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確証 の商品レビュー

3.7

61件のお客様レビュー

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2013/05/10

盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾を主人公とするシリーズ、第一弾。 先に連ドラ化されているのを見ていたため、大方の筋は分かっていたのだけれど、小気味良いテンポで話が進み、最後まで面白く読めた。こう言っては何だけど、ドラマ化の際につけられた余計な設定が無くてイイ。そ...

盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾を主人公とするシリーズ、第一弾。 先に連ドラ化されているのを見ていたため、大方の筋は分かっていたのだけれど、小気味良いテンポで話が進み、最後まで面白く読めた。こう言っては何だけど、ドラマ化の際につけられた余計な設定が無くてイイ。それに、ドラマは秋穂視点だったけれど、原作の方は萩尾視点。こちらの方が、事件の真相を掴む流れも分かりやすいし、女性相棒と組まされる男性刑事の戸惑いなど、萩尾の心理描写も細かく描かれていて、面白かった。当然ながら、ドラマより原作のこちらの方が断然好みデス(ドラマはドラマでいいですが)。盗犯係のプロとしての立場からの事件捜査はやはり新鮮で、シリーズ化は望むところ。次作も期待したい。

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2013/05/05

多分本当の捜査ってこんなのだろうなと思いながら読んだ。 捜査一課の威圧的な奴らにいら立ち。 秋穂が呼び捨てするのを喜んでしまった(笑)。 そんな中だから、田端課長の良い上司ぶりが印象的。 確証がないのに人員を多く使い見張りを立てる所は、強引なのでは?と思った。何も出なかったらど...

多分本当の捜査ってこんなのだろうなと思いながら読んだ。 捜査一課の威圧的な奴らにいら立ち。 秋穂が呼び捨てするのを喜んでしまった(笑)。 そんな中だから、田端課長の良い上司ぶりが印象的。 確証がないのに人員を多く使い見張りを立てる所は、強引なのでは?と思った。何も出なかったらどーするの?なんて考えちゃった。

Posted byブクログ

2013/03/20

警察小説ではトップランナーの一人である今野さんの安定感抜群の良質な警察小説で十分楽しめました。 あえて悪い面を探せば、新鮮味がないとか、読んでて衝撃を受けるようなことがないため、2~3年したら内容をほとんど忘れていそうな所ですかね。

Posted byブクログ

2013/02/28

窃盗担当の刑事が窃盗・強盗・殺人までを解決するというストーリー キャラがそれぞれしっかりしてて、読みやすくて良かった。 でも、窃盗担当刑事の経験からくる勘で、話が進んでいくのが少し強引だったかな。

Posted byブクログ

2013/02/16

捜査一課や殺人事件が描かれる警察小説が多い中で、窃盗を担当する三課の刑事が中心に展開されるのが新鮮だった。萩尾&秋穂もコンビも良い味を出しており、シリーズ化に期待。

Posted byブクログ

2013/02/03

安定感があるし面白いけど、新鮮味がない。「盗犯の勘」だけで一冊引っ張った印象。ぎゅっと絞って短編で十分なネタ。

Posted byブクログ

2013/01/12

初めて読んだ作家さん。難しい言い回しもなく、ストーリーが複雑でもなくスラスラ読めた。 警察物は好きでよく読んで いるが、あまりにシンプルな流れに途中戸惑ってしまった。 たまには良かったかも。 個の方の他の作品も読んでみようかなぁ。

Posted byブクログ

2012/12/31

久しぶりの今野敏。安定感あります。盗犯課の萩尾、部下の秋穂、魅力的な人物像に描かれてます。捜査一課の菅井、田端課長、そえぞれのキャラ設定が明確で、TVの2時間ドラマにはぴったりって感じ。

Posted byブクログ

2012/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

特許を持つ町工場の社長。不景気で会社が潰れホームレスに。技術力をいかして泥棒に。へまって車椅子。刑事が情報源にしている。 宝石屋に強盗。12時間後に宝石屋に泥棒。 指紋認証の金庫を開けた技術。すでに開発済み。 強盗は昔の工場の仲間。 社長を慕う女性が指紋を盗みシリコンで認証突破。 また強盗殺人事件。2分間で金庫があいていて中はから。 刑事は違和感。殺人と盗みは別。犯人を捜査一課がおさえる。 自白させる。冤罪。殺された男は借金えおしていた。社長を1年前の銀行強盗が捏造であることをゆすっていた。 女刑事。捜査一課の課長。喧嘩する窃盗課の刑事。

Posted byブクログ

2012/11/21

殺人をメインとする捜査一課のストーリーが多い中、盗犯係にスポットをあてたのは、新鮮だった。盗犯係の地味な捜査、盗人のスピリッツもよく理解できた。萩尾が盗人の気持ちになって捜査を進める。だから盗人の考え方をよく分かっている。人の気持ちになって考えているから、若い相棒とも上手くやって...

殺人をメインとする捜査一課のストーリーが多い中、盗犯係にスポットをあてたのは、新鮮だった。盗犯係の地味な捜査、盗人のスピリッツもよく理解できた。萩尾が盗人の気持ちになって捜査を進める。だから盗人の考え方をよく分かっている。人の気持ちになって考えているから、若い相棒とも上手くやっていけるのだろう。武田は、いろいろな面でデキた女だ。オイラの側にもこういう女がいたら即、惚れてしまうなぁ。萩尾君、これからも武田に惚れたらアカンぞ。娘を見守る態度でいいのだ。絶対に惚れたらアカン。だってオイラが惚れたんだから…。

Posted byブクログ