夏天の虹 の商品レビュー
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待ちに待ったシリーズ第7弾。 前巻の終わりから、澪が選ぶ道はわかっていたものの、互いに想い合っているのに離れなければならない辛さ・・・ 現代ならばどうにか両方の願いを叶える方法があっただろうにと思うと、切なくてたまらない。 恋愛が澪にここまでダメージを与えるというのは意外だったけれど、長い時をかけて大事にはぐくんできた気持ちだものね;; 前巻の心星から、艱難辛苦がふりそそぎすぎやろ!もうやめてあげて!と作者にもの申したくなるような展開。 (とはいいつつ、気持ちいいくらい入り込んで浸って楽しんでいるのだけど) 最初から涙流しっぱなしだが、 「ご寮さん、美味しおます」(滋味重湯)で本を傍らに置いて改めて大泣きした。 小松原さまがあれで終わりだなんて、信じたくないけど、再登場したらそれはそれで違和感を感じるのだろうか・・・ 潔くてかっこいいけど、もっと気持ちを出して、ジタバタして見せてほしかった。 又次をはじめ源斉先生やご寮さん、種市、りうさん、ふきちゃん・・・とみんなのそれぞれの気持ちが痛いほど伝わり、最後の展開は本当に辛い。 唯一、美緒だけは、「こら!余計なこと言うなー!」と突っ込まずにはいられなかったな。 あれが余計なお世話で終わらないことを祈るばかりです。 ああ、こんな状態で1年待たせるなんて、高田さんひどい(笑)
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もはやお馴染み、安定した筆運びで盤石かつベタな物語が続く。 特に言うべきことはないのだが、一つ、ここまでくると誰かを殺さないことにはもうドラマは作れなくなってしまったのだろうか…、と少し危惧を抱かないでもない。 著者は物語の結末をもう決めている、とのことだが、果たして本当にすべて...
もはやお馴染み、安定した筆運びで盤石かつベタな物語が続く。 特に言うべきことはないのだが、一つ、ここまでくると誰かを殺さないことにはもうドラマは作れなくなってしまったのだろうか…、と少し危惧を抱かないでもない。 著者は物語の結末をもう決めている、とのことだが、果たして本当にすべての大団円を頭に描いた上で書き進めているのか、それとも実は着地点を具体的にイメージせぬままに綴っているのか(まあそんなことはないのだろうが)、今後刊行ペースを落とすようだし、そのあたりが一読者としてやや気になり始めた。
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すごい展開。澪にさらなる試練が…。胸が痛くて、号泣しそうになったものの、先が気になって泣いている場合ではないと、読み進めた。頑張れ、歯をくいしばって、自分の選んだ道に誇りを持って。
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レディースコミック並みの展開です。お澪ちゃんはどれだけ災難な目に合えばいいのだろうか・・・そして最後はまさかの展開が!! 電車の中で読んで後悔しました。涙と鼻水で悲惨なことに…
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衝撃的なラストでした。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-857.html
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そんなァ、ご無体な・・・という展開で。やはり漫画の原作を書いてらした方だからでしょうか、次から次への難行苦行。あの人まで××××しちゃうなんて
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神田で店を任され、調理場で腕を振るう天才料理人「澪」の奮闘と恋。 澪を囲む「芳さん」「種市」「りうさん」「ふきちゃん」「又次」「清右衛門」幼友達の悲運の「あさひ太夫」・・。限りなく暖かい人々の人情帖、第七弾。 高田郁の本はみな心温まる。 ただ、ペースが年1-2冊なのはちとつらい。...
神田で店を任され、調理場で腕を振るう天才料理人「澪」の奮闘と恋。 澪を囲む「芳さん」「種市」「りうさん」「ふきちゃん」「又次」「清右衛門」幼友達の悲運の「あさひ太夫」・・。限りなく暖かい人々の人情帖、第七弾。 高田郁の本はみな心温まる。 ただ、ペースが年1-2冊なのはちとつらい。 これは映画ではなく連続ドラマでやれば絶対ヒットすると思うけどな~。キャスティングもみえるようだ。 巻末のレシピもいい。いくつかは作ってみた。
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想いびとである小松原と添う道か、料理人として生きる道か・・・澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた。 「つる家」で料理を旨そうに頬張るお客や、料理をつくり、供する自身の姿を思い浮かべる澪。天空に浮かぶ心星を見つめる澪の心には、決して譲れない辿り着きたい道が、はっきり...
想いびとである小松原と添う道か、料理人として生きる道か・・・澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた。 「つる家」で料理を旨そうに頬張るお客や、料理をつくり、供する自身の姿を思い浮かべる澪。天空に浮かぶ心星を見つめる澪の心には、決して譲れない辿り着きたい道が、はっきりと見えていた。 そして澪は、自身の揺るがない決意を小松原に伝えることに・・・。 「みをつくし料理帖」シリーズ、〈悲涙〉の第七弾!! *** この巻から読んだのですが、シリーズはじめから全部読みたいと思いました。
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第七弾ですが初めてこのシリーズを読みました。 義理と人情に読んでて熱くなります。 日本人で良かったなぁと思える作品ですね。 シリーズを全部読んでみたいと思いました。
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一難去ってまた一難。 みおをそんなにいじめないでください。 高田先生はSですか? とつい思ってしまうほど、試練の連続。 おもしろいんだけど、つらいよー
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