確証 の商品レビュー

今野敏(著者)

2022/02/10

ブクログで筒井康隆さんの特集をしてましたね
このタイミングで筒井康隆さんてやるな〜ブクログ
七瀬シリーズは当時、全巻持ってたんですよね
ちょっとエッチな描写もあったりしてねw

さて全くエッチな描写は出てこない今野敏さんです

今回も主人公にいや主人公コンビにやられました
こんなに魅力的な刑事を次々生み出す今野敏さんほんとすごいですね
しかもこれもシリーズなんですよね

ただちょっとだけ毛色が違う窃盗犯専門の捜査三課の刑事が主人公で、独特の仕事内容や手法、視点、考え方が一般にも馴染みのある捜査一課の刑事を敵役して描き、対比させることでわかりやすく描いていたのが印象的でした

そして自分は係長がすごく良かったです
良かったいうかもう好きです
自分をよく理解し信頼し、いざと言うときには全面的に味方になってくれる上司がいるって素晴らしいですよね
今野作品お馴染みの田端捜査一課長といい、非常に魅力的な上司が頻繁に登場するのも今野敏さんが大好きな理由でもあります

そしてこのシリーズはきっと読者が秋穂の成長を見守るシリーズでもあるに違いない！

2021/06/18

2021年6月17日
一気読み。
おもしろい。
いつものパターンなんだけど、どんどん読みたくて。
みんな仕事に矜持を持っている。
的外れな矜持もあり、そこでトラブる。
正義が勝ってスッキリ。

2018/11/15

警視庁捜査三課・萩尾警部補シリーズ　第１弾

盗犯一筋のベテラン警部補・萩尾秀一と相棒の武田秋穂が、渋谷で連続して起きた強盗事件と窃盗事件に犯人のメッセージ性を感じて捜査に乗り出す。

そして赤坂で第３の事件では、手口が同じながら、死体と金庫が空いており、萩尾は違和感を感じる。

萩尾は渋谷と赤坂の事件の関連性を訴えたため、秋穂と一緒に捜査本部へ招集される。

捜査一課の捜査員に盗犯係としての印象を伝えるが、衝突を生んでしまう。

理解のある上司にも助けられ、秋穂の女性の勘も発揮されながら、３つの事件の真相を追う。

帯に新シリーズとあったので、勝手に第１弾としました。
やっぱり今野作品は人物で読ませる警察小説ですね。
嫌いじゃないですけど。

ちょっと萩尾の勘が当たり過ぎな感じもしましたが。

2018/10/09

ドラマ化もされた萩尾警部補シリーズの警察小説ミステリー．こういう作品は謎解き感も大事だが一気に読ませるドライブ感もとても大切．その点では良い作品．

2018/10/04

刑事物と言えば、殺人事件を扱う警視庁捜査一課が中心だが、このシリーズは、泥棒等の事件を扱う警視庁捜査第三課の二人のコンビが主人公だ。しかも相棒の一人は武田秋穂と言う女性刑事だ。このシリーズも面白い。

2017/07/21

窃盗係が主人公の警察ものはあまりないのじゃないか。弟子とのからみも含め、なかなか楽しく読める。ここでも捜査一課がむかつく奴なのがワロタｗ

2017/05/21

市立中央図書館より。
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今度は捜査三課(盗犯係)のお話。
捜査三課第五係の萩尾秀一と、相棒の武田秋穂の
コンビがいい。女性刑事につきものの差別的な言動は外部からないこともないが、きちんと二人の造形ができてゐて納得できる。
捜査一課との確執や衝突が描かれ、最後には萩尾の経験則が正しかったことが証明される。協力してくれた検事の存在もいい。
大変面白かった。

2017/03/22

今野敏の警察小説にしては軽い感じで、かなり早く読めるが、それなりに話の起伏もあり楽しめた。盗犯係という設定と若手女性警官が主人公の一人だからかな。

2016/12/24

本当にこの人の警察小説は好き。どのシリーズの主人公もみんな魅力的すぎる。おじさまサイコー！相棒もいいし、上司も同僚も、さらには対立する相手もいい味出してて作品を大いに盛り上げてくれる。今回の主人公は作中の表現を借りるのであればまさに「職人」。同じ刑事と言えど、所属が違えば着眼点も違うわけで…。それが簡潔に描かれていてとても読みやすかった。

2016/10/14

あれ、この話？？？　と思ったらドラマ化されてたのね〜。
萩尾と秋穂のベテラン男性と若い女性のコンビがいい味出してるわ〜。
しかも、盗犯捜査ってところも面白い。
若くてヤル気があってはつらつしてるっていいな。女性という良さも活かしつつ活躍しているところが気持ちいい。
これってシリーズ化されてるのだろうか？