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植物はすごい の商品レビュー

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64件のお客様レビュー

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2014/12/03

植物の生態をホメオスタシスという観点から見て、やつらも頑張ってるんだという。熱帯の草花の(日本人から見れば)えげつなさの理由もわかった。

Posted byブクログ

2014/10/10

本当にすごい。いつも生徒たちには「植物が光合成をしてくれているおかげで我々は生きていけるのだ、植物に感謝、感謝。そして、その光合成をするには日光が必要、太陽さまさま」と言っているのですが、その太陽光のなかの紫外線が強すぎると、植物はいたんでしまう。だからポリフェノールを作る。それ...

本当にすごい。いつも生徒たちには「植物が光合成をしてくれているおかげで我々は生きていけるのだ、植物に感謝、感謝。そして、その光合成をするには日光が必要、太陽さまさま」と言っているのですが、その太陽光のなかの紫外線が強すぎると、植物はいたんでしまう。だからポリフェノールを作る。それで果実の色も濃くなるし、花も色づく。なるほど、日に当たって色付いておいしそうに見えるのは、実は自分の身を守るためだったのだ。そして、また我々も、そのポリフェノールをいただくことで、紫外線などから身を守っている。やっぱり、植物さまさまなのだ。雑草なんて言ってむやみに抜かないでください。しかし、抜いても抜いても生えてくる。植物は本当にたくましい。食べられる野草があるということを何かで読んで、以前はよく生徒を連れて春を探しに出歩いて、ノビルを見つけると抜いてはその球根を食べていました。けれど、それに似たスイセンの球根には毒があるというのを読んで冷や汗ものでした。アジサイも危険なのだそうで気を付けよう。マンゴーはかぶりつかないように。ウルシのなかまで、ウルシオールに似たマンゴールという成分で、口の周りがひどくただれるのだそうです。ヒガンバナがあちこちで咲き乱れるこのごろ。一度球根を味わってみたいものですが、どこまで毒抜きをすればいいのやら。植物とは上手に付き合っていきたいものです。

Posted byブクログ

2014/02/17

まだまだ知らない植物ってあったんだな~と改めて感心した一冊。毒、トゲ、ネバネバ、食中植物、根なし葉なし植物などいろんな植物に出会えておもしろい

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2013/11/11

危険にさらされるほど、より美しい花を咲かせる。バナナやりんごはかさぶたを作って病原菌の侵入を防ぐなど、植物も身を守るためにがんばっているんです! 熊本大学:空

Posted byブクログ

2018/10/31

・晴天の日の太陽の光の強さは10万ルクスだが、多くの植物が光合成で使いこなせる光は2.5万〜3万ルクス。余分なエネルギーは活性酸素をつくりだすため、ビタミンCとビタミンEなどの抗酸化物質で害を消している。 ・色素のアントシアニンとカロテンも紫外線の害からまもる抗酸化物質。アントシ...

・晴天の日の太陽の光の強さは10万ルクスだが、多くの植物が光合成で使いこなせる光は2.5万〜3万ルクス。余分なエネルギーは活性酸素をつくりだすため、ビタミンCとビタミンEなどの抗酸化物質で害を消している。 ・色素のアントシアニンとカロテンも紫外線の害からまもる抗酸化物質。アントシアニンはポリフェノールの一種で、赤や青の色素。カロテンは、赤、橙、黄色の色素。 ・以前、田植え前にはマメ科のレンゲソウが育てられていた。機械化によって早い時期に苗を植えるようになったため、近年は成長の早い菜の花が緑肥として使われている。

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2014/07/13

2013/8/31 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/7/9〜7/13 ラジオの出演などでお馴染みの田中先生の本。語り口そのままの優しい文章に、植物への愛情がにじみ出ている。 これまであまり植物のことを良く知らなかったが、とても面白い世界だなぁ。別の著作も読んでみよ...

2013/8/31 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/7/9〜7/13 ラジオの出演などでお馴染みの田中先生の本。語り口そのままの優しい文章に、植物への愛情がにじみ出ている。 これまであまり植物のことを良く知らなかったが、とても面白い世界だなぁ。別の著作も読んでみよう。

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2013/06/16

年齢とともに、花の美しさや、芽生えの愛らしさ、葉の緑の多彩さに心癒される事が多くなった。 そんな植物の生き抜く戦略、知恵が満載の好著。改めて、光合成の凄さも認識できたし、有毒植物のくだりなど、すぐに役立つ知識もあって良かった。 惜しむらくは、むりやり「〜はすごい」との記述の仕...

年齢とともに、花の美しさや、芽生えの愛らしさ、葉の緑の多彩さに心癒される事が多くなった。 そんな植物の生き抜く戦略、知恵が満載の好著。改めて、光合成の凄さも認識できたし、有毒植物のくだりなど、すぐに役立つ知識もあって良かった。 惜しむらくは、むりやり「〜はすごい」との記述の仕方が、多少押し付けがましく気になった。編集上の売りなんだろうけど。

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2013/05/25

普段何気なく目にする花や草木、また当然の様に毎日食べている野菜、これら植物がいかにすごいかを解説した一冊。本書の内容を知っているか、知らないかで植物に対する見方が変わると思った。 動物に食べ尽されない工夫、環境に負けない体づくり、種が出来なくても子孫を残す、本書は様々な植物の生態...

普段何気なく目にする花や草木、また当然の様に毎日食べている野菜、これら植物がいかにすごいかを解説した一冊。本書の内容を知っているか、知らないかで植物に対する見方が変わると思った。 動物に食べ尽されない工夫、環境に負けない体づくり、種が出来なくても子孫を残す、本書は様々な植物の生態を通して、その生命の神秘と素晴らしさを解説している。植物は動物の様に自分で動いたり、餌を捕りに行ったりはしないが、自分の体内で栄養素を作ったり、周りの環境をうまく利用して繁殖したり出来る。本書を読んで、本当に植物というのはうまく出来ているなと感心すると同時に、彼らも周りの環境と闘いながら精一杯生きているのだと、感動した。 改めて思う、「植物はすごい!」

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2013/05/22

身近な植物たちの不思議を紹介した本。今まで知っているようで知らなかった、植物のすごさを分かりやすい文章で教えてくれる。この作者の本は中公新書に他にもあるので、また読んでみたい。

Posted byブクログ

2013/04/28

植物が生き延びるためにどんな工夫を凝らしているか紹介した本。一般向けだからか、何故其の様な能力や行動を起こせるのかなど因果関係まで掘り下げられてないので、却ってモヤモヤする。

Posted byブクログ