旅屋おかえり の商品レビュー

原田マハ【著】

2024/10/22

原田マハさんらしい、「フーテンのマハ」そのもの！

20代の頃、礼文島に旅行に行ったことを思い出し、
そこで育った丘えりかがとてもとても魅力的。

番組が打ち切りになった後の、
「やっぱり旅が好き」という気持ち、
ひしひしと胸に沁みる。

難病で入院中の女性からの依頼で始まった「旅屋」、
番組打ち切りのきっかけになった江戸ソースの会長の依頼、どちらの話しも胸がジーンときた。
そして、まさか、萬鉄壁社長とつながっていたなんて！

たくさんの温かい人たちに囲まれて、
旅で素敵な人たちに出会えて、
読んでいて、心が温まった。

ある意味ものすごい「ビッグ」になったおかえりさん、
礼文島のふるさとの家族のところに、おおいばりで帰れるね～
「おかえり」と大喜びで迎えてくれるはず。

2024/09/17

御当地名物とか出てくるとワクワクして自分も行ってみたくなる。旅が好きだから、旅のお話ってだけで惹かれる。
旅先での人との触れ合いが温かい。じんわり沁みるお話でした。
秋田に行ってみたいなぁ。

2024/09/11

旅したくなった！

誰も悪くないけど不幸になっちゃうことってあるよね。
この作品みたいに雪解けして幸せになれたらなんて素敵なことだろう。

2024/07/20

ほろっとして読後感のよい作品。
映像が浮かんで分かりやすいので、小説を読み慣れない人にもオススメできます。
私は主人公のおかえり、石井杏奈。
鉄壁社長、高橋克実。
のんのさん、森久美子。
って感じかなー

小説通り、角館にしだれ桜を見に行きたくなりました。

2024/05/03

原田マハさんの作品なのに美術がテーマじゃない！と驚いた。でも作中の情景がありありと思い浮かぶところは、さすが原田マハさんといったところ。
物語のしては上手くいきすぎではあるものの、軽く読めて、ハッピーエンドで、いい感じ。

2024/05/02

へえ。
いいですねえ。

旅行は好きだけど自分のためだけしかやったことが無かった。
お仕事として、ほかの誰かのために旅をする、なんて発想が頭に無かった。
そりゃそうか、世の中にはそういう人もいるんだもんなあ。

読み終えた後は心温まるぽかぽかストーリー。
なんだけど、悦子会長のくだりは親戚の続柄？の説明を流し読みしてしまったので完全没入とまではいかなかった。
それを差し引いても感動出来るお話。
タレント視点のお話も読んだことがなかったから新鮮だった。

2024/04/29

　心がほんのり温かくなりました。自分は周りの人に支えられていることに気づかせてくれる、すてきな作品でした。
　江戸ソースの会長が登場してから、話が急展開になり、胸が締め付けられるような思いで、読み進めました。

　原田さんは、多忙を縫って年間150日は国内外へ旅に出てるんですね。驚きの一言です！

2024/04/04

初　原田マハ著作品！

感動したぁ～泣けたぁ～、何だよ、最高に感動したぁ～!
心が温まったよぉ～!

おかえりに会いたくなったよ!

おかえりの気持ちやストレートな発言に、愛らしく、人間味をみたよ!

原田マハさん、最高に、感動作品を、ありがとう!

2024/03/24

旅は出かけるだけですでに意味がある。
旅をしたくてもできない人の依頼を受けて、代わりに旅をする仕事・旅屋。

旅屋をするのは｢おかえり｣こと丘えりか。
どうしてだろう、人々のつながりや美しい風景に何度も涙して読むのは。

初めての旅屋依頼を完了した時でさえクライマックス感があり、それでもまだ半分。
この感動を超える依頼があるのかと思ったらあったんだよねー。

｢いってらっしゃい｣と｢おかえり｣のやりとり。

今は愛媛に4年目突入で、その前は高知に2年間住んでいたので、梼原や内子はすごく身近に感じた。
桜や紅葉、雪など日本の美しさの描写にやられる。

2024/03/21

読み終わった後のあたたかさ。心地よい。
苦境からの展開。周りの人との関わりがなんともすてき。旅屋になるきっかけエピソードだけで終わるかと思ったけど、まだまだ続きがある。マハさん、すごい。