リーダブルコード の商品レビュー
プロダクト用のコードを書く機会があったのでそれ用に読んでみた。 非常にわかりやすい日本語で書かれており、コードの内容も比較的容易。 他者から見て分かりやすいとはどういうことなのかをちゃんと言語化してくれているので府に落ちやすい。 関数の命名法やindentの工夫、コメントの...
プロダクト用のコードを書く機会があったのでそれ用に読んでみた。 非常にわかりやすい日本語で書かれており、コードの内容も比較的容易。 他者から見て分かりやすいとはどういうことなのかをちゃんと言語化してくれているので府に落ちやすい。 関数の命名法やindentの工夫、コメントのポイント、関数として分ける粒度の考え方など非常に一回読んだだけでもある程度頭に残る内容となっているので一読の価値ありだと思う。 これからはここに書いてある原則を念頭に置きながらやっていきつぃ。
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- ネタバレ
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これとプリンシプルオブプログラミングは1~2年は半年に1回くらい読むと良さそうな本。 職人エンジニアに実装をお願いすると「それ僕が書かなくてもGoogleAnalyticsの設定とかからできますよね」とかってよくFBもらってたけど、今考えるとまさにってことだな。 - 式が長い時は説明変数を導入する。簡潔になり、指しているものも分かりやすい。 - 一方で中間結果を何度も経由するのはやめる。一度しか使わないような中間変数をあまり作らない - 読みにくいコードがあれば、そこで行われているタスクを列挙し、別のタスクに切り離せるものを探す - 行なっていることを、**簡単な言葉**で説明する - もっとも読みやすいコードは何も書かれていないコードである。そもそも必要な機能を厳選する - 定期的に標準のライブラリを読んで、使えそうなシーンをイメージする
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誰のためにコードを書くのか。半年後の自分を含む、同僚や後任者など他人のために書くのである。 表面上の改善の部分は比較的単純である。命名規則、整列、コメントなど。誤解されにくい適切な変数名や関数名を付けるところが日本語話者にとっては若干ハードルが高いかもしれない。コメントには意図や...
誰のためにコードを書くのか。半年後の自分を含む、同僚や後任者など他人のために書くのである。 表面上の改善の部分は比較的単純である。命名規則、整列、コメントなど。誤解されにくい適切な変数名や関数名を付けるところが日本語話者にとっては若干ハードルが高いかもしれない。コメントには意図や注意書きを書くのがよさそう。 あとは制御フローを整理したり、関数を分離したり、タスクを分割したり。 全般的に大切だけど当たり前のことが書いてある感じ。 初学者のガイドラインとして活用できそう。
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若干プログラムを書くようになってきたこの頃、プログラミングのルールや常識を知りたくて購入した一冊。章が短くさらさらと読めた。半年後の自分は他人とあったけどまさしくその通りで、以前に懸命に作ったコードを見返すと自分でもよくわからないこともしばしば。プログラムが要領よく回るのはもちろ...
若干プログラムを書くようになってきたこの頃、プログラミングのルールや常識を知りたくて購入した一冊。章が短くさらさらと読めた。半年後の自分は他人とあったけどまさしくその通りで、以前に懸命に作ったコードを見返すと自分でもよくわからないこともしばしば。プログラムが要領よく回るのはもちろん、 ・見た目にも整然としたコードを書くこと ・意味ある変数や関数の名付け、英単語にこだわり ・コメントに自分の意図を書くこと、見てわかることは書かない ・条件は肯定文、左側に変数 ・汎用コードを抽出、使いまわせるように ・標準ライブラリの利用 ・組織もしくは個人で一貫したルールを持つ など聞けば当たり前だけど気づかされることがいくつもあった。継続して意識したい。
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良いコードは人間が理解しやすいコードだ。機械が読めるコードは誰にも書ける ★本の概要・感想 本当にたくさんのプログラマがおすすめしている本書。期待どおりの本だった。読んですぐに実践可能な知恵が多い。読みやすいコードの多くの原則を学べる。また、目次が非常に良く出来ていて復習に...
良いコードは人間が理解しやすいコードだ。機械が読めるコードは誰にも書ける ★本の概要・感想 本当にたくさんのプログラマがおすすめしている本書。期待どおりの本だった。読んですぐに実践可能な知恵が多い。読みやすいコードの多くの原則を学べる。また、目次が非常に良く出来ていて復習に役立つ。本全てを読み返さずとも、目次を眺めればコーディングの原則を思い返すことができる。定期的に読み返していきたい本。 良いコードの原則は、良い文章の原則に似ている。大学のゼミで読んだ文章の書き方に関する本と一致することが多かった。例えば、以下のようなものだ。「曖昧なことは書かない。主語と述語を対応させる。短文を繰り返して表現する。紛らわしい言葉は使わない。常にどの段落も一番言いたいことから始める。同じ段落で違う話に移らない。文章のレイアウトを揃える。美しくつくる。ストーリー展開を考える。なぜこの部でこの話をしているか明らかにする。」等。よい文章とは多くの原則を抑えていて、その点で論理的なのである。良いコードも同じだ。良いコードはよく考えられて書かれている。論理的で美しい。 ★本の面白かった点、学びになった点 *実際に出荷するくらいのコードは一日10行ほどしか書かないはずなんだ *抽象度の高い単語は使わない。具体的で表現力の高いワードを用いるべし *一つのメソッドに多くの機能を入れない ・一つのメソッドに一つの機能にする →一つのメソッド一つの機能の原則を守らないと、メソッドの再利用が困難になる →メソッド内の機能が密結合となりやすい →密結合だとバグの修正が困難になる *変数のスコープは小さければ小さいほどよい *メソッドから早く返してやる ・条件式で深いネストをつくるのを止める。そのためには、メソッドから早く返してやることが大事 *何度も使いまわすようなメソッド、引数によって動きを変えたい場合はヘルパーメソッドをつくっておく ・ヘルパーメソッドを使いまわすようにすれば、何度も同じコードを書かなくて済むようになるよ ●学んだことをどうアクションに生かす *リーダブルコードの原則にのっとって、コードを書くようにする *何度か読み返したい。スキルアップしてまた読んだときには新しい気づきが得られそうである。会社のデスクに置いておく *うちの会社はここまでのコーディング規約が無いのが辛い。リーダブルコードぐらいの水準でコードを書いてもらうようにしたい。でなければ負債コードがたまっていく。さて、どうしていけばよいか ●本を読んだきっかけ あらゆるプログラマが薦めているから。やはり良い本だった
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以前にも読んだはずなのに読み返したらまた心に届くものがあった。定期的に読み返して自分の関わるコードでは内容を意識していきたい。
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構造が明確になるような書き方 関数名や変数名からの内容の類推 コメントの性格 などなど、コードを整理し、思考が捗るような仕掛けが見られるのが良かった。
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世間の評判通り、とても良い本です。 ある程度他の本を読んで意識してコーディングしていれば、「知ってた」となる事ばかりなのですが、逆に言えばスタンダードな課題への対処方がこのサイズでまとめられているので、手元に置いておく価値は大きいと思います。
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気になるところや後で見返そうと思ったところに付箋を貼っていたところ、読み終わったら、付箋だらけになった。 PCのそばに置いておくことで、コードを書く際に本に記載されてることを意識するようにしようと思った。
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リーダブルコード、つまり読みやすいコードとはどんなコードか、簡単に実践できるものから発展編まで幅広くわかりやすくまとめている一冊。 プログラミングを始めたばかりの人でも、すぐに改善できるような例から始まり(例えば変数名のつけ方や、列の揃え方など)、章を追うごとに、テストのしやすい...
リーダブルコード、つまり読みやすいコードとはどんなコードか、簡単に実践できるものから発展編まで幅広くわかりやすくまとめている一冊。 プログラミングを始めたばかりの人でも、すぐに改善できるような例から始まり(例えば変数名のつけ方や、列の揃え方など)、章を追うごとに、テストのしやすいコードの書き方や実践形式でリファクタリングするといった流れになっているので、自分のレベルに合わせて『1~3章は今日から意識して取り入れてみよう』というように活用することもできる。 親しみやすいイラストや、易しい説明で技術書らしくはないので、技術書を読む合間に閑話休題的に挟むのもアリかなと感じた。 読みやすいコードを書くということはプログラマというよりは文学のジャンルに近いと思う。いかに齟齬なく文字や行間で人とコミュニケーションをとるか。1と0からはむしろかけ離れていて小説を書いているような気持ちになる。
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