街場の読書論 の商品レビュー
さらさらと読めるところもあれば、読めないところもあって、内田樹さんの本を読むには俺の読書力が足らないかな。 でも、楽しめる話もあって、満足してます。 また、読書力がついてきたら読み直したいです。
Posted by
内田センセの本は、やっぱり面白い。 ブログに書かれていることや、Twitterのつぶやきに、それはどうだろう?と思うことはあるけれど、内田センセの書かれることは、気持ちの深いところで、腑に落ちる。 この本は、読書好きだけでなく、何か日々考えることのある人はぜひ読んでください。 ...
内田センセの本は、やっぱり面白い。 ブログに書かれていることや、Twitterのつぶやきに、それはどうだろう?と思うことはあるけれど、内田センセの書かれることは、気持ちの深いところで、腑に落ちる。 この本は、読書好きだけでなく、何か日々考えることのある人はぜひ読んでください。 あ、考えてない人も読んでください。きっとなにか、考えるようになります。 それほどまでに、この本は、僕にとってはエキサイティングでした。
Posted by
これまで疑問に思っていたことが、次々と氷解するのが内田センセの著作を読む醍醐味。413ページの大部である本書も、書名となっている「読書法」にとどまらず、様々なことを教えてくれます。たとえば、次のような記述が目を引きました。「歴史が教える限り、『一気に、徹底的に社会を人間的なものに...
これまで疑問に思っていたことが、次々と氷解するのが内田センセの著作を読む醍醐味。413ページの大部である本書も、書名となっている「読書法」にとどまらず、様々なことを教えてくれます。たとえば、次のような記述が目を引きました。「歴史が教える限り、『一気に、徹底的に社会を人間的なものに作り変えよう』とした政治運動はほとんど例外なく粛清と強制収容所によってそれを実現しようとしたからです」(P242)。第6章「表現とリテラシー」はメディアに関わる者は必読だと思いました。
Posted by
ブログで読み、「いつもの」口調な本だけれども、それでも読む価値の高い本。何度読んでもいいのですね、射程の長い本は。
Posted by
重度のタツラー(内田樹の読者)であるわたしは、 ここに書いてあることの大半を一度別のところで読んでいる。 それでもやっぱり面白い。 ひとつ、 この本が読書論であるところの所以は、 読書によってリンクする様々な思考を展開してみせているところだろう。 本書では、 読書を...
重度のタツラー(内田樹の読者)であるわたしは、 ここに書いてあることの大半を一度別のところで読んでいる。 それでもやっぱり面白い。 ひとつ、 この本が読書論であるところの所以は、 読書によってリンクする様々な思考を展開してみせているところだろう。 本書では、 読書を「scan」と「read」の二つに分けている。 わたしはその先に「link」があると思う。 つまり読書は、 「今ある自分の知識・思考」と、 「本に書いてあること」を繋ぎ合わせる(「link」させる)ことだと考えている。 著者は、 スワヒリ語40単語を覚えるプログラムの話を引いて、 「脳の機能は「出力」を基準にして、 そのパフォーマンスが変化するのである。 平たく言えば、 「いくら詰め込んでも無意味」であり、 「使ったもの勝ち」ということである」 と書いていることから、 知識を使うことの重要性を説いており、 本書ではまさに「自分の知識を使って本を読み解く」 という前述したことを体現しているのである。 わたしが毎日シコシコと日記をしたためるのも、 こうした修練の一貫であると言える。
Posted by
頭の中をこねくり回してスッキリしてくれる本です。 読後、なんか自分が頭良くなった気がするような。 リーダブルということについて説明されていましたが、まさに内田先生の本はリーダブルだな、と納得しました。
Posted by
ビジネス書とは、全く違う視点からの読書論。 ビジネス書ではいかに効率よく本を読むかといったような、喉の渇きを癒すための読書のように感じる。 しかし、いくら本を読んでもこの渇きは癒されない。水を飲んだ瞬間は癒されるが永遠に渇きは波のように押し寄せる。 ビジネス書も読んだ瞬間は、...
ビジネス書とは、全く違う視点からの読書論。 ビジネス書ではいかに効率よく本を読むかといったような、喉の渇きを癒すための読書のように感じる。 しかし、いくら本を読んでもこの渇きは癒されない。水を飲んだ瞬間は癒されるが永遠に渇きは波のように押し寄せる。 ビジネス書も読んだ瞬間は、モチベーションが上がるが、またさらなるスキルアップやバージョンアップが必要になる。 この読書の渇きにとつきあうには、渇きとはなんなのか?渇きはどこからくるのか?と問いをたてて考えながら渇きを癒すのではなく、渇きと程よくつきあって共存していくのが良いと思わせてくれた一冊。
Posted by
056 •遡及的に推理する •「あなたに言葉を伝えたい」という親たちの抑制することのできない激しい欲望 •受信者が「あ、これオレ宛のじゃないわ」と思えば、メッセージは虚しく空中に消え去るしかない
Posted by
ウチダ的知性を形作る「読書」と、「表現」についてのエッセンスを凝縮した一冊。 “本はなぜ必要か?”“「文学」はなぜこんなに売れないのか?”“タフで柔軟な知性は、どのような読書経験から生まれるのか? ” それらの答えがぎゅっとつまったエッセイ集。著者史上、最厚の416ページでの登場...
ウチダ的知性を形作る「読書」と、「表現」についてのエッセンスを凝縮した一冊。 “本はなぜ必要か?”“「文学」はなぜこんなに売れないのか?”“タフで柔軟な知性は、どのような読書経験から生まれるのか? ” それらの答えがぎゅっとつまったエッセイ集。著者史上、最厚の416ページでの登場。
Posted by
いつもながらの内田節。コンピ本なので読んだことがあるところ多数。それでも、一冊の本になっているとよみやすい。 内田さんの本を読んでいるといろんなことが氷解してくるからおもしろいよね。
Posted by