光 の商品レビュー
「月と蟹」より多少はマシなジュブナイルもどき。ちょとした仕掛けがあるんですけど、著者のドヤ顔が透けて見えるようで実に不愉快。
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子どもの頃の思い出が…楽しかった事も、そうではない事も本当はこんなにキラキラしている物なのかも知れない。 そしてその思い出の傍らには不思議な魅力を持った大人がいたような気がする。
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小学四年生の少年達の物語。 誰が読んでも、あるあると思えるような子供の頃の体験がギッシリ。 昔は、些細なことでもワクワクドキドキしてたよなぁ・・・
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すごいよかった。 読みながら何度も「これ道尾さんだったよな」 と確認してしまうほど(笑) そうそう、そうだったよなぁと すっかり子供に戻った気分で読めました。 「月と蟹」より全然こっちだな。
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面白い。一気に読破。氏は重厚なミステリーも良いが、誰もが経験するような話を氏の独自の視点で書かれた本も素晴らしい。そういえば私が小学生3年生の時の担任の先生もデートがある土曜日は、目に青いアイシャドーが塗られていて、生徒に突っ込まれていたことを思い出した(苦笑)。あの時代青いアイ...
面白い。一気に読破。氏は重厚なミステリーも良いが、誰もが経験するような話を氏の独自の視点で書かれた本も素晴らしい。そういえば私が小学生3年生の時の担任の先生もデートがある土曜日は、目に青いアイシャドーが塗られていて、生徒に突っ込まれていたことを思い出した(苦笑)。あの時代青いアイシャドーが流行っていたのだろうか・・・
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小4の男の子達の冒険物。清孝くんのおばあちゃん「キュウリー夫人」がホントいい味だしてる。子供の頃のキラキラした思いや、普通なら忘れてしまう感情など、すごく上手に書ける作家さん。どろっとしたものが無い分、そういうところが際立った感じがした。
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少年たちの友情と冒険を描いた物語。そこにはときどき謎もあって、ミステリとしても読めます。 個性豊かなキャラクターが魅力的。少年たちもいいけど、やっぱり「キュウリー夫人」が最高ですね。彼女の存在感は圧倒的です。 ささやかな謎を織り込みながら語られる物語の終盤で、起こってしまうとんで...
少年たちの友情と冒険を描いた物語。そこにはときどき謎もあって、ミステリとしても読めます。 個性豊かなキャラクターが魅力的。少年たちもいいけど、やっぱり「キュウリー夫人」が最高ですね。彼女の存在感は圧倒的です。 ささやかな謎を織り込みながら語られる物語の終盤で、起こってしまうとんでもない大事件。日常の謎テイストで進むのかと思っていたのでこの展開にはびっくり。はらはらどきどきさせられながら一気読みでした。ラストの活劇は爽快です。
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読後感は悪くないが、ちょっと懐古主義的すぎないかい?そして、少年たちの繊細な描写はさすがだが、出来事やストーリーがつまらなすぎないかい?さすがの道尾さんなので、小説的なテクニックは存分に楽しめるけれども、そこに行き着くまでがちょっとつらかった。でもまあ、少年期の淡い想いを書かせた...
読後感は悪くないが、ちょっと懐古主義的すぎないかい?そして、少年たちの繊細な描写はさすがだが、出来事やストーリーがつまらなすぎないかい?さすがの道尾さんなので、小説的なテクニックは存分に楽しめるけれども、そこに行き着くまでがちょっとつらかった。でもまあ、少年期の淡い想いを書かせたら天下一品ですね。
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+++ あのころ、わたしたちは包まれていた。まぶしくて、涙が出る――。 都会から少し離れた山間の町。小学四年生の利一は、仲間たちとともに、わくわくするような謎や、逃げ出したくなる恐怖、わすれがたい奇跡を体験する。 さらなる進境を示す、道尾秀介、充実の最新作! +++ 山間の町...
+++ あのころ、わたしたちは包まれていた。まぶしくて、涙が出る――。 都会から少し離れた山間の町。小学四年生の利一は、仲間たちとともに、わくわくするような謎や、逃げ出したくなる恐怖、わすれがたい奇跡を体験する。 さらなる進境を示す、道尾秀介、充実の最新作! +++ 山間の町で過ごす子ども時代。暗い夜、恐ろしい言い伝え、大切な思い、宝物、仲間だけの秘密。そんなノスタルジックなあれこれが語られる折々に挟みこまれた、そのころを懐かしむような語り。それが誰だかどうしてそんな形になっているのかが明かされるのは最後である。そうだったのか。利一、清隆、慎司、宏樹、という性格も境遇も違う四人の同級生が慎司の姉・悦子を交えて知恵と勇気と思いやりの気持ち全開で出会う出来事の数々は、彼らだけの奇蹟だったのだろうか。かけがえのないひと時は、彼らの成長にどんな影響を与えたのだろうか。読む者に子どものころのみっしり詰まった時間を思い出させてくれる一冊である。
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