武器としての交渉思考 の商品レビュー
自分たちで考え、自分たちで秩序を作り出す その合意を作り出す手段こそが、交渉になる アメリカ大統領選挙に、ある写真家の写真がポスターに採用された。しかし、大統領側はその使用権の許諾を得ていなかった。大統領側は交渉によって使用料を払わずに済んだ。 あなたの写真が最終候補に残った...
自分たちで考え、自分たちで秩序を作り出す その合意を作り出す手段こそが、交渉になる アメリカ大統領選挙に、ある写真家の写真がポスターに採用された。しかし、大統領側はその使用権の許諾を得ていなかった。大統領側は交渉によって使用料を払わずに済んだ。 あなたの写真が最終候補に残った。政治献金を払えば採用される。いくら払える?
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若い学生も、社会人も。実践的。生活上のあらゆる交渉を、体系化して論理的に伝える。 情報量が多くて、値段をはるかに凌ぐと思う。筆者の口上をまとめていると思うとすごい頭脳。夭逝が惜しまれる。
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自分の立場ではなく、相手の「利害」に焦点を当てる...。合意形成や協調を進めるうえで必要なものの見方、考え方が整理された良書だなあと改めて認識。20代のときにこの本に出会っていたら変わったかなぁ...。40代で手に取った私は既に支援者側に...。未来ある若者に投資しよう!
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瀧本さんの著作を読むのは「2020年6月30日にまたここで会おう」,「武器としての決断思考」に続き今回で3度目です。 毎回刺激を受けるのですが、今回も『Do Your Homework』と言うフレーズに刺激を受けました。 他力本願せず、自分の頭で考え決断する。間違っていた時は...
瀧本さんの著作を読むのは「2020年6月30日にまたここで会おう」,「武器としての決断思考」に続き今回で3度目です。 毎回刺激を受けるのですが、今回も『Do Your Homework』と言うフレーズに刺激を受けました。 他力本願せず、自分の頭で考え決断する。間違っていた時は修正する。 (知識・判断・行動) 大変勉強になりました。
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対超合理的な相手 と 対超不合理な相手で章が分かれているのに笑ってしまいました。この人の本を読むと「聡明…!」とつくづく思うのでした。
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交渉についての考え方、最低限のやり方が書かれた本。 合理的な交渉方法から始まり、非合理的な面を持つ人との交渉方法が紹介されている。 非合理的な人の類型は非常に共感/実感を持てる内容であり、その対処方法は参考になると感じた。 武器としてと枕詞にあるように、本書で学んだことを武器とし...
交渉についての考え方、最低限のやり方が書かれた本。 合理的な交渉方法から始まり、非合理的な面を持つ人との交渉方法が紹介されている。 非合理的な人の類型は非常に共感/実感を持てる内容であり、その対処方法は参考になると感じた。 武器としてと枕詞にあるように、本書で学んだことを武器として読み終わった時点から活用したいと思える内容であった。
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https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000025372
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●束縛があって初めて自由が得られ最大化できる。全員が完全に自由になると、他社の自由と衝突して逆に不自由になる。 ●但し本当に世の中を動かすなら、いまの社会で権力と財力を握っているエスタブリッシュメント層を味方につけるのが絶対必要。媚びるのではなく、将来見込みのある投資の対象と見な...
●束縛があって初めて自由が得られ最大化できる。全員が完全に自由になると、他社の自由と衝突して逆に不自由になる。 ●但し本当に世の中を動かすなら、いまの社会で権力と財力を握っているエスタブリッシュメント層を味方につけるのが絶対必要。媚びるのではなく、将来見込みのある投資の対象と見なされろ。 ホリリモンと三木谷 ●変化には異質なものと手を組め。最大の敵も仲間となり世の中が大きく動くことも。薩長同盟 ●ロマンとソロバンの両方が大事。人を動かすためには相手に具体的なメリットまたは損になると思える点をを提示する。 私はかわいそうだから言うことを聞いて、ではただの子供の駄々止める→あなたがこうすると得しますという提案。 ●交渉の基本は、 ・相手の立場を理解する 私の立場を分かって下さいは意味がない 何を欲しがっているか? 妥協していいと思っているのは何か? ・自分が話すより、相手の言い分を聞く ・必ずしもパイの奪い合いではない 相手の利害に焦点を当て、互いの利害を分析すれば、パイが大きくなることもある。 利害の調整が肝。 ●バトナは最強の武器。 Best Alternative to a Negotiated Agreement 複数の選択肢をもち、一番良い物を選ぶ。 交渉は、相手のバトナと自分のバトナによって決まる。バトナがなければコモディティ奴隷になる。常に相手のバトナは何かを考え、機会損失のタイミングも計算に入れる(相手がこちらのバトナを認識してない場合はこちらから提案してあげる。或いは、相手に自分のバトナを誤解させて有利に交渉を進めることも出来る) あなたはこちらの提案に乗らなかった場合、こういう選択肢がありますね。しかしその選択より私の提案の方があなたには有利ですよねと提示してあげる。こちらの分析が間違っていても、相手から別のバトナを入手できる。→たくさん聞いて、たくさん提案する。 バトナを用意しておくと、不合理な合意を避けられ、心に余裕が生まれる。 自分と相手のバトナ分析も大事だが、相手が自分のバトナをどう認識しているかの把握も大事。→ バトナは実際の良し悪しより、相手側の認識が大切。 ●お互いウィンウィンでも、一方のビッグウィンは、もう一方のスモールウィン。 ●交渉は最初のアンカリングで決まる。どこからスタートするか、最初の提示条件を自分優位に始め、相手の認識をコントロールすれば、マイナス条件がプラスに転換できる。 ・謝罪の時こそアンカリングは有効。ミスした時に謝るだけは下策。事後対策を準備しておけば、責任問題から事後対策の中身についての交渉へ話をスライドできる。人は提示された条件を起点として、物事を考えるという心理を使う。 ・アンカリングの3条件:①高めに②でも現実的③説明可能。逆に相手から提示を受けたら一切無視しこちらの最低ラインを提示。 ゼロイチ思考に陥らず、相手にとっては価値が高いが、自分には価値が低いものを譲歩する。
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◯革命には、既存の体制を制する=味方にすることが必要 ◯利害関係は本当にぶつかっているのか(例:オレンジ) ◯交渉が決裂した時、自分と相手にどんな選択肢があるか?何を手に入れるか? ◯アンカリング ◯沈黙に耐える ◯アウトプットを記録に残す ◯服そう大事 ◯NGワードを共有する
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