参謀 の商品レビュー

森繁和【著】

2019/07/31

【文章】
とても読み易い
【ハマり】
　★★★・・
【共感度】
　★★★★・
【気付き】
　★★★・・

リーダーシップを発揮する落合監督の元で、森氏はコーチとしてマネジメントを徹底していた。

「3年後に優勝」という明確なゴール向かってチームを運営するうえで、チームが一つまとまって機能するように、森氏心がけていた事など。

ドラゴンズファンにとっては、当時の裏側を知る事が出来て面白いのではないかと思う。

2017/11/12

カバーの写真、もうちょっとまともなのが撮れなかったんですかね（笑）。

組織論の本として、すごくまっとうな本です。
落合博満は、「オレ流」と評されることが多いですが、その理由を知ると、納得できることが多いですし、それは、監督になってからも変わらなかったってことですね。

ただ、落合野球はつまらなかったです。
そういう意味では、森さんもちょっぴりかわいそうですが、結果を残せたので、次につながるのでは、と思っています。

2017/04/29

深夜にちょっとだけ読むはずが一気に読破してしまった。余計なことを口に出さない落合のリーダーとしての姿、それを見事にサポートする森、というのは名コンビなのだろうし、それを見抜いていた根本陸夫がまたすごい。組織づくりとはこうあるべきだ、ということがとても参考になる本。10年前の山井完全試合未遂事件の裏側は非常に読み応えがあった。

2017/03/11

この年代の方のマインド。野球やってた時代のことをいろいろと思い出した。だいぶん成長したなと思うとともにもっともっと加速度的に上げていきたい。愛は大切。今できることをする。環境大切。

2015/01/01

まぁ成功体験なんで正直そんなに面白くないかな。その後のドラコンズの状況を鑑みると尚更。
寧ろこの本にその低迷の理由を探るというのが正しい見方かも。

2014/09/20

落合監督の采配に続いて、出版されていたのは知っていたが長期間見逃していた。

采配を読んでからずいぶん時間が経っているので比較するほど覚えていないが、中日の落合政権がなぜ成功したのか、その時のヘッドコーチである参謀の心得はどのようなものか、選手に対しての対応などを内情を明かしていた。

球団ともコーチとしてもいろいろと表には見えてこないことがあるんだろうなあと思った。今は、中日のヘッドコーチに返り咲いても、なかなか結果は出ていないが、強い中日を復活させてほしいと思う。

2014/05/11

中日ドラゴンズの現ヘッドコーチの森繁和コーチが落合監督と過ごした８年について記した本。書籍自体は解説者時代に書かれたものだが、ドラゴンズファンは必読の書。あの落合政権の８年間が本当に懐かしくなります。

2014/02/15

落合・森体制の中日時代の内実を知るという意味でも
No.2という中間管理職がどうあるべきか、
という組織論としても面白かった。

落合監督もそうだけど、考え方がブレないというのが
読んでいて一番強く感じた点。

優勝のために何をするべきか、何をしていはいけないのかを
はっきりさせて、その目標に向かってやるべきことをやる
それがやっぱり大事なんだなと感じた。

2014/02/15

投手の組み立てなどに非常に段取りを重視している感じがしました｡
その結果が常にAクラスとういうのも納得です。 基礎を大事にして常に先を見据える姿勢は是非参考にしたい｡

2013/10/27

８年間、中日ドラゴンズの監督をつとめた落合博満氏のベストセラー「采配」のスピンオフ作品。コーチとして落合監督を支え続けた森氏から見た落合ドラゴンズ論。

表紙の横山やすしもどきのコワモテ表情はインパクト充分だが、本人はいたって真面目なカタギの野球人。語られるのはリーダーを支えるナンバー２はどうあるべきか、プロ野球コーチはどうやって選手と接するべきか。そして、監督と選手をつなぐ中間管理職としての悲喜こもごも。

落合監督著「采配」に続いて、本書を読むと、落合ドラゴンズの強さは徹底した情報管理だと思う。落合＆森ラインの絶対に情報を外部に流さない信念が勝利の元だった。そんな言いたくても言えなかった当時のストレスが、最近の２人に著書を出させまくっている原因なのだろう。