勝ち続ける意志力 の商品レビュー
ゲームプレイを商売にするプロゲーマーは、世界に比べて日本では恐ろしく知名度が低い。そんなプロゲーマーになった氏が、まるで宮本武蔵か何かのような苛烈な勝負観を吐露している。己を厳しく律する言葉が並ぶが、一方で悩んだり一時麻雀に転向したりといった迷いも隠すことなく綴っており、決して誇...
ゲームプレイを商売にするプロゲーマーは、世界に比べて日本では恐ろしく知名度が低い。そんなプロゲーマーになった氏が、まるで宮本武蔵か何かのような苛烈な勝負観を吐露している。己を厳しく律する言葉が並ぶが、一方で悩んだり一時麻雀に転向したりといった迷いも隠すことなく綴っており、決して誇大に語っているのではなく正直なんだなという印象。
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『勝つ事』と『勝ち続ける事』は全く異なる次元の出来事 プロ・ゲーマーとして勝ち続ける為の考え方が伝わってきます。勝ち続ける為には正攻法しかなく、簡単に勝てる方 ノウハウの中にはノウハウを超える力はないとの事。 将棋、野球、サッカーなどの『勝負事』に通じる『自分を律しつつ、ルー...
『勝つ事』と『勝ち続ける事』は全く異なる次元の出来事 プロ・ゲーマーとして勝ち続ける為の考え方が伝わってきます。勝ち続ける為には正攻法しかなく、簡単に勝てる方 ノウハウの中にはノウハウを超える力はないとの事。 将棋、野球、サッカーなどの『勝負事』に通じる『自分を律しつつ、ルールに買い殺されない』事の大切さが伝わってきます。 勉強になります。
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Kindleで読了。プロゲーマーの仕事術って、と思ったら、本当に仕事術だった。プロゲーマーの所属する会社で働いてたことがあるけど、安易に差し出せる肩書きではないな、と改めて。
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***** 自分の人生の目標を「成長し続けること」 に置いている、その生き方について書いてある。 それがいかにしんどくて孤独で、 その考えに至るまでどれだけの苦悩をしてきたか。 そしてそれでもなお、自分で壁を越えたことを実感できた瞬間にかけがえのない満足感を得られる。 そこに、...
***** 自分の人生の目標を「成長し続けること」 に置いている、その生き方について書いてある。 それがいかにしんどくて孤独で、 その考えに至るまでどれだけの苦悩をしてきたか。 そしてそれでもなお、自分で壁を越えたことを実感できた瞬間にかけがえのない満足感を得られる。 そこに、世の中から評価される、という判断軸は一切なく、 ひたすらに「過去の自分」に挑み続ける。 その境地。 *****
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10代で出会いたかった一冊です。編集の力不足なのか、うまくまとまり切れておらず読みにくい箇所はあるものの、著者が正直な人と感じられる内容でした。 野球やサッカー、将棋などと同じようにゲームに打ち込み続け、挫折し、結果、プロのゲーマーとなる。それまでの過程の葛藤、想い、信念も詳細...
10代で出会いたかった一冊です。編集の力不足なのか、うまくまとまり切れておらず読みにくい箇所はあるものの、著者が正直な人と感じられる内容でした。 野球やサッカー、将棋などと同じようにゲームに打ち込み続け、挫折し、結果、プロのゲーマーとなる。それまでの過程の葛藤、想い、信念も詳細に書かれています。 ビジネスマンに当てはまらない部分は多々あると思います。格闘ゲームは個人技で棋士などに近い。チームプレイが求められる場面では適さない考え方もあります。そういった意味でも若い選択肢に迷う時期に読むと良い一冊だと思います。 個人的には麻雀に転向した三年が非常に面白く、それまでの冗長な文章を忘れさせてくれる内容でした。そして、この人は個人の勝負に本当に向いている人だと感じました。 今の自分では新たな気づきは少なかったですが、子供が大きくなったら読ませたい一冊です。
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よくあるビジネス本とは異なり、文章がスムーズではない印象。その分、著者の主張が強く伝わって来るような気がする。特に目的と目標については大いに頷きながら読んだ。
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いわゆる啓発本。 著者のプロ格闘ゲーマーの頂点に君臨し続けるために必要な努力、思考などを自らの経験をもとに著している。 「継続可能な努力」や「人とは違う自分なりのやり方で」など一般的な自己鍛錬を著者はこうして成功した、と説得力を持たせている。 確かに大切なことではあるのだが、...
いわゆる啓発本。 著者のプロ格闘ゲーマーの頂点に君臨し続けるために必要な努力、思考などを自らの経験をもとに著している。 「継続可能な努力」や「人とは違う自分なりのやり方で」など一般的な自己鍛錬を著者はこうして成功した、と説得力を持たせている。 確かに大切なことではあるのだが、いかんせん著者が職業作家ではないために文書が読みにくかったり、中身もどうしてもありきたいなものになってしまっている印象。
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日本人で初めてプロゲーマーという職種を築いたプロ格闘ゲーマーの著書です。 勝つことではなくて、勝ち“続ける”ことの難しさ、大切さが書かれてます。 ただ、どうしてだろう。この著者がいわゆる世間一般の目から見て幸せなのかどうか?そういうことをついつい考えてしまいました。 なぜなら、...
日本人で初めてプロゲーマーという職種を築いたプロ格闘ゲーマーの著書です。 勝つことではなくて、勝ち“続ける”ことの難しさ、大切さが書かれてます。 ただ、どうしてだろう。この著者がいわゆる世間一般の目から見て幸せなのかどうか?そういうことをついつい考えてしまいました。 なぜなら、著者がプロゲーマーになる(結果的に)までの人生は、苦悩と自問自答の連続だったからだ。 こう生きようと決めたら中途半端ではいけないなとしみじみ感じました。 覚悟。この一言に尽きる。 良かったところは多数ありますが一部引用します。 “迷う力 僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考え抜いてきた。だから、流れに乗って勝利を重ねてきただけの人間とは姿勢や覚悟が違う。” “目標と目的の違い 大会というのは、日々の練習を楽しんでいる人間、自分の成長を追求している人間が、遊びというか、お披露目の感覚で出るものではないだろうか。大会における勝利は目標のひとつとしてはいいかもしれないが、目的であってはいけない。” “バンドマンの未来 音楽の追求という目的に主眼を置かず、メジャーデビューを最終目標にしてしまうと、もしその夢を達成できなかったときに立ち直れない可能性がある。僕もゲームや麻雀に挫折したことがあるので、そのつらさは痛いほど分かる。 だから、もし本当に音楽が好きなら音楽そのものと向き合って、素晴らしい音楽を続ければいい。そうすれば、きっと悪いことにはならないと思う。 なぜ、そこを目指すのか。 一度ならず、何度でも、自分なりの覚悟を問い直したほうがいいと思う。バンドマンでも芸人でもアイドルでもいいが、本当になりたいかどうか。いまの時代の流れで言っているだけではないのか。仮に30年前に生まれても、同じ夢を目指せるだろうか?” “運・不運について 運に頼る人間は勝ち続けられない。その真実に気づいた。勝ち続ける人間は、運が悪くても勝てる道を追求し続けている人間だ。 いわば、運に頼らない覚悟を持っていると言ってもいいだろう。”
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この方の生き方は間違いなく尊敬できるものであるが、書籍としての出来は、少々厳しいように感じました。すみません。。。
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最終的に、トップい続けるためには、トップに安住しない思いと、だれよりも挑戦し失敗し、成長すること。 そのために、血のにじむような努力をするしかないということだと思う。 ただし、トップになったという一瞬ではあるが、最高の快感がある。
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