参謀 の商品レビュー
落合の監督(トップマネジメント)としての凄さを教えられた。 勝負師としての洞察力、投手陣全てを任せ切る胆力、意外なのは気配り。 野村監督とはまた全く違うながらも成功を納めた名監督として考察すれば面白い。 次は本人の「采配」を読書する予定。
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落合博満著・采配とセットで読んだ。采配がビジネス書としても完成されてるのに比べ、こちらは野球のコーチ論という側面が強いと感じた。
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● 監督は指導者をやりたくてたまらなかったのだが、一方で、自分みたいな人間には、絶対どこからも声がかからないと思っていたそうだ。声がとても弾んでいた。 ● 首脳陣が舐められてしまうことは良くないが、指導者の顔色をうかがって動くような選手だけは育てないでほしい。だから、手だけは上...
● 監督は指導者をやりたくてたまらなかったのだが、一方で、自分みたいな人間には、絶対どこからも声がかからないと思っていたそうだ。声がとても弾んでいた。 ● 首脳陣が舐められてしまうことは良くないが、指導者の顔色をうかがって動くような選手だけは育てないでほしい。だから、手だけは上げないでくれ。
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ドラゴンズ前ヘッドコーチ、森繁和がコーチ時代を振り返る。中日ファンには、あれこれたいへん興味深い。とくに日本シリーズの山井-岩瀬の完全試合リレーについては、この森の説明で自分的には疑問解決。自分についてだけではなく、落合のすごさ、コーチ論などもおもしろい。若干整理されていない印象...
ドラゴンズ前ヘッドコーチ、森繁和がコーチ時代を振り返る。中日ファンには、あれこれたいへん興味深い。とくに日本シリーズの山井-岩瀬の完全試合リレーについては、この森の説明で自分的には疑問解決。自分についてだけではなく、落合のすごさ、コーチ論などもおもしろい。若干整理されていない印象があるのも、味だろう。
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落合監督の中日を投手コーチ・ヘッドコーチとして支えた筆者から見た落合のリーダーとしての言動・その下でのナンバーツーとしてのあるべき姿等を描く。リーダーのあるべき姿、権限委譲や報告、情報コントロール等が具体的に記述された、良いビジネス書。
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前中日ドラゴンズ監督の落合さん「采配」と対で読むとより一層面白くて興味深いです。しっかりと正確に同じ方向に向いてプロ野球シーズンを戦っていたんだと言うことが良くわかる。平成プロ野球の黄金コンビ。
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この本から、落合が森コーチを完全に信頼していたことがよく分かる。中日ファンとしては、裏側が分かって面白い。長期的な視点を持って、落合も森もチーム作りをしてきたからこそ、あんなに中日は強かったんだろうな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず、この表紙の写真に突っこみたい。が、それはさておき。 読むにあたっては、落合博満の「采配」を事前に読んでおくことが望ましい。 上記は理論、本書は実例、という感じ。 両書を読めば読むほど思うのは、「落合政権の中日は当たり前のことをやってたんだなあ」ということ。 が、その当たり前ができない人・組織がいかに多いことか。自分含めて。 ポイントは以下。 ・目標を決めたら絶対にぶれない。 ・任せたら、一切の口出しをしない。逆に任されたら、きっちり責任を取る。 ・選手には教えるよりも考えさせる。 ・選手の不利益になることはしない。 ・情報は絶対に漏らさない。 とまとめていて思ったのは、「しない」ということの必要性。 誰でもとかく何かをしたがるけれど、逆にそれを抑えることって、思ったより大事なことなんじゃないかと思う。
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すごく前に読破。落合さんの「采配」とセットで読むと、とてもいいビジネス書になる。世の中にこういう上司と部下が何人いるだろうか?羨ましい限り。
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名監督に名参謀あり。 トップの方針をカタチあるものにして、メンバーに伝えるのが参謀の仕事。 目標を叶える道を作るのが参謀の仕事。 監督にも選手にも信頼された『The 中間管理職』の8年間の仕事がここに詰まっています。
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