ロング・ロング・アゴー の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
しょっぱなの「いいものあげる」はシビアな話。 親の仕事で小学生同士の人間関係に影響するとか、 どんだけ胃が痛くなる話かと。 「チャーリー」のような特定の誰かに語りかけるような 文章の使い方がこの作者は上手いと思う。 「疾走」や「小さきものへ」が似たスタイルだった記憶がある。 あとがきを読んで「せんせい。」を読み返してみたくなった。
Posted by
言葉がきれい! 再会、あとがきにあった、いまごく当たり前の日常が、じつはなかなかの幸せだったんだということが、いつか、わかる。 うん、本当にそうなんだろうなぁと面う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっぱり重松作品はいい!6編からなる短編集だが、それぞれでいろいろな人生観を考えさせられた。特に「永遠」・「チャーリー」は良かった。最後の「再会」も、子供の頃と今の大人の気持ちがどちらも切なく懐かしくて、そんな気持ちを持った時代があったなーって思い出した。切ないけど、また前を向いて頑張らなきゃって思う本。当然に星5つ!!
Posted by
幸福感 というよりは 幸福観 といった方がいいのだろうか。 何が幸せで どんなとき,どんなことに 充実感を得るのか 考えさせられた。
Posted by
6篇からなる”再会”をテーマにした短編集です。子供の時に感ずる気持をこれでもかと表現しようとする作者の試みが好きです。でもこの話はやはりある程度の歳を重ねないと響かないのかな。
Posted by