企業参謀ノート 入門編 の商品レビュー
企業参謀を読まず本書に触れてみた。 参謀たる者、分析力とロジックを駆使し、やりきるところまで導くべし、と解釈した。 そのためのアプローチが散りばめられている。 なぜそうなるのか、仮説を立てロジカルに予測し行動まで落とし込むことを習慣化することが大事。 成功の鍵がどこにあり、ど...
企業参謀を読まず本書に触れてみた。 参謀たる者、分析力とロジックを駆使し、やりきるところまで導くべし、と解釈した。 そのためのアプローチが散りばめられている。 なぜそうなるのか、仮説を立てロジカルに予測し行動まで落とし込むことを習慣化することが大事。 成功の鍵がどこにあり、どうすれば他を圧倒できるのか、どう伝えれば実行しやすいかを考えるクセを養う必要がある。 口先だけの者、評論家になる者、いずれも「脳で考えない」ことに起因している。 分析力、論理展開力、そして一番難しい実行法伝達力。 長いものに巻かれない意思とコミュニケーション力が求められる。
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(2013/1/26) 大前研一のデビュー作にして不朽の名著、『企業参謀』が再編集でやさしくわかる! このキャッチがぴったりですね。 原発日本企業の将来を悲観して日立の原発技師からマッキンゼーに転職した30歳の大前青年。 畑違いでわけもわからず、しかも誰も教えてくれない、という...
(2013/1/26) 大前研一のデビュー作にして不朽の名著、『企業参謀』が再編集でやさしくわかる! このキャッチがぴったりですね。 原発日本企業の将来を悲観して日立の原発技師からマッキンゼーに転職した30歳の大前青年。 畑違いでわけもわからず、しかも誰も教えてくれない、ということで、 キャビネをひっくり返して、過去のマッキンゼーのコンサルレポートを片っ端から読む。 重要なポイントをメモに取る。 それを一冊の本にまとめたのが「企業参謀」 35年たってもいまだ経営者に読み継がれる名著となっている。 まあ考えてみたらしっかりドキュメントを残したマッキンゼーもさすが。 もちろん整理した大前さんも凄い。 これで彼は普通のサラリーマンではなくなって、世に出たわけだ。 で、今回はそれをさらに噛み砕いてわかりやすく説明。 1470円にしては文章量が極端に少ない。 見開き左側はワンセンテンスしかない。右側も大きめの字で、、。 まさに入門編。 でも、正直わかりやすかった。もちろん知ってる知識ばかりなのだが、頭が整理できた。 第3章の中期計画の戦略ステップは、図解でわかりやすいかというと、 案外わかりにくく、よくよく読むと、当たり前のことを言ってた。 目標決めて、現状をつかんで、現状のまま最大限努力できるところを算出して、 それでもギャップがあれば大胆に手をうとう、といってるような。 2時間遅れ、というのは朝のこと。9時までに一仕事終えるか否か。 私も終えてる口! 第4章で取り上げているPPMの表現が世の中一般のそれと違った。初めて聞いた。 大食らい座 スター座 負け犬座 現金牛座 業種の魅力度の大中小と自社の強さの大中小で9つに分けるのも初めて見た。 値段が高いのが玉にきずだが、初心者は読んだ方がいい。 11月に実践編が出るとあったが出た様子がない。どうしたのかな? 目次 1章 問題から目を背けるな。 “決断”ができない人は この先、生き残れない!! 2章 問題の中身はどうなっているか? 事の本質を 手にする方法を教えよう 3章 日本のビジネスパーソンは アメリカより「2時間」遅れている! 4章 企業の生き残り! その“天国と地獄”を分ける 大事な要素 5章 「成功のカギ」を 素早く見つけ出す方法
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企業参謀を擦って簡易的な表現にしたもの 各章、本当はもっと深い内容があるはずだが、表面だけ記載した感じになっていて残念。
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原典の企業参謀は読んでおらず、まずはこちらから手を取った。前半は当たり前のことばかりの印象で、価値観も古臭く感じてしまう部分が多かったが、後半に書かれていたKFSの類型化が極めて役に立つ視点だったので星4つ。何だったらここだけ読んでもいいかも。 とはいえ、全部通して読んでも2-3...
原典の企業参謀は読んでおらず、まずはこちらから手を取った。前半は当たり前のことばかりの印象で、価値観も古臭く感じてしまう部分が多かったが、後半に書かれていたKFSの類型化が極めて役に立つ視点だったので星4つ。何だったらここだけ読んでもいいかも。 とはいえ、全部通して読んでも2-3時間なので、興味があれば軽い気持ちで手を出してみても良いと思う。 なお、再三本文で言及される続編(実践編)は、出版予定日から10年近く経った今もいまだに発行されていない模様。
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・非常に分かり易い内容で書かれており、若手ビジネスパーソンにもおすすめできる ・これも実践が大事 ・常にポジションを取る勇気を持ちたいさ、多くの人がそうなることを願う
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本編の企業参謀があまりにも読みにくい文章だったので、内容をしっかり整理するために読みました。 本編に比べ圧倒的に腹落ちしやすい文章・構成ですし、全体像が掴みやすい。その上、コンサルタントの分析手法のエッセンスはしっかり入っていると思います。本編に載っていた冗ch…もとい細かい表現...
本編の企業参謀があまりにも読みにくい文章だったので、内容をしっかり整理するために読みました。 本編に比べ圧倒的に腹落ちしやすい文章・構成ですし、全体像が掴みやすい。その上、コンサルタントの分析手法のエッセンスはしっかり入っていると思います。本編に載っていた冗ch…もとい細かい表現や詳細な例示は省かれていますが、本編の内容を100%理解して大前先生の著作の研究者になるのが目的でない限りは不要でしょう。 むしろ、この本にあるような簡単な例示で内容を理解し、日常で問題を認識して設問を設定し、その解決方法を考えるという訓練を実践するほうに重きを置くべきだと思いますし、著者も思考法を日常的に実践し習慣化すべきということを本文中で言及しています。 以下要約 ①適切なタイミングで答えのない問題を発見し②問題の本質を見極めて設問を設定し③問題を分析して解答を出し④解答を分かりやすく提示して実現するには戦略的思考が必要である。 第1章:戦略的思考が必要な理由 第2章:①問題の発見方法と②設問の設定方法 第3-4章:③問題の分析方法 第5章:④解答を踏まえ採るべき戦略における成功の鍵(KFS)を押さえられるような思考をすべき
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日本人は戦略的思考力の欠如があると警鐘を鳴らしている本。 以下、気になったフレーズ。 ・戦略的思考力の欠如がハッキリと表れるのは「やれることがあるのに大ごとになるまで何もしない」という点だ。 デシジョンが遅いのは、日本人の大きな欠点だ。長期的には「このままいけばダメになる」と...
日本人は戦略的思考力の欠如があると警鐘を鳴らしている本。 以下、気になったフレーズ。 ・戦略的思考力の欠如がハッキリと表れるのは「やれることがあるのに大ごとになるまで何もしない」という点だ。 デシジョンが遅いのは、日本人の大きな欠点だ。長期的には「このままいけばダメになる」とわかっていながら、短期的には「もう少し今のやり方で、現状を凌いだほうがいい」という結論を出したがるという精神構造を持っている。 ・ひと言で言えば、日本人は「What's if ~」(もし~だったら、どうするの?)という思考法が苦手なのだ。 ・低成長が基調になってくると、ひとつの判断ミスが競争力の失墜や収益の悪化に直結してしまう。こうした状況に対処するには以下の思考が必要になってくる。 ①判断を従来よりも分析的・科学的に行うこと ②分析を行う力を内部的に身につけること ③判断を「特定職制のもの」という認識から、「会社全体のもの」だという認識に変えること ④一度下った決定に対して、誰も当惑することなく、逆転できるようにしておくこと ③④の考えについては、日本人が「恥の文化圏」に住んでいることに起因する。つまり、自分の誤りを認めることほど悔しいことはないという思いを強く持つ国民性だからだ。 ・日常生活で戦略的思考力を養う2つの方法 新聞やネットの情報を制限する。なぜなら、それらは「知識の断片」だから。 「しょうがない」と思っていることを「しょうがある」ことにするにはどうしたらよいかを考える習慣をつくる ・「戦略的」と考えている思考は、冷徹な分析と人間の経験や勘、思考力を最も有効に組み合わせた思考形態なのだ。 ・KFS 物事には結果に及ぼす主要因というものが必ずいくつか存在する。 戦略的思考家の間では、この要因をKFS(Key Factor for Success=成功のカギ)と呼んでいる。KFSを押さえれば俯瞰的な戦略が展開できるようになる 例えば サービスがKFSのケース 勝つためには上位メーカーは「モグラ叩き戦法」、下位メーカーは「地域集約化」が成功のカギ
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本編と言ってよい『企業参謀』を読む意識、時間と理解する能力のある人は多分読む必要はないように思う。何を置いてもKFS、というのは改めて意識できたが、『企業参謀』はそれだけではないはず。 読みやすい本なので、本当にエントリー向けの本。つまりこの本を読んで『企業参謀』の理解が深まるも...
本編と言ってよい『企業参謀』を読む意識、時間と理解する能力のある人は多分読む必要はないように思う。何を置いてもKFS、というのは改めて意識できたが、『企業参謀』はそれだけではないはず。 読みやすい本なので、本当にエントリー向けの本。つまりこの本を読んで『企業参謀』の理解が深まるものでもない。
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思考だけではなく実践すること。問題をブレイクダウンし、最後は実現可能な方策まで落とし込むこと。 自分は公務員なので、利益の最大化のような命題は、業務上はない。それでも個人として、日々の仕事に活かせる考え方のヒントがあればと、読了。 ただ結論としては、むしろ自分は考え過ぎる方向にあ...
思考だけではなく実践すること。問題をブレイクダウンし、最後は実現可能な方策まで落とし込むこと。 自分は公務員なので、利益の最大化のような命題は、業務上はない。それでも個人として、日々の仕事に活かせる考え方のヒントがあればと、読了。 ただ結論としては、むしろ自分は考え過ぎる方向にあるので、 ・多少間違ってもすぐに結論、決断するにはどうしたら良いか(参謀というより司令官) ・もっと卑近な例で、書類の整理の仕方とか、他人への指示の出し方、習慣化の方法 などを論じてくれた方が良かったのかもしれない。
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