アーヤと魔女 の商品レビュー
昔一度読んだことがあったけど、ジブリで映像化予定とのことで久しぶりに再読 周りの人を思い通りに操ることが得意な孤児の女の子アーヤが意地悪な魔女に引き取られるが…というお話 ダイアナ・ウィーン・ジョーンズの奇想天外で楽しい世界観が全面に出てて、とても読みやすい作品 ジブリでどう...
昔一度読んだことがあったけど、ジブリで映像化予定とのことで久しぶりに再読 周りの人を思い通りに操ることが得意な孤児の女の子アーヤが意地悪な魔女に引き取られるが…というお話 ダイアナ・ウィーン・ジョーンズの奇想天外で楽しい世界観が全面に出てて、とても読みやすい作品 ジブリでどうアレンジが加えられていくのかとても楽しみです
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ダイアナ・ウィン・ジョーンズの遺作で、ジブリがアニメ化するという記事を見て、これはイカン!とあわてて確保。 佐竹美保さんのイラストも好きだし、手にとって嬉しい一冊だった。 まぁ、難しいこと言わず読んで、痛快なアーヤの活躍に笑うべし!! ただ、“12人の魔女に追われています”と手紙に書き残したアーヤの母の魔女のこととか、何故彼女が追われる羽目になったのかなど、もしかしたらシリーズでもっともっと楽しめたはずなのでは…と思うと残念。 魔女の出てくる物語…たくさん読んだなぁ。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズも、かなり読んでるはずだけれど…ブクログの本棚にはまだ載せていない。これはまたまたイカン。
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子どもの家で暮らすアーヤを引き取ったのは魔女だった。魔法を教えてもらえると思ったのにこき使われてばかりのアーヤは、黒ネコのトーマスとともに魔女に対抗する魔法を作ろうとするのだった。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ最後の作品。ダイアナ作品は込み入った構造のものが多く、それが魅力だと...
子どもの家で暮らすアーヤを引き取ったのは魔女だった。魔法を教えてもらえると思ったのにこき使われてばかりのアーヤは、黒ネコのトーマスとともに魔女に対抗する魔法を作ろうとするのだった。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ最後の作品。ダイアナ作品は込み入った構造のものが多く、それが魅力だと思っていました。しかしこれは単純明快で、アーヤの何事にもめげないたくましさが魅力となっています。 魔女の部屋の気持ち悪さにも、魔女の脅しにも、それがどうしたと受け流すアーヤの強さは壮快です。これはピッピや一連のロアルド・ダール作品にも通じる児童書の楽しさのひとつでしょう。 佐竹美保のイラスト(しかもそのほとんどがカラー!)により楽しさがより一層膨らみ、ああ面白かったと一気呵成に読んでしまう一冊です。
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身寄りのない子どもの家で育った女の子、アーヤは、ある日、魔女の家にひきとられることになった。魔法を教えてもらえると思ったアーヤは、初めは喜んだ。ところが、家に閉じ込められて、毎日こきつかわれてばかり! すっかり嫌になったアーヤは、魔女の飼っている黒ネコ、トーマスに助けてもらい、こ...
身寄りのない子どもの家で育った女の子、アーヤは、ある日、魔女の家にひきとられることになった。魔法を教えてもらえると思ったアーヤは、初めは喜んだ。ところが、家に閉じ込められて、毎日こきつかわれてばかり! すっかり嫌になったアーヤは、魔女の飼っている黒ネコ、トーマスに助けてもらい、こっそ。、魔女に立ちむかうための呪文をつくることにした…。 2011年3月に亡くなったダイアナ・ウィン・ ジョーンズの遺作。佐竹美保さんの挿絵がいっぱい(しかもカラー!)でわくわくしました。 この後、アーヤはどうなるんだろう…。お母さんは無事に逃げ切って迎えに来られるのだろうか…。トーマスは何者? 色々と気になります。この続きが読めないこと、もう彼女の新作を読めないことがとても残念で悲しい。でも何回でも読みたい本はいっぱいあるので、これからもちょくちょくDWJの世界に浸りたいと思います。
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アーヤの前向きさ、サバイバル能力の高さがとても魅力的。残された伏線が永遠に回収されないままなのが悲しい。ご冥福をお祈りします。
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『聖モーウォード子どもの家』で暮らすアーヤは、子どもの家が大好き。だから、子どもを引き取りたいという人が来ると、変な顔をしたり、絶対に引き取られないようにしている。 ところがある日、奇妙な男女がやってきて、そんなアーヤを引き取ることに。
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身寄りのないアーヤが 魔女に引き取られてって話。 短いので スラっと読める。 アーヤの本名から なるほどねぇっと思うエンディング。 遺作だったんだなぁ。 ハウルの動く城が有名だけど この本に出てくる 家も 一風変わった魔法のかかった家な気がするなぁ。
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あらすじにある“遺作”の文字が哀しい。 気の強い女の子,意地悪な魔女,得体しれない存在,かしこい猫etc.DWJらしいキャラクターや設定が沢山出てきて楽しかった。 ただ、アーヤの名前や両親の謎,そしてマンドレークの正体がわからずじまいなのが少し残念。 佐竹美保さんの挿絵が沢山...
あらすじにある“遺作”の文字が哀しい。 気の強い女の子,意地悪な魔女,得体しれない存在,かしこい猫etc.DWJらしいキャラクターや設定が沢山出てきて楽しかった。 ただ、アーヤの名前や両親の謎,そしてマンドレークの正体がわからずじまいなのが少し残念。 佐竹美保さんの挿絵が沢山なのも嬉しい。
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おもしろい〜 ダイアナウィンジョーンズさんの遺作 魔女の子らしい孤児(とりあえず捨て子)のアーヤ いいなりにできる能力?がある ひきとったこわい魔女とデーモンを使役するあやしいマンドレークのふたり くろねこトーマス 生意気そうなアーヤかわいい 佐竹さんの絵がよいよい
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DWJの生前に本国イギリスで出版された最後の本、なんだって。 原題 Earwig And The Witch のearwigって、はさみ虫のことで、外国でははさみ虫が耳の穴に入り込んで悪さするって言い伝えがあるそう。耳の穴ってとこから、そこからささやきかけて、相手を思うままにするという意味もあるらしい。へぇ。翻訳の人の工夫がうかがえる邦題だなあ。主人公の髪形もはさみ虫のお尻のはさみを連想させるものなんだけど、”アーヤ”だと、そこまではわからないね。 いろいろ伏線放り出しっぱなし、って感じもあるけれど、さっぱりとユーモラス。主人公は自分の将来を自分で切り開く負けん気タイプ。まさにDWJらしい良いお話だった。続きが読みたかったな。
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