夏天の虹 の商品レビュー

高田郁【著】

2014/08/18

みをつくし料理帖シリーズ７弾。

自分の道を決めて進もうとする澪にたち憚る困難たち。
ようやく開かれ始めたと思った矢先に、つる屋に降りかかる悲しみ。

最後の“夏天の虹”では思わず涙が出てしまいました。又次さん…

2014/08/09

「人」がきちんと書かれて
「食べ物」がきちんと書かれ
「物語」もきちんと書かれ

今、巷でよく言われる
スローフードの極意がここにあり
スローライフの喜怒哀楽がここにある
（ちょっと過激な部分もありますが…）

第七巻目なのに
その「新鮮さ」が全く失われないのが
読み続けられる秘訣ですね

2014/08/03

又次ーーーーーーーーーっ！！！

個人的に〈完〉

笑い、怒り、闘い、走り抜けた又さん。
良い男ってのは、つれないものですよ。byりう

2014/07/26

高田郁の夏天の虹を読みました。
みをつくし料理帖シリーズの７巻目でした。

澪は小松原との結婚をあきらめ、料理人として生きていくことを決め、小松原に伝えます。
事情を知らない小松原の妹の早帆は詫びのために来てくれますが、澪は申し訳ない気持ちになります。

自分で決めたこととは言え、婚礼の列が小松原の家に入っていくところを見て、澪はショックのあまり味覚と嗅覚がなくなってしまいます。
つる家の店主種市は翁屋に掛け合い、期間を決めて又次を貸してもらうことにします。

又次が吉原に帰る日に吉原で事件がおきてしまい、物語が急展開します。

2014/06/28

みをつくし料理帖シリーズ第７弾。今回も…小松原との別れや、匂いがわからなくなる困難に加えてあのラスト…又次さん…！一番悲しかったです…

2014/05/31

とりあえずひたすら又次のターン。切ない。
シリーズものの時代小説は佐伯泰英も同時に読んでるが、
心の揺れ動きが細やかだなーと思う。
うまくいくことばかりじゃないのもいい。

2014/04/21

前巻で澪と小松原との関係に変化があった。
澪は進む道を自分でしっかりと決め、歩む。
匂い、そして味がわからなくなってしまった澪、
それを助けにきた又次の運命は？

2014/03/27

今回は澪のわがままがちょっと気になった。
あまりに周りが優しすぎ～
甘えに甘えまくってるかな・・・^^;
最後の方でつらい思いもするけど、相変わらずみんなに助けられたり甘えたり。
ちょっと残念。

2014/03/23

ここもまた試練の連続。そういう星のもとに生まれたのだから仕方が無いのか。最後の表題作は本当にいろいろありすぎ。又さん…
2014/2/27読了

2014/03/20

料理人をやめるとは思えませんでしたが、実際ここまで後戻り出来ない形で破局を迎えるとは思いもせずでした。しばらくは澪の料理人としての精進の話が次はメインになるのかなと思います。
そして今回はもうひとつ失うものがありました。
途中からずいぶんと輝いているというか、神々しいというか、、、もう読んでてもなんかあぶなっかしい感じがひしひしと伝わってきてしまって、哀しくなりました。次巻以降は澪をふくめ皆にすこし危うさがでそうで心配です。ハッピーエンドがみたいと心から思うシリーズです。