企業参謀ノート 入門編 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
○元マッキンゼー日本法人支社長で、経営コンサルタントの大前研一氏の著作。 ○企業の戦略的経営について、「企業参謀」となるためのベースと思考法を分かりやすく解説。 ○大前氏の考え方の入門編となるものであり、平易な言葉や具体例を多用しているため、大変読みやすい。 ○経営についての分析法や決断のあり方のみならず、そもそもの基本となるものの考え方についてのアドバイスがあふれており、自分の仕事においても、いったん立ち止まって見直してみたいと感じた。 ○特に、“KFS=key Factor for Success”の具体例については、産業別・上流下流別に詳細に書かれていて分かりやすい。自社においても意識してみたい。 ○問題の本質の見抜き方、問題点から解決策までの導き方といった、当たり前のことを整理する思考法は、ぜひ身につけたいと思う。
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具体的で、内容に流れがちゃんとある。 一般の羅列してあるだけのビジネス書や自己啓発書とは違って、論理的
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著者は憧れのホグワーツ、じゃなくビジネスブレイクスルー大学校長の大前先生。 繰り返し登場するエピソードで、著者がMITに在学時代の授業中に「ちょっと図書館で調べてきます」と答えたところ、チョークを投げ付けてブチ切れた先生がいたというものがあります。 答えを今出すことから逃げるな...
著者は憧れのホグワーツ、じゃなくビジネスブレイクスルー大学校長の大前先生。 繰り返し登場するエピソードで、著者がMITに在学時代の授業中に「ちょっと図書館で調べてきます」と答えたところ、チョークを投げ付けてブチ切れた先生がいたというものがあります。 答えを今出すことから逃げるな、と。 企業参謀の姿勢を示唆するものではないでしょうか。その責を生き抜くためのテクニックが本書では学べます。特にkey Factor for Successを炙り出していく手法は具体的で腹に落ちます。 先生に習うとPPMの図も陳腐じゃないから不思議。
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第1章 問題から目を背けるな。“決断"ができない人は生き残れない! ! 第2章 問題の中身はどうなっているか?事の本質を手にする方法を教えよう 第3章 日本のビジネスパーソンはアメリカより「2時間」遅れている 第4章 企業の生き残り! その“天国と地獄"を分...
第1章 問題から目を背けるな。“決断"ができない人は生き残れない! ! 第2章 問題の中身はどうなっているか?事の本質を手にする方法を教えよう 第3章 日本のビジネスパーソンはアメリカより「2時間」遅れている 第4章 企業の生き残り! その“天国と地獄"を分ける大事な要素 第5章 「成功のカギ」を素早く見つけ出す方法
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入門編という事だったので、わかりやすく読む事ができた。 戦略的思考を養う方法として書かれている 「しょうがない」とあきらめずに代替案を考えるクセをつけることや、 問題点から出発して打つ手を探り出す イッシュー・ツリー」を活用することなど、 すぐに実行しようと思う。
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これを読んで、自分は典型的な日本人だなと感じた人は少なくないだろう。 what if思考で問題の本質について考える。そして、完全主義を捨てた完全主義者となり行動する。 これで明日から企業参謀の第一歩を踏み出せる。
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「こうしなさい」という題目に対する具体例が、非常に腑に落ちる内容でわかりやすい。 特に「日常からこのような思考法を用いなさい」というものは、今日からでも取り入れるべき内容ばかりである。 この本に書かれている内容が身に付き、このような思考法が自然にできるようになれば、「できるビジネ...
「こうしなさい」という題目に対する具体例が、非常に腑に落ちる内容でわかりやすい。 特に「日常からこのような思考法を用いなさい」というものは、今日からでも取り入れるべき内容ばかりである。 この本に書かれている内容が身に付き、このような思考法が自然にできるようになれば、「できるビジネスパーソン」になったといえることであろう。
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原著のエッセンスを分かり易く抜き出してくれている。 でも、原著の重厚さと真剣に向き合った方が得られる思考は多いかな。
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「企業参謀」を初めて読んだのは、もう30年以上前だと思います。 当時、私は学生で、企業戦略とかマーケティングとかといった言葉自体にも疎かったこともあり、大前氏が説く合理的な思考に大きな感化を受けました。 本書は、タイトルが「ノート」「入門」、さらに「大前研一『監修』」とある...
「企業参謀」を初めて読んだのは、もう30年以上前だと思います。 当時、私は学生で、企業戦略とかマーケティングとかといった言葉自体にも疎かったこともあり、大前氏が説く合理的な思考に大きな感化を受けました。 本書は、タイトルが「ノート」「入門」、さらに「大前研一『監修』」とあるので、いろいろな意味で興味を持って読んでみました。結果、本書を読み通しての感想ですが、「企業参謀」の入門編というよりも、大前氏流の戦略思考のエッセンス版という印象でした。あっという間に読めるので、戦略思考のオリエンテーション用としては取っつきやすいと思います。ただ、大前氏の著作を何冊か読んだことのある方には不要な本でしょう。
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名著「企業参謀」「続・企業参謀」を改編した本。 本書入門編と実践編との2冊に分かれる。 書かれた内容も現代に合う内容に変えられている他、 入門編というタイトル通り、大変分かりやすく、記述されている。 結果、より多くの気づきが得られる内容に変わっている。 ビジネスパーソンに必要...
名著「企業参謀」「続・企業参謀」を改編した本。 本書入門編と実践編との2冊に分かれる。 書かれた内容も現代に合う内容に変えられている他、 入門編というタイトル通り、大変分かりやすく、記述されている。 結果、より多くの気づきが得られる内容に変わっている。 ビジネスパーソンに必要な考え方満載の本書、是非読んで頂きたい。 本書を読み、改めてオリジナルを読み返そうと思う。
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