池上彰と考える、仏教って何ですか? の商品レビュー
図書館。 今まで読んだ初心者向けの本で一番わかりやすかったかもしれない。手元におきたい。ダライ・ラマとの対談が特によかった。
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日本人が仏教について知るには良い本だと思う。葬式仏教って言葉は知らなかったけど、知らないうちに仏教とのかかわりがお葬式くらいになってたような気がするのは事実。しかも仏教だからってかかわりでもなく、ただそうするもんだと思ってた。そういうことを改めて疑問に感じれる本。読んでよかった。
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「私はいつも真実を語り、慈悲深い態度を維持していますから、悲しんだり、後悔したりする理由は何もありません。それが楽観的で居られる主な理由です」(ダライ・ラマ法王)インドで生まれた仏教は非常に論理的。因果律という論理思考、寛容さ、その科学的思想に著者を始め多くの日本人がどことなく親しみやすさを感じる。仏教は苦悩を解き明かした哲学である。苦悩の原因である「煩悩」を人生の中でいかにポジティブに昇華しゆくのかという発想のトレーニングが現代における「修行」であり、「悟り」であり「布施」であり「慈悲」である、と解釈した。
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ブッタの悟りから日本へどのように伝来し拡散していったか、仏教の大まかな歴史がわかる解説本。初心者にはこれで十分なのだろう。
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このぐらいは知っておいたほうがよい仏教の基礎の基礎が 、池上さん流に解説しています。 池上さんは仏教の発祥の地インドへ向かうのですが、ダライ・ラマ14世と、チベットの高僧との、それぞれの対談は 心穏やかになりました。 インドの僧侶は、幼少の頃から仏門に入り、生き方が半端ないです...
このぐらいは知っておいたほうがよい仏教の基礎の基礎が 、池上さん流に解説しています。 池上さんは仏教の発祥の地インドへ向かうのですが、ダライ・ラマ14世と、チベットの高僧との、それぞれの対談は 心穏やかになりました。 インドの僧侶は、幼少の頃から仏門に入り、生き方が半端ないです。 死に直面したとき、人生の満足感と他の生きとし生けるものに対する、優しさと思いやりがあればいい。 そして、他の人たちの役に立ちたいという心があれば、死は確実に安らかなものになるという。 私が利他主義になるには、まだまだ修行が足りません。
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ダライ・ラマ14世との対談がすごくよかった。 逆境に立たされたときに希望や勇気を失わないための心の訓練、どのようなものの考え方をすべきなのかを日頃からよく考えておくこと。日々、勉強しようと思う。
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お寺の雰囲気が好きでちょくちょく廻り始めたのが今年のはじめ。御朱印集めなんかもしているけれど、情けないながら肝心な仏教のことが分からない。そんなこんなで手にした本書。 仏教は一つの宗教なのだが、宗教と枠組みを越えて「より良い生き方」「意義のある生き方」を提供してくれているよう。キ...
お寺の雰囲気が好きでちょくちょく廻り始めたのが今年のはじめ。御朱印集めなんかもしているけれど、情けないながら肝心な仏教のことが分からない。そんなこんなで手にした本書。 仏教は一つの宗教なのだが、宗教と枠組みを越えて「より良い生き方」「意義のある生き方」を提供してくれているよう。キリスト教みたいに積極的な不況活動が行われるわけでもなく、自分からアプローチしないとその知識は得られない。煩悩をすべて消し去るのはあまりに難しいけれど、日々の実践で間違いなくやってくる「死」が本当に迫ったとき、正しいとされる行いをしてきたという自信が心の中に安らぎをくれるのかもしれない。 ダライ・ラマ法王は意外と良い意味で人間らしいんだな、と対談を読んで思う。宗教は人間を救うものだから、やっぱりその人間が人間らしくないと説得力がないのかも。
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元NHK記者で今はジャーナリストの池上彰さんが、話しかけるような言葉で仏教について語った本だよ。 後半はインドでダライ・ラマ14世さんとお話したときの談話が収録されていました。 去年の8月に発行された本だから、東日本大震災の話なども出ていました。 お坊さんが奥さんを持ったり、お...
元NHK記者で今はジャーナリストの池上彰さんが、話しかけるような言葉で仏教について語った本だよ。 後半はインドでダライ・ラマ14世さんとお話したときの談話が収録されていました。 去年の8月に発行された本だから、東日本大震災の話なども出ていました。 お坊さんが奥さんを持ったり、お寺を世襲で継いだりするのは日本仏教だけなんだね。 これは「念仏唱えりゃオールOK!」的な浄土真宗の開祖・親鸞さんの影響だろうなぁ…。 らじはお寺や仏さまは敬えるけど、お坊さんだったらすべて敬えるかって言われたらNOです。 そもそも考え方がアニミズム系なので、あらゆるものに神さまが宿ってるって気がするのだ。 この本はかなり仏教の初心者さん向けだと思いました。 ちょっと物足りなかったかな。
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図書館借覧。 一章に日本の仏教についての解説、二章にチベット仏教、そしてチベットの高僧、タムトク・リンポチェとダライ・ラマ法王との対談、三章に著者池上氏の観点から説かれる「まとめ」がなされている。 物理的輪廻転生の考え方はとても合点・納得がいく。
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