1,800円以上の注文で送料無料

プラチナデータ の商品レビュー

3.6

1031件のお客様レビュー

  1. 5つ

    124

  2. 4つ

    369

  3. 3つ

    395

  4. 2つ

    62

  5. 1つ

    10

レビューを投稿

2024/10/20

話の展開は面白かったけど事件の真相を知って鳥肌が立つほどの興奮は無かったかも ただこれからの社会で個人情報の管理が強くなっていくとしたら本当にこのようなトリックが仕組まれるんだろうなという無さそうである世の中の仕組みに納得した、

Posted byブクログ

2024/10/05

世の中が平等ではなくても、 人間はいくらでも幸せになれると思った。 話が進むにつれて、神楽の心情が徐々に変わっていくところが印象的だった。 ★印象に残ったフレーズ 「芸術とは作者が意識して生み出せるものではない。その逆だ。それは作者を操り、作品としてこの世に生まれる。作者は...

世の中が平等ではなくても、 人間はいくらでも幸せになれると思った。 話が進むにつれて、神楽の心情が徐々に変わっていくところが印象的だった。 ★印象に残ったフレーズ 「芸術とは作者が意識して生み出せるものではない。その逆だ。それは作者を操り、作品としてこの世に生まれる。作者は奴隷なのだ」 「すべてを知り得ないから惹かれる。知ってしまえば愛は終わる。愛とは情報の欠落を埋めるものだ」

Posted byブクログ

2024/10/02

東野圭吾はいいぞ。 東野圭吾作品は短編小説しか読んだことがなく(『怪笑小説』など、その頃の作品)、長編小説はこの作品が初めてなのだが、かなり引き込まれるものがあった。最後の方はかなり駆け足で読んだし、昼休憩を惜しまず読んでいた。いや、時間を惜しまず読みたくなる、そんなラストだっ...

東野圭吾はいいぞ。 東野圭吾作品は短編小説しか読んだことがなく(『怪笑小説』など、その頃の作品)、長編小説はこの作品が初めてなのだが、かなり引き込まれるものがあった。最後の方はかなり駆け足で読んだし、昼休憩を惜しまず読んでいた。いや、時間を惜しまず読みたくなる、そんなラストだった。 この作品がミステリに分類されるか分からないが、タイトルが何処で登場するか?というのも楽しみの一つだったし(でも何でこのタイトルにしたか分からずじまいだった、私の考察力不足である)、薄々気づく犯人について主人公たちはどこで気がつくか?というワクワク感もあった。評価は読み応えバッチリの星5とした。 映画化、コミック化もされている本作。映画見てみようかな、どんな違いがあるだろう。

Posted byブクログ

2024/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

DNA操作システムを作った人物が容疑者としてモンタージュされ、追われる立場になってしまうというストーリー。 理系ミステリー・容疑者と警察の追跡劇・社会派サスペンスなど東野圭吾先生の得意ジャンルが凝縮された500ページ弱のストーリーでとても面白かったです。DNAを国に提供するという現代にも似た話題で通じるテーマで、とても臨場感がありました。 殺人事件の真相とそれに関わる警察内部の闇や駆け引きもとても面白かったです。感情を捨てデータを信じることで生きていた神楽が逃亡劇を通して自分が忘れていた物と出会い考え方を直していく展開やもうひとつの人格であるリュウとの別れや謎の少女・スズランの正体など伏線回収がしっかりしていて素晴らしい作品です。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 神楽龍平 / リュウ:松岡禎丞 浅間玲司:安元洋貴 志賀孝志:三木眞一郎 白鳥里沙:花澤香菜 水上洋次郎:津田健次郎 戸倉:福島潤 那須:山路和弘 木場:稲田徹 丸沼玲子:日笠陽子 蓼科早樹/スズラン:伊藤美来 蓼科耕作:梶裕貴 神楽昭吾:山寺宏一 チクシ:大塚芳忠 サソリ:乃村健次

Posted byブクログ

2024/09/04

これもニノが出てるからって中学生の頃に読んだ。 でも内容はめちゃくちゃ覚えてる。東野圭吾先生の作品は、結構科学的な要素が多くて専門用語がバンバン出てくるけど、読み進めるのはしんどくない。

Posted byブクログ

2024/08/25

事件が起こる度、そして登場人物が増える度、「ここはこうなのでは?」という自分の中での結論が出来てくる。ただ、それを結び付ける物・一本線にするのが読書の醍醐味の一つ。 リュウとスズランの存在の意味、裏の裏にある重要人物…ページを捲る手が止められないのは作者の手腕だ。

Posted byブクログ

2024/08/18

人を愛する気持ちも、DNAで決まるのか-。 『時生』以来の東野圭吾san。 やっぱり東野sanの作品は読みやすい!あっという間に読み終わりました。 DNA捜査、NF13(Not Found 13)、警視庁捜査一課・浅間、警察庁特殊解析研究所・神楽、天才数学者・蓼科早樹、リュ...

人を愛する気持ちも、DNAで決まるのか-。 『時生』以来の東野圭吾san。 やっぱり東野sanの作品は読みやすい!あっという間に読み終わりました。 DNA捜査、NF13(Not Found 13)、警視庁捜査一課・浅間、警察庁特殊解析研究所・神楽、天才数学者・蓼科早樹、リュウやスズランの存在など。 お気に入りは、熱血漢の浅間とシニカルな神楽との関係性、人格を制御する「他人格出現制御剤」のリアルさ、プロファイリング研究者の白鳥里沙の立ち振る舞いです。 いつの時代も「プラチナデータ」は存在するのでしょうか。。(困) 最後の暮礼路市のチクシとサソリに救われました。

Posted byブクログ

2024/08/15

割と読みやすく、楽しめました。途中から、最後のオチをどうつけるのかが気になりました。読み終わってみて、ふう〜ん、なるほど…といった感じ。この話を楽しいと思った方は、たぶん米国ドラマ「パーソンズ・オブ・インタレスト」も気に入ると思います。

Posted byブクログ

2024/08/07

高度のDNA捜査技術が普及する社会を舞台とするSF系ミステリ。度重なる不可解な事件によってその技術に係わる国家の闇が浮き彫りになっていく。その陰謀に2人で立ち向かい次第に真相に近づいていく様が頁を繰るのを止められなくさせる。終わり方も綺麗。

Posted byブクログ

2024/07/20

最後どういう着地で終わるのか、楽しみながら読めたが、賛否両論のあるラストだった。 私的には、あまり好みのラストではなかった。 展開は比較的ゆっくりめで、長々しく感じた。 ☆3.5

Posted byブクログ