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誰がための刃 レゾンデートル の商品レビュー

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41件のお客様レビュー

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2018/02/09

突然癌患者になった主人公が ジャック、沙耶と関わり合いながら生を全うしていく。 ただ沙耶という人物が都合良すぎる。 ジャックが殺人者となった理由は理解できるが 最後の方はグダグダになっていた。 情報提供の方法も都合が良すぎて なんとなくしっくり来なかった。

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2015/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本がきっかけで本が読めなくなり、この本がきっかけでまた本が読めるようになったという曰く付きの作品。 まあ別にこの本がどうというわけではなくて単にこっちの事情なんだけどね。 作者はお医者さんである。 なのでまあ病気に対しての描写がハンパないのである。 今まで色々同じような病に冒された人が描かれた作品を読んではいるが、コレに比べるとあまりに陳腐であったと気づかされる。 そこに関してはとにかくすごいのである。 作品自体も非常に面白かった。 そして吐きそうになりながら読んだ。 精神をえぐってくれた良作。 読み終わるのに3年かかったが読んで良かった。

Posted byブクログ

2015/02/26

『死』は敗北などではないと。そしてもっとも重要なことは『死』から逃れることではなく、『死』を受け入れるまでに、いかに意味ある『生』を送れたかなのだと。 (P.428)

Posted byブクログ

2015/02/08

福山ミステリー文学新人賞受賞作。 末期癌に犯された医師が、あるきっかけで連続殺人鬼ジャックの共犯となってしまう。最初はジャックに共感したものの、偶然助けた少女と交流するうちに自暴自棄から立ち直り、命あるうちにジャックを止め、少女を助けようとするのだが… 疾走感のある作品で、けっこ...

福山ミステリー文学新人賞受賞作。 末期癌に犯された医師が、あるきっかけで連続殺人鬼ジャックの共犯となってしまう。最初はジャックに共感したものの、偶然助けた少女と交流するうちに自暴自棄から立ち直り、命あるうちにジャックを止め、少女を助けようとするのだが… 疾走感のある作品で、けっこう長いがどんどん読み進めた。少女はなぜ狙われているのか、ジャックの正体は誰かなどの謎が興味をひっぱるし、刻々と悪化する病状や末期癌患者のアクションも著者が医者だけにリアリティが感じられた。キャラはわりとベタだし全体的にロマンチックすぎな気はするが、ストーリーの運び方、事件の組み合わせ方が実にうまいと思う。多少御都合主義でも見事なエンターテイメントで満足。

Posted byブクログ

2014/05/21

見事なエンターテイメントでした スピード感もあり、心理描写もあり 最後もきれいに終わり 面白かった!!

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2014/03/11

大学病院に勤務する末期癌の外科医岬雄貴は、切り裂きジャックの相棒として、法で裁けない悪を始末する破目に陥る。そんな雄貴であったが、暴力団に拉致されかかった家出少女南波沙耶を助けたことで、彼女を自分のマンションに同居させることになる。 沙耶は殺された友人から、瑪瑙のペンダントの中に...

大学病院に勤務する末期癌の外科医岬雄貴は、切り裂きジャックの相棒として、法で裁けない悪を始末する破目に陥る。そんな雄貴であったが、暴力団に拉致されかかった家出少女南波沙耶を助けたことで、彼女を自分のマンションに同居させることになる。 沙耶は殺された友人から、瑪瑙のペンダントの中に隠されたドナー情報が入ったSDカードを預かったことで、暴力団から身を隠さねばならなくなるが・・・ 読み応えのあるミステリー作品。

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2013/08/15

第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作 著者は日本内科学会認定医である その為、豊富な医学知識が散りばめられていて なかなか興味をそそる それにしても アルブミン製剤が癌患者に使われていることまでは知っていたけれど こういう理由だったとは知らなかった 勉強不足を実感して...

第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作 著者は日本内科学会認定医である その為、豊富な医学知識が散りばめられていて なかなか興味をそそる それにしても アルブミン製剤が癌患者に使われていることまでは知っていたけれど こういう理由だったとは知らなかった 勉強不足を実感してしまう

Posted byブクログ

2013/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

献本『ブラッドライン』知念さんのデビュー作。若手の外科医岬雄貴は、末期癌に冒されていることを知り自暴自棄となり体を鍛え上げ街の不良を襲撃するようになる。連続殺人鬼「ジャック」と接触を持った雄貴は、その共犯者になるが、暴漢に襲われていた沙耶という少女を助けた事から……。アクションハードボイルド、西村寿行さんの社会派ミステリとハードロマンを足して割ったような作品でした。著者が医師で医療にさすがに詳しい。主人公が青年外科医ならばでの情景が描かれているが、会話がちょっとくどすぎた。

Posted byブクログ

2013/07/14

お医者さんが書いたものだから、「死」に近いもののや病気の描写がリアルで、熱くて冷静。 最後の方は結末は分かっていましたが涙が止まらなんだ。 こんな人生送れたら後悔しないよね。

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2013/03/06

面白くて一気読みしました。 ミステリーの部分は圧巻。そして疾患描写はなんともはや、リアルです。 しかしながら、キャラクター描写や設定がアニメっぽく、好みではなかったの為の星一つマイナスしました。 沙耶ちゃんはもう少し大人の方が好みだったかもしれませんが、新しいジャンルには必要だっ...

面白くて一気読みしました。 ミステリーの部分は圧巻。そして疾患描写はなんともはや、リアルです。 しかしながら、キャラクター描写や設定がアニメっぽく、好みではなかったの為の星一つマイナスしました。 沙耶ちゃんはもう少し大人の方が好みだったかもしれませんが、新しいジャンルには必要だったのかも?!

Posted byブクログ