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夏天の虹 の商品レビュー

4.3

395件のお客様レビュー

  1. 5つ

    153

  2. 4つ

    150

  3. 3つ

    48

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2013/07/10

女としての道。 料理人としての道。 交わることのない二つの道の決着。 小松原の男前さに惚れるわ! ずっと『下がり眉』としか呼んでなかった彼が、初めて口にした澪の名前 。 あぁ、せつない。せつない。 そして、又次さん。 すっかりお気に入りのキャラクターになっていたんだけど、幸せな...

女としての道。 料理人としての道。 交わることのない二つの道の決着。 小松原の男前さに惚れるわ! ずっと『下がり眉』としか呼んでなかった彼が、初めて口にした澪の名前 。 あぁ、せつない。せつない。 そして、又次さん。 すっかりお気に入りのキャラクターになっていたんだけど、幸せな様子が不幸の前触れみたいで、胸騒ぎがしていたんだけど、あんなことになってしまうとは。 もう涙、涙で、止まりません。 降り注ぐ辛いこと。 それでも生きていかなきゃいけない。 どうか、みんな幸せに。

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2013/06/27

シリーズ新刊を読むため、前段までのおさらいとして斜め読むつもりがすっかり耽読。 初読時に覚えたショッキングなラストに近づくにつれて読みすすめたいやら、手を止めたいやら・・・。 自分の中で、しあわせとか生きがいのようなものの基準が変わっていくような心もちになる・・・澪だけでなく、...

シリーズ新刊を読むため、前段までのおさらいとして斜め読むつもりがすっかり耽読。 初読時に覚えたショッキングなラストに近づくにつれて読みすすめたいやら、手を止めたいやら・・・。 自分の中で、しあわせとか生きがいのようなものの基準が変わっていくような心もちになる・・・澪だけでなく、種市に家族として大事に思い遣られている皆ゝに、もう不幸がふりかからないようにと祈りつつ。

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2013/06/25

号泣しました。 ひどいよー。悲し過ぎて読み返せない。 前作から持ち越した悩みは早々にけりがつき、 大方予想通りの展開。 やっぱり小松原さま、かっこええわ。 澪にはまた料理人としての大きな試練が。 恋に悩むか、不幸に打ち勝つかといういつものアレです。 打ち勝つんですけどね。 で...

号泣しました。 ひどいよー。悲し過ぎて読み返せない。 前作から持ち越した悩みは早々にけりがつき、 大方予想通りの展開。 やっぱり小松原さま、かっこええわ。 澪にはまた料理人としての大きな試練が。 恋に悩むか、不幸に打ち勝つかといういつものアレです。 打ち勝つんですけどね。 でも今回の代償はとても大きい。

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2013/06/22

みをつくし料理帖の七作目。一話で五、六回の舞台切り替えしかしないホームドラマ的でホッコリする展開で来ていたが、ここに来て急展開。 作者は残酷だ。火、水、病気、身分の差など、雲外蒼天の澪に容赦なく災いをもたらしてくる。どう切り抜けて行くのか? 野江ちゃんはどうなっちゃったのか?...

みをつくし料理帖の七作目。一話で五、六回の舞台切り替えしかしないホームドラマ的でホッコリする展開で来ていたが、ここに来て急展開。 作者は残酷だ。火、水、病気、身分の差など、雲外蒼天の澪に容赦なく災いをもたらしてくる。どう切り抜けて行くのか? 野江ちゃんはどうなっちゃったのか?今後誰が野江ちゃんとつないでくれるのか?小松原はヒョッコリ現れるのか?天満一兆庵を再建できるのか?ますます目が離せなくなって来た。 吉原はしょっちゅう火事があったそうだが、皐月三日のは史実なのだろうか?

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2013/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悲涙の第7弾、と書かれているだけあり、辛い出来事が重なる巻だった。 ゆらゆら揺れる提灯の灯が連なり行く先が、小松原邸であったショック。 分かっていたはずなのにこの時が来てしまったことに、澪の心が壊れる場面はこちらも辛かった・・・・ 小松原さまとはこれっきりなのか。 ゆべしの章は衝撃の結末にかけて、もう涙涙。 又次さんがつる屋で人の情に触れ心を溶かす時間を持てた事がせめてもの救いなのだろうか。 これからだっていうときに酷い、という種市さんの言葉が胸に残る。 虹の向って飛んでいくツバメの姿が悲しかった。

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2013/06/06

「夏天の虹 みをつくし料理帖」(髙田 郁)を読んだ。決して人前では読めないシリーズだよね。私はこれ読むと絶対泣きますから。

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2013/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ようやく図書館で借りられて読みました。 ……もう、小松原さまが男前で、不覚にもぐらりと来ました。 これから澪も小松原さまも、これを飲み込んで生きていくんだな、と思うと、切なさとは違う締め付けられるものがありました。 ところがそんな展開すら吹き飛ばすまさかのラスト! 改めて考えてみれば、確かに死亡フラグの定石ではあったのですが、あまりに穏やかに進むので、そんなことは夢にも思わなかったよ…! 何で彼が、と悔し涙に暮れた。 源斉先生推しの私ですが、これは最終的に小松原さまとの復縁もありか、と思う傍らで、いつか澪ちゃんが野江ちゃんを見受けしたら、晴れて又次さんと添える日が来るのかも、とか何となく夢想していたのに…。 目が覚めた後の野江ちゃんは、彼の死をどう思ったんだろう。 きっと誰にも本当の顔は見せなかった気がする。 見せるとしたら、晴れて自由となった自分で、澪の前で、のような気がする。 ストーリー展開からまだまだその日は遠く感じるのに、作者がこのシリーズとは別の動きをしているのを感じるのにつれ、案外その日は遠くないのかも、と思ったり。 「みをつくし」も好きだけど、「出世花」も好き。 次のシリーズが出世花の続きだと嬉しいなぁ。 にしても、澪の周りにも本当にいい人たちがいてくれる。 でもそれは、澪もまたその人たちを愛して大事にしていた故のことだな、と心から思える。

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2013/06/01

待望の「みをつくし料理帖シリーズ」第7弾。 読み始めて早々に、せつない・・・、とにかくせつない・・・。 澪の思い。小松原の思い。 同時には選べない二つの道。 お互いを思いつつ選んだ一つの道。 胸をわしづかみにされたような切なさです。 ひとつ、またひとつと澪にふりかかる試練。 又...

待望の「みをつくし料理帖シリーズ」第7弾。 読み始めて早々に、せつない・・・、とにかくせつない・・・。 澪の思い。小松原の思い。 同時には選べない二つの道。 お互いを思いつつ選んだ一つの道。 胸をわしづかみにされたような切なさです。 ひとつ、またひとつと澪にふりかかる試練。 又次の思いを引き継いだ澪が歩んでいく道。 「雲外蒼天」の運命。 第8弾が待ち遠しい!! すっかり「みをつくし料理帖」シリーズの虜です^^

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2013/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣けました。小松原との別れより又次の死がショックすぎて・・・まさかの最後の話であの展開になるとは・・・しばらく放心状態になっていましました。

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2013/05/20

あいかわらず料理が美味しそうで、主人公は凛としています。どんな時でも、やれることはある。そう教えてくれました。

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