プラチナデータ の商品レビュー
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情報化社会に対して一石を投じたストーリー。 DeNAという不変の証拠に抗う容疑者としての神楽、二重人格の中のもう1人の自分を理解し受け入れようとする神楽、警察という組織体制に立ち向かおうとする浅間。 3つの要素に対してそれぞれ表と裏があり、真実を求めて抗う主人公たちが描かれている。 DeNAが捜査に使われる未来が訪れたとき、本書の「プラチナデータ」のような不正が起きることが容易に想像された。12年前に書かれた本だが、AIや情報社会がリアルに描かれており驚いた。
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いつかはこんな時代が来るのではないかと思わせる小説でした。国家の陰謀は闇の中だということを思い知らされました。
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最後の最後までプラチナデータとモーグルについて引っ張ったが、それを知った時の衝撃はそこまで大きくなかった。 それよりもこういったDNA技術のような科学の発展で暮らしが豊かになったりするが、それらが適切に使われるとは限らないのだと思い知った。 階級制度は今でこそないが、結局一部の人間が徳をする実質的な階級制度が科学の発展で生じるのではないかと感じた。
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最初から最後までずっと面白い。 小説なのに映画を観ているような感覚で、途中でやめられずに一気に読んでしまった。 「プラチナデータ」これは現実にありそうだから余計に面白い。
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東野圭吾作品の中でもかなり好き!! 暗い気持ちにならず軽快に楽しめるストーリーでした。 そして、本の中で描かれていることは今後起こり得るかもしれないよなと思った。
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話の内容が盛りだくさんでやや理解が追いつかないところもあったが、状況がどんどん変わっていく展開で最後までドキドキしながら読めた。 『いつの世にも身分というものは存在する。人間が平等だなんてことはあり得ないんだ』 このセリフが心にずーんときた。 でも、最後に神楽が身分を気にしなく...
話の内容が盛りだくさんでやや理解が追いつかないところもあったが、状況がどんどん変わっていく展開で最後までドキドキしながら読めた。 『いつの世にも身分というものは存在する。人間が平等だなんてことはあり得ないんだ』 このセリフが心にずーんときた。 でも、最後に神楽が身分を気にしなくていい環境に身を置くことが出来たのはよかったと思った。
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DNAに頼りすぎてて怖いなぁ 有罪になったら覆すのは不可能だろうなぁ 将来的にこの物語と同じことが起こりそう もしかしたら知らないだけでもう始まっているかもしれない
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すごく読みやすくて面白い 頭の中に映像が浮かび上がる 50章(?)から成り立っていて、1章1章が短いから少しずつキリよく読み進められた
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