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誰がための刃 レゾンデートル の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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2022/11/18
  • ネタバレ

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末期がんと診断された若い医者がジャックという殺人鬼と共犯になり殺人を犯してしまう!連続殺人犯を追う警察は、何度も捜査の裏をかかれている。途中で医者と出会った未成年の女性と恋に落ちる。最後にはジャックと共倒れになり、犯人は警察官だったという落ち。未成年の女性は子供を身ごもっており、幸せに暮らす。

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2022/10/05
  • ネタバレ

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冷静に考えると、4人も殺してるんだけど、それでもさやと幸せになって欲しかったなと思う。 映画レオンみたいな展開ですね。 読みやすかったし、現役のお医者さんなだけあって末期癌患者の描写はリアルでしたし、最期の日、自分で処置して一時的に復活するところは高揚しました。

Posted byブクログ

2021/10/13
  • ネタバレ

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なんだか綺麗事ばかりだけど 犯罪者ばかりとは言え4人も殺してるし お相手は未成年だし お望み通り、笑って死ねたって 殺人者は地獄に落ちて 死後は大変だ! ただ、愛する人を守れた(はーと) ふん、それって自己満足だけだね。 それより もし自分が余命宣告されたら… そればかり考えていた。

Posted byブクログ

2021/06/02
  • ネタバレ

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なんだろうこのチグハグな感じ。主人公の心情とか犯人と相対したシーンなんかはとても引き込まれるし、展開も読みやすくていいのに…。 ヒロインの女の子との絡みになるととたんにライトノベルみたいな展開に。二人で書いてると言われても納得できるくらい、不思議な作品でした。

Posted byブクログ

2021/04/08

死の時期を知った人間がそれまでどんなふうに生きていくのか 著者の医者としての知識と犯罪、生き様、恋愛など色々な要素を絡めつつ読みやすく最後まで一気に読める。 ハッピーエンドの終わり方っていうのはいいな お勧めの一冊です。

Posted byブクログ

2020/01/28
  • ネタバレ

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末期癌を宣告された外科医の青年が、連続殺人犯に脅され共犯してしまうが、最終的に犯人と対決して、少女を救うというヒーロー的な小説。 登場人物の一人の視点で話が進んでいき、最初は誰なのか、何故出てくるのかわならないが、後編ではその視点感が面白くて次々と読んでいった。 けっこう殺人が頻発されてしまい、なかなか青年漫画的な要素が多い。 ただ、次の物語が何か気になるので面白いことは間違いない。 死に行く際に笑えた事が、その人の人生に価値があったと思えること。それが1番印象に残ったし、自分もそうでありたい。

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2019/05/14

「否認」 突然宣告された余命。 自分自身が医師であり知識があるからこそ知った時の絶望は、人一倍大きかっただろうな。 復讐を目的として生き甲斐にし始めたのかと思いきや、正当防衛とはいえ殺してしまった時の雰囲気からして何か違う気がするな。 「怒り」 スケープゴートとして。 殺し方が...

「否認」 突然宣告された余命。 自分自身が医師であり知識があるからこそ知った時の絶望は、人一倍大きかっただろうな。 復讐を目的として生き甲斐にし始めたのかと思いきや、正当防衛とはいえ殺してしまった時の雰囲気からして何か違う気がするな。 「怒り」 スケープゴートとして。 殺し方が似ていたからというのもあるだろうが、彼はもっと深い意味を持って彼に近づいている気がするな。 彼女の追いかける事件は、確実に危険なものであり一人で顔も隠さず大胆に行動し過ぎじゃないだろうか。 「取引」 辿り着いた人物は。 正義と称して彼の手足になり動いていた彼だが、本人を探し始めるとはジャックも予想外だったのかもしれないな。 考えてみれば案外簡単に辿り着けそうな人物であるが、周りが認知していなかったというのか一番大きな問題だったのだりうな。 「抑うつ」 隠し場所を暴いた先には。 恋人となった人物の事は知りたいと思うのは普通の感情だろうが、隠されていた秘密が大きいほどショックは比例して大きくなり疑心暗鬼になるよな。 一人飛び出した彼女だが、まだ追われている身なのに無防備な姿で大丈夫なのだろうか。 「受容」 命をかけて決着をつけに。 彼はどうしても彼女を助けたかったのだろうが、病に侵された人間には限界があるのだから現実を見て彼女の傍に居れたらこんな事にはならなかったのだろうな。 彼が命をかけてまで守り抜いた命は、彼の罪も全て知ったうえで彼の償いを認めて生きてゆくのだろうな。

Posted byブクログ

2019/03/16

とにかく長い。何度も寝落ちしながらどうにか読了。バイオレンス色が強くとにかく血が流れる。愛に目覚めて生きることの意議を悟る主人公がとても切ない。内容も悪くなく、大好きな作家さんであるのに、ちっとも入り込めなかったのがとても残念。なぜなんだろう。ハードカバーの重さだろうか(笑)

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2018/10/06

必殺仕事人ではないが、悪事を働いているが罰せられないものたちを処刑していく「ジャック」。 鋭利な刃物で殺す事、名前から切り裂きジャックをイメージさせる。 それに対し登場する癌が発見された医師。 職業柄本人に対する告知などの経験はあるが、自分自身がそうなる事など想定もしておらず、残...

必殺仕事人ではないが、悪事を働いているが罰せられないものたちを処刑していく「ジャック」。 鋭利な刃物で殺す事、名前から切り裂きジャックをイメージさせる。 それに対し登場する癌が発見された医師。 職業柄本人に対する告知などの経験はあるが、自分自身がそうなる事など想定もしておらず、残りわずかな命とどう向き合うのか思い悩む。 正義をかざして悪事を働く事に共感はできないが、被害者が家族であったりすると、犯人に対するものの考え方としてはあり得るのかなぁとも思う。 末期癌患者である主人公が、たまたま助けた女の子沙耶。 ありえないが命を狙われているという事で、自宅に匿う。 殺人鬼のなり損ないと、殺人犯に狙われる二人の共同生活か始まる。 途中の展開はハラハラドキドキさせられる部分が多くあり、途中でやめられなくなる事必至。 ラストは生というものに対する考えや、家族や愛する人を思う気持ち、自分自身のプライドに対する思いなど、心理描写がうまい。 非常に切ないラストではあるが、勇気には幸せになってほしいと願う。

Posted byブクログ

2018/10/04

あまり期待しないで読み始めました。 ・・・思った以上に面白かった。 末期がんの症状や痛みを軽減する処置は、知らない方が良かったかも知れない。 そういう意味ではとても怖い内容だった。 この話に関しては、「事実は小説よりも奇なり」は当てはまらないと思う。 いや、あるかな?

Posted byブクログ