やりたいことは二度寝だけ の商品レビュー
津村記久子さん、小説読んでいる頃から面白いなぁと思っていたけれど、エッセイも目の付け所に笑った。 何度か吹き出しそうになりそうに。 ご本人があとがきで記しているように、疲れたし、あぁ、でも何かさらっと読みたいときにはぴったりかもひとつが新聞連載の分量なのでさらっと、だけどたまに...
津村記久子さん、小説読んでいる頃から面白いなぁと思っていたけれど、エッセイも目の付け所に笑った。 何度か吹き出しそうになりそうに。 ご本人があとがきで記しているように、疲れたし、あぁ、でも何かさらっと読みたいときにはぴったりかもひとつが新聞連載の分量なのでさらっと、だけどたまにぐっ、とする。
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※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルとイラストに惹かれました。 そして、中身も著者の気が向くままのゆるい内容。 新聞などのエッセイが集められているので一つの話が短いので、ちょっとずつ気が向いた時に読むのがいいかも。 勢いで一気に読む本ではないと思う。 なぜなら、時系列も話の中身もバラバラなので。 「……であった。」「……のだった。」「……なのだった。」という結びが印象に残る文章。 地味に面白い津村さんの思考。 でも、タイトルはどこからきたのか。二度寝の話を期待していたのに……没にしちゃうなんて。読みたかったです。それだけが残念。
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まさか津村さんのエッセイでジダンの頭突きとか髪がある頃のカンビアッソの話が読めるとは思いませんでした。
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津村記久子さんのエッセイ集です。著書もほとんど読んでるし、日経の連載も読んでいたので驚きませんが、しみじみとゆるい感じがいいなーと思いました。まだ30代前半とは思えないこの落ち着き。ただ、文房具の思い入れを熱く語られているのが意外でした。手作りノートやミシン目カッターやマステのこ...
津村記久子さんのエッセイ集です。著書もほとんど読んでるし、日経の連載も読んでいたので驚きませんが、しみじみとゆるい感じがいいなーと思いました。まだ30代前半とは思えないこの落ち着き。ただ、文房具の思い入れを熱く語られているのが意外でした。手作りノートやミシン目カッターやマステのこと、興味深く読みました。
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あのような小説を書く人は、どんなことを日々思っているんだろうなー と、興味があったのでエッセイを読んでみました。 ご自身でも言っているけど、「地味」。 その地味さ加減に、途中で何度か他の本に浮気しつつも やっと読み終えました。 でも地味だけど、そのおかげで変にドキドキもしない...
あのような小説を書く人は、どんなことを日々思っているんだろうなー と、興味があったのでエッセイを読んでみました。 ご自身でも言っているけど、「地味」。 その地味さ加減に、途中で何度か他の本に浮気しつつも やっと読み終えました。 でも地味だけど、そのおかげで変にドキドキもしないし 平坦な気分で読めるので、落ち着きたいときなどにはいいかも!? これを読んでロフトに行きたくなりました。 ノートとかミシン目ロータリーカッターとか、シャーペンには Bの芯がいいとか、そういうの読んでたら無性に 文房具が欲しくなってきた。 あと、ドラクエⅢのことを書いた章は、ものすごく共感できました。 私が最初にプレイしたゲームも、ドラクエⅢだったので……。
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芥川賞受賞作品『ポトスライムの舟』から始まって、なんとなく、世に出ている津村氏の作品は、ほぼチェックしている。お仕事(OL?)しながら作品を書いているんだったっけな、彼女の作品はそれが常に、根底にあるように感じる。しかしながら、この本はタイトル勝ちだよね、その通り、やりたいことは...
芥川賞受賞作品『ポトスライムの舟』から始まって、なんとなく、世に出ている津村氏の作品は、ほぼチェックしている。お仕事(OL?)しながら作品を書いているんだったっけな、彼女の作品はそれが常に、根底にあるように感じる。しかしながら、この本はタイトル勝ちだよね、その通り、やりたいことは。
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芥川賞受賞前後の周辺記。さらりと読んだ。本のサインに馴れないで緊張したことなど率直に書かれている。ドラクエⅢへの語りが熱かった。
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著者があとがきで語っている通りのエッセイ集。そこはかと漂うシニカルでユーモラスな視線に笑わせてもらったり、共感したり、あるいはは?、だったり。 何もしていない、と言いながら作家と会社員両立させてるし、と本当に食べて寝ているだけの人(私)は思った。
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これは書店で見かけて装丁に一目惚れして手にしたもの。タイトルがもうすべてを物語ってるエッセイ集。「やりたいことは二度寝だけ」あー言っちゃったよ、この人的なね。 津村記久子さんは芥川賞受賞したポストライムの舟から知って、あ、なんかいいなと思いデビュー作の君は永遠にそいつらより若い、...
これは書店で見かけて装丁に一目惚れして手にしたもの。タイトルがもうすべてを物語ってるエッセイ集。「やりたいことは二度寝だけ」あー言っちゃったよ、この人的なね。 津村記久子さんは芥川賞受賞したポストライムの舟から知って、あ、なんかいいなと思いデビュー作の君は永遠にそいつらより若い、野間文芸新人賞受賞作のミュージック・プレス・ユー!!をさらに読んであ、この人なんかいいって思った。なんかいいんですよね、津村さんの書き方って。 このエッセイ集、ほんとゆるい。検索ばかりする検索履歴集とかドラクエとかなんかゆるゆる。あーなんかいいなって思えるとってもゆるいエッセイ集です。暇な時間にひとつ読むともっとぐだりたくなる。
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初めてのエッセイとの事。 「ポトス~」「ワーカーズ~」「八番筋~」の3冊しか読んだ事はなかったけれど、全部好きで。 エッセイもかなり期待して読んだ。 この人があの小説を書いてるのねーと思ったり、小説に通じる雰囲気に浸ったり、文具好き・大阪好きな自分にはときめく所もありで楽し...
初めてのエッセイとの事。 「ポトス~」「ワーカーズ~」「八番筋~」の3冊しか読んだ事はなかったけれど、全部好きで。 エッセイもかなり期待して読んだ。 この人があの小説を書いてるのねーと思ったり、小説に通じる雰囲気に浸ったり、文具好き・大阪好きな自分にはときめく所もありで楽しめた。
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