を持ってくる ...
西村京太郎作品は、ハマったら抜け出せなくなると思って敬遠してたんだけど 知人からこれは間違いないと勧められて 手を出してしまった… 最初から双子のトリックだとネタバレしてるところが遊び心があっていいな、と思ったけど 読了後に、この冒頭のネタバレが、もっと深い意味を持ってくる でもかなり時代を感じる文面ではある が、さすがたくさん作品を輩出している作家さんはすごいな〜と感じました また機会があれば、数ある作品の中から一冊手を出して見たいと思います!
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初期の西村京太郎作品も面白いよと薦められて拝読。 ほぼ産まれた年に創刊されたこの本。古臭さは感じられず スルスルと読みやすい。 トリックが最初に種明かしされているものの、面白さに変わりはなく、逆に色々と疑いながら読み進めることに楽しみが増える。 言葉の言い回しなど本全体から 不思...
初期の西村京太郎作品も面白いよと薦められて拝読。 ほぼ産まれた年に創刊されたこの本。古臭さは感じられず スルスルと読みやすい。 トリックが最初に種明かしされているものの、面白さに変わりはなく、逆に色々と疑いながら読み進めることに楽しみが増える。 言葉の言い回しなど本全体から 不思議と優しさを感じた。
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