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おそろし の商品レビュー

4

271件のお客様レビュー

  1. 5つ

    59

  2. 4つ

    119

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2014/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2014/10/2 この本、ここ2~3年の間に確かに読んだのに、なぜ本棚に入ってないのだろう? 登録忘れたんだね。内容は覚えてる。 おちかが早く時が過ぎればいいのにって思う気持ちがとてもよくわかった。 時が過ぎても傷が癒えるとも思ってなかったけど、同じことを思った。 おちかもそうだろう。 許されていい訳がないと思っているだろう。 私だけが元気においしいものを食べて笑っていていい訳がないと思っていた。 でも時間薬とはよく言ったもので、時間は確実に癒すから。 大丈夫。 などと自分語りをしてみたり。 続編も読もう。

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2014/10/02

ドラマが面白かったので購入。かなり長期な連載になるようなので、全てのドラマ化は無理だろうが、今出ている分だけでもまたやってくれないかなあ。今のキャストで。

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2014/09/26

すらすら読めた。 昔話風だけど、とっても読みやすかった。 最後のほうからは、ブレイブストーリーを思い出させるような展開だった。

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2014/09/19

宮部みゆきさんの作品は久しぶりです。 BSプレミアムのドラマを観たのをきっかけに読み始めました。読み始めると宮部ワールドに一気に引き込まれて…。この世のものでないものも怖いけれど、生きている人間の心の奥底の「澱」のようなものも怖い。誰にでもあるんだろうな…。

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2014/08/26

奇妙な怪談話。 昔話の不幸話は、結構不幸です。 過去は消せない、一度背負うと結構重たい。自分だけじゃなく、身内が滅ぶ。いや、重たい。

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2014/07/10

いやー面白かった。 時代小説で、しかも百物語がテーマだなんて、なんて宮部みゆきの趣味が爆発した作品なんだろうと思ってたんだけど、実際読んでみると予想以上。 宮部みゆきの時代小説はハズレがなくてどれも面白いですが、これはトップクラスに良かった。 基本的にホラー物はあまり楽しめな...

いやー面白かった。 時代小説で、しかも百物語がテーマだなんて、なんて宮部みゆきの趣味が爆発した作品なんだろうと思ってたんだけど、実際読んでみると予想以上。 宮部みゆきの時代小説はハズレがなくてどれも面白いですが、これはトップクラスに良かった。 基本的にホラー物はあまり楽しめない方です。 怖がらせるだけの作品とか見てて辛くなるものとか、小説漫画映画問わず苦手。 でも、この人のホラーというか不思議話系の作品は好きです。 怖がらせたり、驚かせる部分ももちろんあるんだけど、 人間味あふれてて温かい感じがものすごく強い。 解説では”やさしい怪談”と評されてましたが、うん、確かに。 次の作品もさっそく読みたいんだけど、 その前にもう一度くらい読み返したくなる。 終章で投げかけられる疑問が、次作品に引き継がれるものなのか分からないけど、 その視点を持ちながらもう一度最初の話から読んだ上で、次に進みたい。 シリーズ最初の作品としては、ぼんくらシリーズの方が登場人物のキャラが立ってる気がするので、今作のキャラがどうなっていくのかとか他にどんな魅力的なキャラが出てくるのかとか色々楽しみ。

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2014/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。シリーズ第一弾。5つの短編が1つの長編になった形式。描写が映像的で情景がくっきりと浮かんでくる。特におちかが恐ろしい屋敷に入っていき、亡霊たちとともに対決する場面は、時代劇でファンタジーなのに、まるで映像を見ているように入り込んで、泣けた。不気味な家守の存在が続編への期待を高まらせる。おちかと清太郎のその後も気になります。

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2014/04/26

優しい怪談といえばよいでしょうか、百物語をテーマにした作品は数多くありますが、話をつなげるのは珍しい趣向だと思います。

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2014/03/24

★3,7 おどろおどろしい話に、どんな終わり方をするかと思ったが、なんとか治まった。が、次の話でもっとすっきりなると良いなと思っている。

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2014/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終話が些かトントン拍子で終えたために、涙を誘うことはなかったが、美しい風景、屋敷を鮮明にイメージすることができたために、物語に没頭することができた。前半は罪意識のある人々の懺悔をおちがが聞き入り、その恩として最終的におちかを救うといった構造。前半はミステリー、後半はファンタジーと、読んでいて浮遊する感覚を覚え、不思議で何とも印象的な物語と描写であった。 物語としては、やはり後半はこじつけがましいというか、前半で登場した人物がそのまま屋敷に出てくるので、この世とあの世の中間に位置する領域は、もっと混沌として色んな人々が彷徨っている描写の方がよりリアルでぞくっとするのではないだろうか。 しかし、とにかく映像が美しかった。登場人物の会話は一切なく、風景のみを的確に映す映像作品があってもよいのではないのではないだろうか。この物語を知る人にしか楽しめないが、見応えのある作品になると思う。

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