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おそろし の商品レビュー

4

268件のお客様レビュー

  1. 5つ

    60

  2. 4つ

    117

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2013/10/15

うん読んだよ。 でもね、四話まではそれなりに読めたんだよね 五話でね、判らなくなってしまった。 でも、すぐ読み返すの止めるよ。 「いったい何が判らないの?」 という疑問が強くなってきたら、また読むかも 読んでてね、ちょっと感じたのは、 現の世界と虚ろの世界の行き来かな?っ...

うん読んだよ。 でもね、四話まではそれなりに読めたんだよね 五話でね、判らなくなってしまった。 でも、すぐ読み返すの止めるよ。 「いったい何が判らないの?」 という疑問が強くなってきたら、また読むかも 読んでてね、ちょっと感じたのは、 現の世界と虚ろの世界の行き来かな?って。 ここ一年ほど本の読むジャンルが広がったら それまで虚ろの世界なんかある訳ないよと確信していたけど、 それがなんか揺らいできたみたい。 変な感想

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2013/10/09

宮部さんの時代物は大好きです。今回は怪談?ということで人が死んだり哀しい出来事が起こっていますが、なぜか読後はそれほど暗くならない。おちかが徐々に心を開いていく感じがそう思わせるのでしょうか。 続編もぜひ読もうと思います。

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2013/10/05

自分の心と照らし合わせながら、引き込まれて夢中で読めました。面白かったです!私は魔鏡がいちばん興味深く読みました。美しい姉弟を菊之助さんをイメージしていました(^-^)

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2013/09/29

母からもらった本。 最初はそんなに、んっ?感じ。 でもだんだんと引き込まれて行く。 鏡の話では、お風呂で読み終え たので頭洗うときの目の前の鏡が 怖かった(((^_^;) うん最後の最後まで引き込まれた。

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2013/08/31

江戸の神田三島町の袋物屋の主人夫妻はわけありの17歳の姪、おちかを預かることにしました。彼女には拭いきれない過去があり、それ故、三島屋でも一歩も外に出ず閉じこもったまま、自ら女中と同じように忙しく立ち働く日々を送っていたのでした。 そんな彼女にある日叔父の伊兵衛は、突如来客の相手...

江戸の神田三島町の袋物屋の主人夫妻はわけありの17歳の姪、おちかを預かることにしました。彼女には拭いきれない過去があり、それ故、三島屋でも一歩も外に出ず閉じこもったまま、自ら女中と同じように忙しく立ち働く日々を送っていたのでした。 そんな彼女にある日叔父の伊兵衛は、突如来客の相手を頼みます。不本意ながらも彼女はその来客の相手をすることになります。来客はおちか相手に自然と胸に秘めてきたものを語り出します。三島屋が不思議な話を集めているという趣向は叔父が仕組んだものだったのですが、おちかはそれから訪ねてくる客の怪談を聞くうちに、叔父の真意を考えるようになります。 世の中には恐ろしいことも割り切れないことも、たんとある。答えの出ないこともあれば出口のみつからないこともある。・・・と思い至った彼女は、女中のおしま相手に自分の秘めた過去を語り出すのでした。 怪談が5つ登場します。因縁めいたおどろおどろしい話や怪奇現象ともいえる出来事も登場して、確かに「おそろし」なのですが、反面、多くの人との出会いで、おちかが自分の身の上に起こったことを真正面で受け止め、それを乗り越えていく強さを身につけていく過程が見てとれて、さわやかな印象が最後に残りました。

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2013/08/22

ある事件で心を閉ざしたおちかが、叔父のはからいで不思議な百物語を聞いていくうちに、その事件に向かい合っていく・・・。 短編、というよりも連作。 一つのお話が別のお話につながって、ラストの物語へ。 それぞれのお話が、けっこうぞくっとします。 怖いのが、ただのもののけとか、お化け的な...

ある事件で心を閉ざしたおちかが、叔父のはからいで不思議な百物語を聞いていくうちに、その事件に向かい合っていく・・・。 短編、というよりも連作。 一つのお話が別のお話につながって、ラストの物語へ。 それぞれのお話が、けっこうぞくっとします。 怖いのが、ただのもののけとか、お化け的な怖さというよりは、人の情念の怖さなのが、宮部みゆき作品だなーと思いました。 この先も、まだまだ続きそうなので読んでみたいです。

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2013/07/30

お友達にプレゼントしてもらい読んだ。 江戸ものにはもともと目がない私。 読み始める前から楽しみで、読み終わっても期待は裏切られなかった。 自分の身に起こった事件のために心を閉ざしていた娘が人々の語りに耳を傾けるうちに、自分の心の納めどころを見つけて行く。 最後を読むと、確かに主...

お友達にプレゼントしてもらい読んだ。 江戸ものにはもともと目がない私。 読み始める前から楽しみで、読み終わっても期待は裏切られなかった。 自分の身に起こった事件のために心を閉ざしていた娘が人々の語りに耳を傾けるうちに、自分の心の納めどころを見つけて行く。 最後を読むと、確かに主人公にいつの間にか感情移入していた自分に気づく。 続編をさらに読みたくなる終わり。 現実離れした空恐ろしい話が多いがかと言って恐怖心を煽るものでもないので怖がりでも読める。

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2013/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

袋物屋「三島屋」の奥、黒白の間にて 変わり百物語をの聞き手となり訪れるお客の話を聞く、おちか。 ただ物の怪、妖の類の出てくる話ではない。 不可思議な現象は人々の心の闇とつながっていく。 それぞれの罪。それぞれの罰。 想いが残るから死者が現れる。 甘美な誘惑に囚われると現実に戻れなくなる。 おちかは自身の罪と罰を、百物語を聞くことを通して自問し続けていく。 身の内を抉られるような思いを感じるページもあるが、 それは前に進むための試練でもあると思える。必要な痛み。 だが、終始重々しい話では読み進められない。 三島屋の主人夫婦、女中のおしま、兄・喜一とのやりとりはどこかコミカルで そこに住む生きた人々を感じさせてくれるお茶目さが残る。 続編「あんじゅう」も楽しみだ。

Posted byブクログ

2013/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱり宮部作品の時代物は楽しい! 幽霊の話かと思えば、人間の欲の話でした。 人間って恐ろしい~。 夏にぴったりなお話です。 続きも早く読みたい!

Posted byブクログ

2013/07/21

お江戸モノシリーズ。 そこそこ。 人間五十年の時代、17歳なんてもう立派に人生の荒波に漕ぎ出してる歳なんですね。

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