参謀 の商品レビュー

森繁和【著】

2012/07/16

落合監督の「采配」を裏付けるような
著書で、落合監督をより魅力的にさせる内容でもあり、また、それをしっかり理解して実行できる。
正しく名参謀である著者の技術と、純粋に野球と選手に対する愛情が
良く伝わりました。

2012/07/12

2012/07/10 中日のヘッドコーチとして8年間落合博満監督のもとで過ごしたエピソード。それはトップリーダーに仕える者の心すべきヒントに溢れている。リーダーと如何に信頼関係を築いていったかが示唆されている。

2012/06/23

落合竜を支えた森コーチの本。鉄拳制裁も辞さない森コーチと鉄拳制裁拒絶の落合監督。素晴らしいコンビだと思いました。

また二人を結びつけた根本睦夫さんがかなり気になります。

2012/06/21

落合・中日前監督の元で8年間コーチとして支え続けた森繁和前ヘッドコーチの著書。投手のことはわからないからと落合前監督から先発投手ローテーションの決定などを森前コーチが「権限委譲」されていたことは有名な話で、上に立つものは思い通りに行かないと、どうしても自分で判断するために「権限」を集中したがるものだが、「権限委譲」を8年間一貫して続けたという落合前監督のブレなさ加減に驚き。その他、1軍2軍の連携を強化し、2軍に落とす場合は、2軍のスタッフに「降格理由」を伝えるなど気を遣ったという話は1軍2軍とも中日が上位にいる理由がわかった気がしました。「権限委譲」は両者の強固な信頼関係がないとなかなかできないかもしれないが、適度でかつ思い切った「権限委譲」がその人を育て、組織を強くするということなんだと思いました。

2012/06/11

本屋の前でたまたま見つけて、購入。ちょー強面で誰かと思ったら、あの西武ライオンズ黄金期を背負った「モシシゲ」じゃないか！落合監督の右腕として働いてきたことすら、ぼんやりとしか記憶になかったのですが。
面白かった！いわゆるビジネス書的な扱いになっていましたが、上から「こうあるべきだ！」という感じではなく、森繁和が具体的に中日ドラゴンズのチームにどうかかわってきたか、落合（元）監督をそばにいた人として記されていて、面白かったです。
隣には落合博満「采配」も置いてあり、ぱらぱらとめくってみましたが、何だかそのときの自分の感じにはピンと来なかった。今度機会を見て読んでみよう。

2012/06/10

落合監督の右腕として8年間支え続けたコーチの本。正直森さんという人が現役でどんな選手だったのかよく分からなかったので、「落合監督の側近で怖い人」というイメージしかなかったけれど、この本を読んで至る所に中日の強さの秘密が隠されていた。
トップは側近に仕事を完全に任せる勇気が必要。だから任された側近は成長する。しかし、側近はトップが何を求めているのか徹底的に考えなければいけない。この相互関係があるから大きな成果を発揮できるわけで、互いが互いの愚痴を言っていてはいけないのだと改めて感じた。

そして、こういう本を読むとまた野球が楽しくなる。落合監督に敬意を表し、星は４つで。

2012/06/08

中日が好きだ。落合が好きだ。
そしてこの人森繁和。
落合とのナイスなコンビ。今までの中日で一番好き。
「孤独な時間を過ごすこと」
この言葉心に響いたなぁ。

2012/06/03

選手起用や情報の漏洩を許さないところに、筋が通っているということを感じた。あの日本シリーズのあの試合のことも、とても筋が通った話しだと思った。ぶれてはいけないね。

2012/06/02

８年間でＢクラスなしの強い中日を作り上げた落合監督の右腕、

森さんの手記です。

落合監督を始め、選手の特徴や獲得の裏話など

野球が好きな人にはたばらない１冊だと思います。

コーチにも常に成長を求め、毎年入れ替わりの激しかった中日で

落合監督から変わらない信頼を得続けた

森さんのすごさがあらためて分かった１冊でした。

2012/05/30

著者は、前中日ドラゴンズ監督：落合博満氏の元でコーチを務めた。落合氏は選手だけでなくコーチにも競争させる。コーチにも自分で考えさせる力を求める。