池上彰と考える、仏教って何ですか？ の商品レビュー

池上彰【著】

2018/01/08

『宗教がわかれば世界が見える』（文春新書）が興味深い内容だったのでこっちも購入。単に仏教が伝える教えだけでなく、仏教そのものの成り立ちや、中国や日本における仏教の伝道と変質、さらに現代日本における「葬式仏教」の問題点まで、扱っている内容が予想よりも幅広くて面白かった。後半はダライ・ラマ法王との対談に多くページを割いてるが、これも含蓄に富んでいて素敵。改めて考えると、仏教の教えってすごく合理的で、人間の本質をついたものばかりなんだネェ。これなら信徒じゃなくても、今からすぐ実行可能だよ。

2017/09/09

自分から求める必要があるということは私にはあっていると思う。最後の分子、原子レベルでの輪廻転成論はすごくしっくりきた。

2017/09/07

仏教の基本というか、仏教は個人の生活に活かせるのか、という疑問に答えてくれた良書です。それを現代に実践しているダライ・ラマの考えの一端も知ることができました。

2015/11/18

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77 奈良仏教は原型
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2015/11/16

日本の仏教はお葬式くらいしか接点が思い浮かびません。
恥ずかしながら、仏と神の違いも知りませんでした。
ダライ・ラマと池上さんの対談が素晴らしいです。
仏教は宗教というより哲学に近いのですね。。。

2015/08/30

「思い通りに行かなくて当たり前」という考え方は仏教にもあるという話を聞いたことと＆葬式しか接点が無い仏教なので購入。世の中は苦しいことだらけだけど、それは煩悩(貪り、怒り、愚か）から成っておりそれを消すことで苦しみから自由になりましょうという話が読めただけでも大収穫でした。他、誕生から今に渡る歴史や、由来、キーマン（特に鑑真）など分かりやすく書かれており、仏教とはなにか聞かれたとき何らかの答えを出せるようになりたいと思います。

2015/04/15

身近なようで実は遠い存在の仏教を池上彰がわかりやすく解説。今は歴史ある宗派もかつては新興宗教だった時代も！仏教基礎を学べる一冊。

2015/01/28

3.4。説明が理解り易く有難い。元々仏教に対する印象が宗教といふより生き方在り方について受け継がれてきた手法とか学問というイメージだったので合ってた。あと、身内の葬式取り仕切った事あると読んでて端々にピンとくる。檀家制度の成り立ちに納得。やめたいんだなあウチんトコの。まさに問題な感じなトコなんだ。

2014/09/14

人はなぜ苦しまなければならないのか、そしてどうやったら苦しみから逃れられるのか、瞑想によって自分の心を見つめ、思考を深めていった。
瞑想を通じて、真理にたどり着き、就航が生まれるといいう展開はイスラムに似ている。

これからの人生をできるだけ注意深く送る。他人の役に立ち立ちという思いで、優しさや思いやりをもって接することによって、自分自身の心を安らかな状態に近づけることができる。

2014/09/05

色んな宗教があるが、やはり仏教が1番取っ付きやすいしいいのかなと思った。
仏陀一人を崇めるという一神教的な感じではなく、偏りがなく柔軟で包括的なところが魅力。
他の宗教などを見てきた中でこれが一番だと宮崎哲弥さんや池上彰さんも言っている。

物の価値や意味は考え方で変わる。
どんなに辛いことがあっても、俯瞰し長期的に見ればその物事はある一つの出来事でしかないことが分かる。
感情だって普段の訓練から自分でコントロール出来る様になる。

人生をよりよく生きる為に仏教を知ることは必要だと思った限り。