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定本 百鬼夜行 陽 の商品レビュー

3.8

87件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2014/07/23

【目競(めくらべ)】 榎さんは榎さんなりに地獄を見て来たんだなぁ、と思ってちょっとしんみり…  でもそこで折れないところが榎木津なんでしょうけれど。 願わくは、今年こそ鵺の碑が拝読出来ますように。

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2013/11/05

ストーリーとしてどれもこれも中途半端で文字通りサイドストーリ。これだけで読んでも全く面白くない。 何年も前に読んだ本(下手すりゃ20年近く?)で、登場人物も誰が誰だったか、本棚ひっくり返して読み返さないと分からないよ。 この先の伏線ぽい話もあったが、だから何だって話で。。。 コ...

ストーリーとしてどれもこれも中途半端で文字通りサイドストーリ。これだけで読んでも全く面白くない。 何年も前に読んだ本(下手すりゃ20年近く?)で、登場人物も誰が誰だったか、本棚ひっくり返して読み返さないと分からないよ。 この先の伏線ぽい話もあったが、だから何だって話で。。。 コレクター向けとしか思えない。

Posted byブクログ

2013/06/14

うーんこれは。京極ファンとしては良かったけど。京極堂シリーズをくまなく読んでるコアファン限定ではないだろうか。要はいままでの、モウリョウノハコやらジャミやらオンモラキやらウブメやら、に登場した登場人物の外伝みたいな短編集。なんだけど、そこ?そのひとに焦点を?みたいな拾い方だし。。...

うーんこれは。京極ファンとしては良かったけど。京極堂シリーズをくまなく読んでるコアファン限定ではないだろうか。要はいままでの、モウリョウノハコやらジャミやらオンモラキやらウブメやら、に登場した登場人物の外伝みたいな短編集。なんだけど、そこ?そのひとに焦点を?みたいな拾い方だし。。。京極さんが、物語を書きながら書ききれなかった妄想をここに収めたのか、あるいは、石燕のお化け絵をみながら、いままで生み出した登場人物にあてはめてまた話が膨らんだのか。これだけをはじめて読んだとしても、とても満足はできないとおもうが。。。。。ファンなら、榎木津が“視える”ことに焦点を当てた1編がさいごに載ってるから、ここだけでもわくわくできるとおもうけど。視える榎木津がどういう事件に絡んでどう活躍したかっていうのを知ってる前提だとおもうし。まあ、ファンとしては読んでおくべきな1冊だったので満足。榎木津とミヤコだっけなんだっけ、あの気の強いお嬢様との別の対決みたいな番外編を読んでみたいなー。

Posted byブクログ

2013/05/07

京極堂シリーズのサイドストーリー集。すべて読んでいると思われていた京極堂シリーズにぬけがあるような気がしてきた。寒川はどこででてきたかな。。。

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2013/02/20

「青行燈」   堆積した昨日   胤篤老人を想うと何とも言えない気持ちになる   平田を通して事件後の老人を書きたかったのだろうかなどと邪推してみる   「大首」   大鷹が邪魅本編よりもまともな思考をしているように思える   しっかし私はどうもこの男を好きになれないというか生...

「青行燈」   堆積した昨日   胤篤老人を想うと何とも言えない気持ちになる   平田を通して事件後の老人を書きたかったのだろうかなどと邪推してみる   「大首」   大鷹が邪魅本編よりもまともな思考をしているように思える   しっかし私はどうもこの男を好きになれないというか生理的に無理というか   うーん、良くわからないのだけれども   女陰女陰女陰ばかりで少し恥ずかしくなってしまった   「屏風覗」   漢字出ないorz   意外な人物の意外な過去   糞婆という処世術かあ……成程   のぞかれるのは嫌だなあ   「鬼童」   大鷹とは対照的に、徹ちゃんのことは好きです   それこそ理由はわからないけれども   彼には何が足りなかったんだろう、何が足りすぎていたんだろう   何があったら彼はしずくを求めずに済んだのだろう   なんてことを考えるのが楽しい   「青鷺火」   鷺なんて言うからまた伯爵関連なのかと思ってしまった蹴れど   死んだら鳥になって飛び立って、また人になるのか   鳥は死人なのかと考えると、切ないような救われるような   それで狂骨に繋がっていくのだからなおさら   「墓の火」   鵼より   他のお話に比べたら不気味さもあまり感じない   鵼を読んでいないからなんとも……   鵼は出ますか……   「青女房」   箱箱箱箱   あーこれ読んでしまうと悲しくて切なくてしょうがない   この父親にしてあの息子ありというのがよっくわかるけれども   匣   「雨女」   赤木も割と好き   邪魅読んでるときはただのいい人でしたが   その行動の理由がわかると何とも言えない   しかしそれはやはり良心だと思いますよ   幼いころから否定され続けてきたのならば、自分のなすことに自身が持てなくなるのも頷ける   それを良心がとがめるのかな、すごくいい人じゃないですか   しかしそれが裏目にでる、ことごとく裏目にでる   仕舞いには   「蛇帯」   怖ろしい記憶とは   セッちゃん再々登場とは嬉しい限り   心理学を齧っていればふんふん成程ね、と思えることも多いので、百鬼夜行を読む時には民俗歴史宗教だけでなく心理の予備知識もあったらいいのかしらとかまた要らないことを……   鵼楽しみです(やけくそ)   「目競」   榎さんのあの性格はやっぱり特殊な体質と折り合いをつけていく中で形成された部分が大きいんだなあと   しかし普通発狂するでしょそんな状況という中でも自分を失わないのはやはり探偵クオリティか……   すごい人だ   内容的には明るくて読みやすかった   「陽」ってこのことか

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2013/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者の人気シリーズの脇役の背景を掘り下げた短編集の内の一冊。 誰も覚えていないような過去の登場人物にまで詳細な人物設定を行う拘りには恐れ入る。しかし、やはり一定以上の品質を保っており、項数も多いので長く楽しめる。あくまでサイドストーリーの色が強いので、この本だけを読んでも本当に楽しむことはできないと思う。 シリーズファンであれば、この本をきっかけに本作の登場人物が登場する過去作を読み直すのも一興かもしれない。

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2012/12/05

高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784163812304

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2012/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

榎木津さんファンとしては「目競」がもうたまりません 人の過去が見える目によって言葉にあらわせないほど辛い体験をして そしてあんな強い人でいれる榎さん。かっこいいです 榎木津パパも言うことがすごく男前、父母があの人たちでなきゃ 榎さんはきっとひねた性格になっていたと思う この本で次回作の舞台はきっと日光なんだろうな~と予想 ついにお兄さん、出てきてくれるのか!わくわく! そしてやっぱり由良家絡みは好き^^

Posted byブクログ

2012/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最後の話は良かった。榎さんが他人の記憶が見えることに気づくことからの話。京極堂や関口も出てきて懐かしかった~!早く新作が読みたい!

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2012/11/14

読了!鵺もそろそろなのかな?えーっと何年経ったっけw 久々だけど鵺に続く短編も入ってて楽しみになったー早く読みたい。「厄介なもの」もだけど榎木津ホテル行ってみたいw 倫子さん気になる。 なんだかんだ言ってやっぱり榎さんの目の話が面白かった。薔薇十字探偵社の成り立ちに学生時代の京極...

読了!鵺もそろそろなのかな?えーっと何年経ったっけw 久々だけど鵺に続く短編も入ってて楽しみになったー早く読みたい。「厄介なもの」もだけど榎木津ホテル行ってみたいw 倫子さん気になる。 なんだかんだ言ってやっぱり榎さんの目の話が面白かった。薔薇十字探偵社の成り立ちに学生時代の京極堂。だから榎さん、京極堂の座敷でいつも寝転んでるのねー。場所もだけど人がいてよかったね^^

Posted byブクログ