夏天の虹 の商品レビュー
火事の場面は本当に火の粉が飛んできそうな、熱風にさらされたような、焦げたにおいにむせかえりそうな迫力。
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シリーズ第7弾。前作で感じた悪い予感は当たり、本巻で物語は大きく動く。それまでは、主人公には試練が降りかかりながらも、ほろりと来るような温かい予感めいたものが暗示されていたのだが、今回は試練ばかりでいささかストレスがたまった。とにかく、登場人物達が、がっくりと項垂れる、という描写...
シリーズ第7弾。前作で感じた悪い予感は当たり、本巻で物語は大きく動く。それまでは、主人公には試練が降りかかりながらも、ほろりと来るような温かい予感めいたものが暗示されていたのだが、今回は試練ばかりでいささかストレスがたまった。とにかく、登場人物達が、がっくりと項垂れる、という描写ばかりのように感じられる。また、ゆっくり流れていた時間がもはや止められないくらい速く進んでいる。筆が荒れているということでは勿論ないのだけれど、少し作風が変わったなと思うくらいだ。まあ、全体を通したなかでの布石、ということであればよいのだけれど。
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怒涛のクライマックスを迎えた今こそわかる。種市、芳ご寮さん、ふきちゃん、野江ちゃんにもちろん又さんも。澪はチームつる家の希望であり夢なのだ。BGMは「オズの魔法使」より「オーバー・ザ・レインボー」で。
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~良いか、澪。その道を行くと決めた以上、もはや迷うな(小松原)~ 小松原様がはじめて名前で呼んだのがこの時とは・・・ ~又次さん、待ってたぜ(伊佐三)~ この一言で涙腺崩壊しました・・・
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みをつくしは、読み進めるのがどうも遅くなる。一遍ずつが、とても愛しいし、先を知るのがこわいから。心穏やかなときじゃないと読めない。あー鰹食べたい
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どうして…どうして澪には手放しで喜べる幸せが訪れないの? どうしてこんなにつらいことばかり… 読んでいてとても苦しくなりました。 澪が料理人として生きていかなきゃ、この物語が続かないことはわかっていながらも、小松原さまとのことがつらい。 最後に名前を呼んでくれた小松原さま。 切なすぎる。 それと、やっと又次さんとふきちゃんが仲良くなれたのに、、、 せめて、ふきちゃんが立派な料理人になってほしい。 早く、幸せが訪れますように。
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『雲外蒼天』ということは、このシリーズをここまで読んでいるので解ってはいるつもりですけれど…。「なんで!?そこまでしますかっ!!」とシリーズ初めての不満すら感じてしまう結末。主要人物がこれ以上不幸にならないことを祈ります。
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涙無しでは読めない回。 自分の決めた心星を小松原に告げる澪。それを受け止める小松原。 好きあっても一緒になれない悲しみは本当に読んでても辛い。 そして何よりも又次さんが… 大好きなキャラだったのに。 とにかく泣いてしまいます。
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みをつくしシリーズ。 料理人として生きる道を選択した澪への小松原さまの優しさと男気に感動。そして又次には、幸せになってほしかったな。
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やりきれない巻 まさか夏天の虹というタイトルで泣かされるとは しかし相変わらずおしゃれで風情なタイトル 物語の中でその意味が綺麗にまとめられているのがまた余韻を残させる
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